この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
広告
posted by fanblog
2010年05月27日
ヴィヴィアン・リー”哀愁”
今日は映画についてお話したいと思います。
子供の頃から両親の影響で映画が大好きで、観劇、寄席(新宿末広亭)にも良く行きました。
映画館に足を運ぶのは勿論ですが、
私が子供の頃は毎日 “映画劇場” と呼ばれる番組を各テレビ局で見ることができ、
その殆どを、見ていました。
当時はハリウッド映画より、ヨーロッパの映画が多く、私はアラン・ドロンの大ファンでした。
“太陽がいっぱい(邦題)” は、衝撃的な映像で私の心を鷲掴みにしました。
まだ、中学生だったので、今考えると何となく大人ぶりたい乙女の気持ちに“ドカン”と来たようです。
ヨーロッパの映画 は、シニカルで考えさせられる映画が多く、
なんとも アンニュイで危険な匂いのする 、 大人の映画 が多かった気がします。
ハリウッドの解り易い映画 も勿論楽しめますが、
あの頃の映画は出ている 男優さん・女優さん達も
光り輝くオーラが、本当に別世界のような空間でした。
今は亡き“淀川長治さん”が『名作映画は、人類にとって最高の総合芸術である』仰っていましたが、映画の輝かしい時代だったのではないでしょうか。
(淀川長治さんの好みが同じか解りませんが・・・)
そんな中、私が 何回見ても泣いてしまう (´;ェ;`) 映画をご紹介します。
ヴィヴィアン・リー主演の“哀愁(邦題 です。
その当時よくテレビ東京で放送されており、何度も見ました。
ヴィヴィアン・リーと言えば、
“風と共に去りぬ” ですが、
私は“哀愁”のヴィヴィアンが大好きでした。
ロバート・テーラー もとても美しく、
白黒の映像と暗い世相の物悲しい雰囲気が、本当に胸に突き刺さりました。
とりわけ、毎回“なんでそこで、助けを求めないの!”と、
映画の中に入ってしまっている自分が心で叫ぶシーンが何度もあり、
やきもきしてしまいます。
(皆さんがそれぞれ観賞して、感じて下さいませ。それぞれの場面だと思いますので)
それ程、 戦争の悲しみと痛手 が切に伝わってくる、映画です。
必見!!
また、近いうちに私の大好きな映画をご紹介いたします。