このイベントは、日本自動車工業会が東京・江東区の特設会場で開くもので、10日夜は車やバイクのメーカー13社のトップらがみずから車やバイクを運転して登場しました。そして、日本自動車工業会の会長を務めるホンダの池史彦会長が「車やバイクに直接触れて楽しさを感じてほしい」とあいさつし、イベントをPRしました。
参加したトヨタ自動車の豊田章男社長は「競争も必要だが、各社が協調してよりよい車を作っていくことが今の時代は大切だ」と述べ、日産自動車の志賀俊之副会長は「日本の客はたいへん品質に厳しい。ここでしっかり戦うことが競争力の源泉になる」と述べていました。
11日から3日間開催されるイベントでは、最新型の車の試乗のほか、自動ブレーキなどの安全装置を入場無料で体験できます。国内の自動車販売は、少子高齢化の影響などで6年後の2020年に現在と比べて20%減少するという予測もあり、メーカー各社ではこうしたイベントを通じて販売のてこ入れを図りたい考えです。
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