モローの時代は19世紀末という、写実から抽象へという時代に、ちょうどその中間的な雰囲気、結果現実と非現実が入り混じる非常に幻想的な雰囲気の絵になっている印象。
さらに絵は複数のバリュエーションがあり、より抽象的なものと対象がはっきり描かれるモノが混在している印象。
解説映像曰わくいろいろな国のモチーフが混ざってるようですが。
テーマは伝説系が多く、多くが男を破滅させる宿命の女が多いそうです。師かぁ私は歴史はともかく神話には弱いので知識不足で解説できない。モロー曰わく女性にはファム・ファタル的要素があるとか。
とくにサロメが多く1コーナー全部サロメ。
モローはさらにルオーの師匠でもあったそうで、いつものルオーの部屋にその事が言及されていました。
混雑はなし。
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