わたしは普段から怒らないようにしています。
てか、できるだけ喜び、楽しさ以外の感情は平坦であるように心がけています。
なぜなら・・・怒りの感情は精神的にも肉体的にも自らを傷めつけるから。
怒る人が損をする3つの理由を以下に挙げます。
・怒ると自分自身を傷つける
・怒られた相手に嫌われる
・怒っても何も解決しない
です。
ぶっちゃけ怒るだけ損。
カッとすれば血圧が急上昇し、脳や身体の血管を傷つけます。
そして怒ったあとも「なんであのとき怒ったんだろう」とか「あいつが悪い」とか、カッカカッカしたりクヨクヨします。
ゆえに肉体的、精神的に怒るのはよくないんです。
そして、あなたが怒った相手に嫌われます。感謝されることはありません。
そもそも、いきなり怒る人は短絡的かつ説明不足がほとんど。
なぜアナタが怒ったのかさえ相手にはわかりません。伝わっていません。
相手がおぼえているのは、アナタがいきなり怒ったという事実だけ。とうぜん嫌われます。アナタに寄り付かなくなるでしょう。
わたしなら確認もせず怒られたら二度とちかよりません。いない、存在しない者と考えます。
最後に。怒っても何も解決しない。
そのときは解決したようにみえても、相手がなぜ怒られたのか納得していなければ怒った意味がありません。
ズバリ、アナタが怒ったことはまったくの無駄。無意味なのです。
さて、わたしがトラック運転手をしていた頃の話をします。怒ることが損をする具体例です。
食品系の倉庫でスーパーなどに納品する食品の入ったカゴ車を自分のトラックに運んでいたわたし。
その前に店頭から回収してきた荷物の入っていない空の台車を二階に上げるエレベーターの前に置いておきました。
すでに配達する荷物がエレベーターから出てきたため、配達する荷物を積むことを優先と考え、車に積んでいました。
すると他の会社のドライバーがとつぜん怒りました。
「空の台車を二階にあげろよ!」
と。
驚きました。わたしはエレベーターに後で積むつもりで空台車をエレベーター前に置いていたから。
とつぜんのことに「上げておきますよ」とだけ答え、エレベーターがあいてから空台車を二階にあげました。
彼にとって、わたしの置いた空の台車が邪魔だったのかもしれません。またはわたしが二階に上げないと思ったのかもしれません。
ならばいきなり怒る前にすることがあると思いませんか。
そう、わたしへの確認です。あとは、お願いや説明。
「この空台車、二階に上げるんだよね」
「先に空台車を二階にあげてくれる」
「空台車、ここに置くと邪魔だから、こっちに置いてくれるかな」
「二階のビッキング班が台車ほしいそうだから、先にエレベーターに入れて」
ここまで説明や具体例な必要性を説明して、わたしが動かなけば怒っていいんです。
言ってもやらないわけですから。
世の中にはアナタが知っている、わかっていても、他人が知っている、わかっているとは限りません。
まず確認。
相手がわかっていないのなら教えてあげる。
間違っているなら訂正してあげる。
怒るより先にすることがあるのです。
まとめます。
怒っても何も解決しない。自分がそのときだけスっとするだけ。
わたしはこの本を読んで怒ることのデメリットを知りました。
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