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2020年06月17日

コロナで店を閉めた実録日記?C

『IT化してない個人事業主には無理だよ』
(前回記事)『 コロナで店を閉めた実録日記?B
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前回までに、閉店の告知と常連客へのあいさつを終えました。

閉店になるのであれば、なるべく在庫製品を少しでも売って売り上げの足しにしたいのが人情です。

しかし、コロナ禍で店頭販売そのものが難しい状況です。

そんな中で、ネット販売で在庫処分ができなかったのか考えてみます。
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ネット販売は飽和状態!


ネット販売については、十分に検討しましたがすでにコロナによる物産展中止によるネット販売切り替えが進んでいました。

図1 ネット販売
shopping-cart-2020929_640.png

そのため、ネット販売合戦の中ですべて売り切るめどは立ちません。

1.1 賞味期限の問題

菓子という、賞味期限の短い商品を扱う菓子店ではネット販売には厳しいものがあります。

現在ネット販売される菓子には、たいてい保存料が入っています。

保存料を使っていない、わが店ではネット販売は危険でした。

1.2 ネット販売していない店が急に参加できない

私の店では、ネット販売を行っていませんでした。

図2 ネット販売
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ネット販売のサイトを持っていないため、急に販売しようとしても間に合いません。

さらに、以前ネット販売で大損害を被る寸前であったため、慎重にならざるを得ませんでした。

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ネット転売の標的になる!


以前にネット販売で、大損害を被る寸前になったのはネット転売の標的になったためです。

ニュースなどで、たまに出る菓子の転売をやられそうになりました。

2.1 取引のない相手から大量の注文!

きっかけは、取引のない相手から主力商品の大量注文が入ったことです。

組合から、大量に注文を行いネット転売されている事例が報告されていました。

私の店にも注文が入りましたが、数の多さと発送先の不可解な場所・IPアドレスの住所が一致しないという不審点がありました。
(電子メールでの発注)

調査を進めると、全国各地の店舗菓子を販売しているサイトに突き当たりました。

いずれも、ネット販売をしていないはずの菓子ばかりが揃っていました。

やんわりと、季節菓子なので今製造できないと断りを入れて事なきを得ました。

そのため、ネット販売に慎重にならざるを得ませんでした。

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相乗りできず破棄することに!


ネット販売について、地域の土産物店から相乗り販売の誘いがありました。

しかし、交渉した結果条件がかなり厳しく、
・仕入れ値は販売価格の3割
・相乗り販売では定価で販売
・差額の7割をリベートとして要求

はっきり言って、お話にならない状況でした。

そのため、製品在庫はすべて破棄せざるを得ませんでした。

かなりの処分費用となって、閉店処理費に上乗せとなりました。

ネット販売は、小規模店舗にとってハードルが高い部分がありました。

次回は、閉店に伴う届け出についてご紹介します。
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2020年06月08日

コロナで店を閉めた実録日記?B

『問屋はともかく常連客へのあいさつをどうしよう?』
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(前回記事):『 コロナで店を閉めた実録日記?A。
前回では、店の片づけ作業について記述していきました。

閉店するときは、取引先の問屋や昔からの常連客へのあいさつが必要です。

しかし、コロナ禍による状況によりなかなか難しい!
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問屋へのあいさつは何とか出来た!

店を閉店する場合、いきなり閉店するのは商売の道に反しています。

長年世話になった問屋さんや、取引先に閉店のあいさつをしていきます。

『長いことお世話になりました・・・』


原材料や包装紙など全般を担当してくれた、重要な問屋さんだけには3か月前から閉店する旨を伝えてありました。

1.1 売掛商売にしなかったのが功を奏した。

問屋との付き合いは長かったのですが、開店当初からできるだけ売掛金が発生しないように取引していました。

図1 売掛金
図1 売掛金.png
引用URL: https://biz-owner.net/images/choubo-urikakekin-keijo.png

大物以外は、できるだけ現金取引を心掛けでいました。

皮肉な話ですが、売掛金があったら完全に倒産となっていたでしょう。

問屋も、コロナ禍で各店舗が次々閉店しているとのことであっさり了解してくれました。

問屋さんも、取引が激減して経営が苦しい状況だそうです。

1.2 在庫を引き取ってくれないかな〜?

問屋さんとの話の中で、未使用の包装紙や原料(賞味期限間前)の引き取りをお願いしてみました。

そのままだと、事業量ごみで処理費用が掛かってしまいます。

『うちも現金が無くて引き取れないよ〜!』

結局、問屋さんに引き取ってもらえないことになりました。
(在庫資産が多くなりすぎた・・・)

1.3 キャッシュレスレジにしなくて正解だった!

