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2018年03月06日

撮影車 アウトランダーPHEV(6)エンジン車の排ガス…私のこの時期の天敵

花粉症にとってのディーゼル排ガス




スギ花粉は、一説には花粉単体ではアレルゲンにはならず、排ガスや工場など人間活動によって大気に排出される有害物質と結合して初めてその原因物質になるのだという説を、昔何かで読んだことを覚えています。

それが頭にあるので、この時季は、車の排ガスが気になって仕方ありません。特にディーゼル。
不運なことに、ここ静岡県はディーゼル排ガス規制を遂に導入せずに済ましてしまった県でして、、、当然に対策をとっていない大型車がゴロゴロと圧倒的に多い。周りの県はほとんどが規制したのに反して静岡県だけがしなかった為、未対策の大型車が静岡県内にかなり移籍してきたのも二重に不幸なことでした。

私は、車の電動化と叫ぶなら、まず大型車こそ最優先して欲しい。もしくは天然ガス車に移行すべきだと思うのです。車の中で、地球大気を汚す主因は大型のディーゼル車なのですから。

EVは、導入時の車体価格は高いかもしれませんが、燃料費、他の維持費はライフサイクルで見ればそれ以上に安く、会社経営上もコストダウンにつながる可能性は高い。もっとも、電池の耐久性・航続距離が今の倍ぐらいになればの話なのですが。しかし、それも技術的にはほぼ解決して来ているようですから、もうすぐの話です。
また、大型車はEV化に伴ってオートパイロットにすべきでしょう。たびたび大事故を引き起こして悲惨な犠牲者の後を絶たない現状は、明らかに運転手が人間である限界を示しています。またEVトラックは、ディーゼルと異なり強力なパワーを有するので、人間に運転させるのは他の普通車や歩行者にとってはむしろ恐怖そのものです。

天然ガス車も、排ガスがクリーンで今はパワーもある上に、燃料コストも低く、もっと見直されるべきではないでしょうか。バイオガスなどの再生燃料が使えるといったエコ性にも優れます。

そろそろ、ディーゼル車は規制すべきではないでしょうか。ディーゼル排ガスの恒久的クリーン化には自ずと限界があると思うのです。最新の普通車のクリーンディーゼルであってもイマイチなのです。私にとっては多少良いという程度。花粉症のこの時期は、私の鼻が敏感すぎるのかもしれませんが、鼻も喉もこのクリーンディーゼルでもやはり反応をしてしまうのです。これ即ち、多くの人の体に見えざる同様の影響が、環境ストレスとなって及ぼされていると言うことではないでしょうか。。

まあ私の場合、ガソリン車の排ガスもあまり有り難くないのですがね。せめてディーゼルだけでもね。

静岡県というのは、富士山などのイメージが強くてクリーンな緑の県の印象があるかもしれません。が、環境意識や自然保護の点では他県に比べて意識が低く、また腰が重いというのが長年の印象です。なるべく今のまま変えたくない、という感じですね。
例えば、電気自動車に対する自動車税優遇などもなく、促進策にも見劣り感が否めません。

この県に期待できることは現状では少なそうです。しかし、意識の高い神奈川県や愛知県などに大いに期待したいものです。そして静岡県の役人を啓発していただけたら、などと考えて見たりするこの時期なのです。
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地方カメラマンmasa
伊豆半島の付け根辺りを根拠地にフリーカメラマンとして孤軍奮闘しています。ホテル・旅館への出張撮影が多いため撮影者からの情報発信を志してみました。それ以外にも興味本位なテーマも含めて行きたいです。
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