◇はじめに
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当ブログでは、自作ゲームの公開をしてまいります(すべて無料でプレイできます)
第一弾として、自分の望む死に場所を探し、お墓をたてるRPG(ロールプレイングゲーム)を制作しております。
お墓をたてることが出来る場所は(ゲーム中の)いたる所にあります。内容的には王道系ファンタジーゲームとなっており、そちらに興味のある方はゲームを進めて旅をしていくことで開放される場所にお墓を願うことも出来ますし、純粋に「遺したい」だけであれば、ゲームのスタート地点にもたてることが可能となっており、その目的に応じて自分自身で「ゲームクリア」を選べるスタイルとなっております。
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◇ なぜお墓なのか?
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私(制作者&ブログ管理者)は貧乏な人間です。
葬儀にもお金がかかります。お墓にもお金がかかります。
歳をとり、遺族の負担となりたくないと考えるようになりました。
私は無理にカタチを遺す必要性を特別感じておりません。
葬儀をしなくても、お墓をたてなくても、親族や友人の記憶から消えるわけではありません。
自分のことを想ってくれる人がいるのなら、私はそれで十分です。
自分亡き後の土地は自然に還し、今を生きる人達や他の生き物達に有効に使って欲しい。
私はそういう考え方をしている人間です。
しかしながら、現実的に葬儀やお墓というものは、古き慣例、慣習により、世界共通の「当たり前」のものとなっています。
もし現実の場でこのような発言をしようものなら「頭のおかしいとんだ罰当たり者だ」と非難を浴びることでしょう(ネットだと炎上確定でしょうね・・・)
そこで、元々私の本業であるITを活用すれば、この問題は解決出来るのではないかと思い、ゲームの企画が(私の中で)始まりました。
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◇ 何故メタバースではないのか?
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今後広く世界的に普及する可能性が高いと思われるメタバース(仮想現実)
これはIT技術であり、本来であればITが本業である私はそちらに向かうべき立場の人間だと思います。
しかし、メタバースは広く巨大なプラットフォームです。
市場が開けている場所にビジネス在りです。
仮想通貨を利用したメタバース上のビジネスモデルは今後どんどん確立されていき、コンテンツも充実していくことでしょう。
中にはメタバース上で葬儀やお墓なんてのもアリなんじゃないのか?儲かるんじゃないのか?と考える人が出てきても驚く話ではありません。
そうなれば当然そこに葬祭ビジネスが生まれます(儲かるかどうかは分かりませんが)
結局それでは私の中では同じことなのです。現実と何も変わらない。
お金がモノを言う世界になるのであれば何も変わらない。
葬儀やお墓の立派さを競ってマウントをとりあうことに私は価値を見出せません。
故人を立派に送る。それ自体はとても素晴らしいことだと思います。
故人も盛大に見送られてさぞや誇らしいことでしょう。
しかし、お金がなければそれは出来ない、叶わない、となってしまったらどうでしょうか。
暴論になるかもしれませんが、貧乏=故人を満足に送ること1つできない常識のないバチあたり人間なのでしょうか。
私はそうは思いたくありませんし、そうあってほしくない。
お金がない貧しさと心の貧しさは別です。
私は5千円、1万円位のゲームや服が欲しいと思った時、それはもう熟考に熟考を重ね、別にメルカリで中古でもいいんだけど・・・と検索し、1週間くらい悩んでそれでもどうしても欲しかったら・・・くらい考える身ですが、それがつらいとかミジメだとは思いません。
まあまあこれでもそこそこ人生楽しんでます。
私は「イイ人」ではありません。
人間社会で生きる以上、きれい事抜きにお金は必要であり大切です。
現実を直視した場合、それはきれいごと抜きに当然だと思います。
そうしないと生きていけませんから。
そんなカッコいい話をする気は毛頭ございません。
お金はないよりあったほうがいい。
ただ「生活に困らない程度、ほどほどに」です。
私のゲームはインターネット上で公開するゲームですので、私が死んでも遺産的に遺すことは可能です(引継ぎしてくれる人がいればの話ではありますが)
この先世界からインターネットがなくなる日があるとすれば、それはもう終末の刻でしょう。
その時はお墓も何もあったものではないでしょうから私にはどうにもなりません。ゲームオーバーです。
せまく、誰にも知られないゲーム、たとえそのような狭い世界の話であったとしても、それはそれで別にいいじゃないか?と思う方も世の中にはいらっしゃるかもしれません。
私自身、もしお墓をたてるのであれば、その場所には夢があり、家族と話をする時があります。
「誰にも知られない、静かな山奥の断崖絶壁がいいね」
「もし生まれ変わったらそこに生える雑草になって自分の墓を眺めるなんてのも一興だな」
なんて言いながら笑ってます。
現実ではそんなところに行くお金もなければお墓をたてるお金もない身です。
このゲームのスタートはそこにあります。
プレイしていく中で様々な「場所」にいけるようになります。
このゲームをプレイして下さる方々の「望む景色」があればうれしく思います。
非常に長くなりましたが、当ブログに訪れてくださったすべての方に・・・
「最後までお付き合い下さり心より感謝申し上げます」
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