問屋さんからの情報で判明したのが、
『キャッシュレスレジを入れた店の閉店率が圧倒的に多い』

とのことでした。

以前の記事で、
【消費税増税】頼む!お菓子は現金で購入してくれ〜!
と書いたことがあります。

やはり、キャッシュレス決裁での売掛金入金が遅れたため、黒字倒産となった店も多くなったとのことです。

ちょうど緊急事態宣言前の売上が、一番必要な時期に入金されないキャッシュフロー不足を起こしてしまったとのことです。

うちはキャッシュレスレジの導入を見送ったため被害がなくて済みました。
(現金で買うお客さんがほとんどだった)

コロナに加えて「キャッシュレス決裁」によるダブルパンチが、町のお菓子屋さんを襲っています。
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常連客には口頭と張り紙で!

店に来てくれている常連客に対して、どのように閉店をお知らせするか悩みました。

下手に早い時期から閉店を伝えると、逆に混雑を引き起こします。

店舗のホームページはあるのですが、高齢者も多く見ないことが多いです。

1.1 来店常連客に口頭でお伝え!

結局、緊急事態宣言の中でも散歩がてらにお菓子を買いに来る常連客にターゲットを絞りました。

『今度閉店します〜。長い間お世話になりました〜。』


常連客から、近所の人への口コミで閉店を知らせることにいたしました。

足りない分は、店頭に張り紙で閉店のお知らせを提示します。

1.2 新聞に公告を出すべきか?

閉店を知らせる場合、新聞に公告を提示するという方法もあります。

しかし今回はその手法を行いませんでした。

理由は、
『閉店時に付け込んだ混乱を防止するため』
意外と閉店時を狙って、よからぬ輩が怪しい取引を仕掛けてきます。


『うちで何か引き取りましょうか〜?』


そんなのが結構あり、商品やレシピだけ取られてさらに借金を押し付けられることがあります。

新聞に公告を出さずに閉店することにしましたが、地元紙が閉店当日に記事を出して少し混乱が発生しました。

やはりむやみに新聞にかかわるべきじゃないですね。
(以前、『取材してやるので広告料を出してほしい』という新聞があった(大手新聞社))
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取引先との最後は大切だよ!

閉店に当たり一番必要なのは、
『いかに対人及び取引先との関係終了をこなせるか』
でしょう。

うまく処理を行えば、人間関係を崩さずに閉店を迎えられます。

しかし話がこじれると、混乱の中で逃げるように閉店せざるを得ません。

次回は、在庫製品をネットで売るという選択肢はなかったのか検証してみます。
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2020年06月04日

コロナで店を閉めた実録日記?A。

『本日までに店の片付けが終わり、本格的に無職だな・・・』
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前回記事『 コロナで店を閉めた実録日記です。?@ 』を書きましたが、その後店の片づけやら残務処理のあらかたが片付きました。

その辺も含めて、倒産などで何をするのか書いていきたいと思います・
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店は居抜きで大家さんと合意!


倒産や閉店で一番問題になるのが、大家との交渉です。

前々から、閉店して倒産させると伝えていたのですが、なかなか大家に理解されず交渉に苦労しました。

こうした突然夜逃げ張り出しだけは避けるつもりでした。

図1 突然の倒産発表
kaisya_tousan_fuwatari.png

理由は持続化給付金の話が誤解され、全ての事業者に支給されていると誤解されたことです。

最終的に、何とか家賃が払えない・謝金で夜逃げする前にちゃんと閉店処理をしたいという話し合いができました。
大家さんとの最終合意
今回のコロナ禍の事もあり、大家さんの理解を得られて一応円満に賃貸契約終了をすることができました。

店舗や飲食店・菓子製造業で問題になるのは、いろいろな設備・道具等です。

結局合意事項として、
?@店舗賃貸契約は、営業最終月で終了としその月までの家賃支払をする。
?A残務整理のため、しばらく店に出入りするが家賃請求はしない。
?B道具設備等については、居抜きとして残していってよい。
?C店子側は、道具類について所有権をすべて放棄する。
?D原材料や換金可能な高価品のみ持ち帰る。
?E大家は、家賃収入減となったので公的申請を出すときに賃貸契約情報を使う。
?Fこの契約で、基本的に争わない(45年も契約していたため)

「居抜き物件」:、過去に入っていたお店の内装や厨房設備、空調設備、什器などの設備が残ったままになっている物件
引用wiki


図2 居抜き物件
居抜き物件.jpg

何とか「居抜き物件」で閉店できたのが、最大の成果です。

普通ならすべて撤去とリフォーム代金を請求されたでしょう。
(念のため、業者に機器撤去・リフォーム見積をしたところ4千万円でした)
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ごみ処理・撤去品で大忙し!

