千住博展、高野山金剛峰寺に奉納される障壁画を中心とした展覧会。
瀧図と断崖図、それからヴェネツィアビエンナーレで展示された竜神が主な作品。
さらに言えばサイズも大きく演出もあり。
何か思うのが近年日本画にいくらか変化が生じているのかなって、他の展覧会も見てて思うこと。
何かオサレ&サイバー&和な感じ、デジタル時代というか、4K時代というか、演出の時代というか動画の時代というか、そんな作品をよく見かけます。
何か芸術が徐々に動画化している感じがします、演出前提の作品が増えてきたというか、そんな印象。アトラクション的な要素が強い作品が新しい作品には多い感じといいますか、ここでもそれを感じました。
割とおすすめできますね、わかりやすいですし。
その他の作品はまだ作風が確立されていなかった頃なのか、院展などに行くとよく見かける絵という印象で、まじめな絵が多かったです。メインは大型作品なので作品点数は少な目。
そごう美術館なので人は多くありません、作品点数の少なさから所要時間もそれほどでもない感じ。一部はサイズが大きくて展示できずとのこと。
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