ベッドから立ち上がろうとする際にロボットにもたれると、センサーが利用者の力を把握して、足りない分の力を入れて動作を支援する。斉藤裕之・新規事業推進グループマネジャーは「高齢者の自立的な動作を助けるロボット」と説明している。販売開始は2016年度を予定。利用には付添人が必要だが、将来的にはロボットだけですむようにしたいとしている。価格は100万円以下を見込む。
介護施設や病院でベッドにセンサーを取り付け、入所者の体調や行動を一括して把握するシステムも発表された。同社は介護施設の運営や機器の製造販売なども手がけており、介護関連事業で18年までに現在の約2倍に当たる売上高500億円を目標に掲げている。
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