実際に閉店作業をすると、ごみ処理と撤去品の分別輸送で大忙しでした。

未使用の原料や、包装紙など問屋に引き取ってももらえればよかったのですが、赤字倒産ではないため引き取ってもらえません。

これが 不渡り・自己破産での倒産だったら、債権者が持っていきます。

ここが自己都合廃業と、赤字倒産の違いです。

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感想(10件)


大家との交渉が最大のネックだよ!

閉店で一番難しいのは、大家との交渉に尽きるといえます。

大家の中には、最後に吹っ掛けられるだけ追加負担を求める人もいます。

私が経営に参加していた店は、45年の歴史があり大家さんも親子3代の付き合いでした。

普段からの人間関係と、事前にちゃんとした説明を尽くしたことが助かりました。

とどめがコロナ禍ということで、しかたがないよねお疲れさまでした!とねぎらいの言葉までいただきました。

大家との交渉さえ何とかなれば、片付けは楽な方です。

できるだけ自分たちで清掃工場持ち込みを実施したため、閉店処理予算を下回る額で処理できました。

次は、問屋や周囲の客へ告知・挨拶周りについてです。
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2020年06月01日

コロナで店を閉めた実録日記です。?@

本日、筆者が経営に参加していた店を閉店しました。
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コロナの影響で、2月ごろから一気に売り上げが急減してました。

何とかやりくりしてきたものの、4月には運転資金がほとんど底をつきました。

持続化給付金の給付を受けることも検討しましたが、審査にて否認され閉店することになりました。

非常にくやしいです。

どうしてこんなことになったのか?その後の処理も含めて、時間があるときに書いていきたいと思います。
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3月繁忙期準備中に・・・


結論から言うと、3月はお菓子屋にとって繁忙期(はんぼうき)であり、いろいろな準備をいたします。

材料を仕入れ、半製品や包装紙・紙箱を用意していました。

コロナで一気に客足が途絶え、多数の予約がすべてキャンセルとなりました。

在庫を抱えたままで、収入のめどがつかなくなったためです。

個人事業主の場合、運転資金にそんなに余裕があるわけではありません。


完全に、にっちもさっちもいかなくなりました。

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持続化給付金を受けられず!

持続化給付金の申請を行いましたが、結果として否認となり給付金の対象にならないことがわかりました。

持続化給付金については前年度赤字でも対象になるのですが、わが店の場合は否認となりました。

3月末から申請相談と、融資相談も同時並行で行いましたが、いずれもダメでした。

理由は、
?@昨年度が赤字経営であった。
?A3年前から売り上げがすでに減少していた。
?B事業主の高齢


このために、持続化給付金について受付段階で否認状態でした。

結果的に、給付金が出るかどうか不明となったため、借金を抱える前に店を閉めることにしました。

明日から、荷物片づけと廃棄物の処理を行います。

事業主は 休業として2〜3年後に再開したいと話していますが、コロナの状況からはっきり言って無理でしょう。

このまま事実上の廃業とするつもりです。
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これからどうしようか・・・

借金を抱えずに閉店できましたが、事実上のコロナ倒産です。

大量の製品在庫を抱えたままとなり、処理費でどれだけかかるかわかりません。

半額セールも効果なし、フードバンクへの寄付も緊急事態宣言で受け付けしてもらえませんでした。

何とか、個人の給付金が入金され一息つけたところです。

これから、会計処理の締め切りや再就職などが待ち構えています。

休業として休眠企業としていくつもりです。

政府や役所の皆様!持続化給付金が支給されず、倒産や休眠する店舗が増えていますよ!

潰れる店は潰してしまえ!が政府や役所の本音何ですか?
『経営がきついなら、倒産させてしまえばいいじゃないですか〜(笑)』

笑いながら、簡単に倒産を進めてきた役所の人間の悪意は一生忘れないでしょう(怒)!

持続化給付金の相談窓口で言われた、ほんとの話です。

これからどうしようか・・・心の平穏を保つために、このブログを書いています。

そうでもしないと、気が狂いそうで心がきついです。

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