皆様こんちわ、元気にお菓子をいただいてますか〜?
しかし、すぐにチョコ製品が安くなるのか?
そんなチョコをめぐる貿易のお話!
・TPP:環太平洋パートナーシップ協定(TPP11とも)
・EPA:経済連携協定
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すぐにチョコが安くなるわけじゃない!
まず最初に誤解がないように申し上げると、
『チョコレートがすぐに安くなるわけじゃない!』
ということです。
図1 チョコレート
TPPやEPAのような貿易交渉で、将来的には輸入チョコレート類の関税が撤廃にはなります。
しかし完全撤廃は2029年度からになります。
特にEUとのEPAにより、ヨーロッパ産の高級チョコの輸入が増えることになります。
図2 GODIVAのチョコも!
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無関税の輸入は少量から!
EUとのEPAによる、関税撤廃ではワインが即時関税撤廃となり、各所で安くなっています。
しかし、チョコレートに関しては 一定量の輸入量が関税なし という形になります。
2019年度のEUからのチョコレート原料用の関税なし輸入量は、
『526トン』(EU全体からの年間輸入量約6千トン)
というぐらいです。
この量を超える分は、 29.8%の関税がかかります。(2019年度農水省TPP・EPA資料から)
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チョコが安くなるのは5年後くらいから!
いろいろと、TPPやらEPAでチョコレートが安くなるかと思いましたが、実感するにはまだ時間が掛かります。
だいたい2023年ごろになると、輸入チョコレート関連製品やチョコレート菓子などの値段が下がり始めるでしょう。
しばらくは、チョコはチョコっとずつしか値段が下がらなそうですよ〜!
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