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2019年05月17日

PENTAX K3-2 & DA16~85 WRレンズ(1)・・・隠れた名機、名レンズに感銘。

PENTAX K3-2 DA16~85 WR 付きを1年間余使ってみて。


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第二の理由は、リアルレゾリューション機能への強い関心でした。

GPS内臓のカメラは他にもありますが、一眼レフでこんなに手の届く価格帯はPENTAXのみであり、しかも、星空のミニ追尾撮影がカメラと三脚のみでできる!という完全オリジナル機能つきなのです。

何を隠そう、はるかな昔、私は天文少年でした。10代の頃には天体望遠鏡も持ってましたし、中学生のころに40mm口径のアクロマート対物レンズを購入して屈折望遠鏡も自作しました。反射望遠鏡の反射鏡の手研磨にも挑戦した天文ファンだったのです。今も、カセグレン望遠鏡を持っています(倉庫に眠ってますが)。

この購入動機が、結果として、私をニコン以外のメーカーに目を向かせる契機となりました、久し振りに。

アストロレーサーやリアルレゾリューション機能については、後々またゆっくりと綴たく思ってるのですが、このページで私が述べたいのは、長期におよび実質的なニコン党だった自分を激しく後悔している、という事なのです。

職業カメラマンの常に漏れず、単にニコン(orキャノン)なら間違いないと信じて(信じ込もうとして)きました。
顧客の手前、ニコンならば無条件に信頼されるという計算もありましたし、
仕事道具としての耐久性(壊れない事)を最重視せざるを得ないという事情もありました。

フィルム時代には、オリンパスやコンタックスなどもサブで併用していたのですが、
デジタル化して以降は、ずっと浮気なしのニコン一筋だったのです。

正直なところ、デジタル化が私のカメラ少年的好奇心を薄めてしまったからでもあるのです。
デジタル画像データは、設定如何でどうにでもなる“巾”というのが広すぎます。メーカーによるレンズの個性とか、フィルムの個性とか言った要素が薄れてしまい、曖昧な、変動的な画像だという認識です。PC後処理でもどうにでもなるのも、そもそも気に食わない。
結果、私の好奇心を冷めさせてしまい、『まあニコンだけでいいや』という気分になってしまった事も大きい。どうせ他社レンズも昔ほど個性を出せないのだからして、、、という訳です。

つまらない事ですよね。本当に寂しい!デジタル化。

しかし、
久し振りにPENTAXを使って思ったのは、 『楽しい!』のです。
撮影が楽しいのです。

撮って来た画像を家で見るのがまた楽しい。

若かりし頃、白黒フィルムを現像し、暗室で印画紙に画像が浮かび上がってきた時の嬉しさを、遠く思い出します。あれに近い愉しさ。

このPENTAXは、カメラマンとしての私を変えつつある。
と言うよりも、本来の写真好きを蘇らせてくれる出会いとなったのです。

以降、少しずつ詳細を語らせていただきます。まずは、ここまでにて。

*お断り:当ブログ掲載の写真・動画・その他の無断使用は、著作権等の都合上厳禁とさせて頂きます。

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伊豆半島の付け根辺りを根拠地にフリーカメラマンとして孤軍奮闘しています。ホテル・旅館への出張撮影が多いため撮影者からの情報発信を志してみました。それ以外にも興味本位なテーマも含めて行きたいです。
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