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2023年04月15日
首相って男性でもなれるの? 〜バイアスの与える負の影響〜
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2023年2月28日の投稿を掲載しますので、
興味のある方はリンクをクリックして、各サイトをご覧ください。
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こんにちは。1月に更新しそびれてしまったので、2月は更新!(ギリギリすぎ)
今回はアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)についてです。
私の投稿にしてはかなりキャッチーなタイトルになりました。
と言うのも、知ってる方もいるかと思いますが、
こちらは宝島社が22/1月に、朝日新聞朝刊と日刊ゲンダイに掲載した広告のタイトルを
お借りしたものだからです。
メルケル首相が16年首相を務めたドイツでは、小学生が「首相って男性でもなれるの?」と聞くそうです。
女性の首相の誕生したことのない日本では考えられない質問で、
無意識のうちに形成されるバイアスは、
世界中の人類で共通なのではなく、身を置いている環境により異なること、
また同時に、きっかけがあれば180度変えられるものだということを実感します。
メルケル首相と言えば、政治家では珍しい物理学者であることを知っている方も多いかと思いますが、
女性と理系科目の関係という面では、ジェンダーバイアスの与える負の影響についてのとある実験も
有名です。
数学のテストを用意し、「このテストは男女で出来に差がある」という説明を冒頭にすると、
女性の成績は男性よりもかなり悪くなりますが、「男女差はない」という説明をすると、
男女間で成績の差はほぼないという実験。
Google人事部のBrian Welleによれば、
これはスタンフォード大学のClaude Steeleという研究者が行った実験で、
固定概念で自分を判断されることに対する不安により、テストなどの評価が落ちてしまうそうです。
「女性には〜は無理だ」とか「女性は〜に弱い」といった言葉を聞いたり、
自ら言ってしまったことはありませんか?そういったことがまるで言霊のように、
女性たちに負の影響を与えているかもしれません。
「女性だって何だってできる!」と言うことは、場面によっては無責任な場合もありますが、
パフォーマンスを最大化するためには大切な心持ちだと思います。
そして、こちらは知らなかったのですが、Claude Steeleは、別の実験もやっています。
身体測定としてゴルフをさせると、有利というバイアスのあるアフリカ系アメリカ人の方が
白人よりスコアが良くなる一方、戦略測定としてゴルフをすると、
今度は白人の方がスコアが良くなったのだそうです。
バイアスのプレッシャーによって結果が逆転さえもしてしまうのは、非常に恐ろしくもありますね。
今回は女性に特化しましたが、性別や年齢、人種、その他何らかのカテゴリーに対するバイアスで、
自分や周囲の可能性を狭めることない社会であってほしいと思います。
PR TIMES、【宝島社企業広告】「男でも、首相になれるの?」1/6(木)掲載 〜企業として、
いま、社会に伝えたいメッセージ〜、 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001354.000005069.html 、
2022年1月6日公開。
ログミーbiz、「女性は数学が苦手」という固定観念がテストの点数を下げる!? 思い込みが
パフォーマンスに与える影響、 https://logmi.jp/business/articles/46304 。
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2023年04月09日
女性が改姓するときの理由
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2022年12月31日の投稿を掲載しますので、
興味のある方はリンクをクリックして、各サイトをご覧ください。
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お久しぶりです。2022年の投稿は1月以来、
そして今日は12/31というギリギリの滑り込みになってしまいました…すみません…
今回は、結婚ラッシュの中で私が考えた、女性が改姓するときの「理由」についての投稿です。
(投稿テーマの投票へのご協力ありがとうございました!)
内閣府 男女共同参画局によれば、結婚して姓を変える人は女性が圧倒的に多く、
令和2年時点で婚姻届を出した夫婦の約95%で、女性が改姓をしています。
実際に私がこれまで見てきた周囲での結婚も、男性が改姓したのが1組、
国際結婚で夫婦別姓を選択したのが1組、その他は女性が改姓、と明らかな偏りしか感じません。
結婚ラッシュが起きているとは言っても、直接報告を受けるくらい身近な人はおらず、
LINEなどの名前で苗字が変わったり変わらなかったりするのを見て、
男女のどちら側が改姓したのかを察したり、インスタの投稿で知ったりしていたのですが、
先日初めて友人の一人から結婚することになったという話を聞きました。
私たちは女子校出身なこともあって、普段の飲み会で選択的夫婦別姓について話すこともあったので、
「名字はどちらが変えるの?」と気軽に聞くと、その子(女)だと答えた上で、
「私は自分の苗字にこだわりがないから」と「理由」を付け加えてくれました。
そのときの私は、確かに私やその他の何人かは、
自分の苗字にアイデンティティがあったり、研究成果が改姓によってリセットされることが嫌だったり、
大半の夫婦で女性が改姓することに疑問があったりと、何かしらの「こだわり」があるけれど、
それがないのなら改姓するのかなあ、くらいに、若干のモヤモヤを抱えながら受け止めたと思います。
今もその子が改姓すること自体には、当人間の自由でもありますし、ネガティヴなイメージもありません。
ただ、このエピソードについての投稿をしたいと思ったのは、苗字に「こだわり」がないことは
改姓をする動機にはならないのではないかと、ふとモヤモヤの正体に気づいたタイミングがあったからです。
女性側が改姓に抵抗がなかったとしても、
男性側も同じく抵抗がなければ、男性が改姓する選択肢もあるでしょう。
はたまた、男性側が女性側の姓に変えたいという願望を持っていたならば、
改姓するのは男性側になるはずです。
つまり、法律婚の為に苦渋の決断で姓を譲ったのではないにしても、
「女性が改姓するのが当然だと思っていたから」とか「社会の風潮に押されて」とか
「男性側に改姓してほしいと言われたから」とか、改姓することにした、もっと決定的な理由が
本当は存在しており、そちらこそが肝心なのではないでしょうか。
私は選択的夫婦別姓制度の導入を望む立場ではありますが、
そもそも男女のどちらがしても良いはずの改姓を、95%の夫婦で女性がしているという偏りが
現在進行形でも進んでいるのを日々実感する中で、その要因について、個人的にとても気になるところです。
〈男性側の改姓なんて考えもしなかった〉という人を減らすだけでも、社会は少しずつ変わると思います。
皆さんも、「改姓はどちらがするの?」という質問、親しくない人や目上な人等の誰に対しても
比較的聞きやすいので、是非使ってみてください。
そして来年はもう少し投稿しますので、引き続き宜しくお願いします!良いお年を?
内閣府 男女共同参画局HP、夫婦の姓(名字・氏)に関するデータ、 https://www.gender.go.jp/research/fufusei/index.html 。
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2021年11月14日
政治に関心を持ったきっかけ
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2021年11月7日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。
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先日の衆院選に際してSNSやリアルな現場で活動された皆さん、お疲れ様でした!
私も何か投稿したいなと思いながらも納得できるテーマが見つからず、書いては消し、
ここまで来たら選挙結果が分かってから書こうと思っていたら、変わり映えしない結果に
また手が止まり…
そんな今回は、私が政治に関心を持ったきっかけを紹介します。
私が政治に関心を持ったのは、小学校高学年、第1次安倍政権の頃でした。
2007年5月、農林水産大臣が戦後の閣僚として初めて現職中に自殺、その後も農林水産大臣は
不祥事が続き、次々と交代になりました。
2007年7月、小池百合子さんが女性初の防衛大臣に就任。翌年には、同じく女性で初めて
自民党の総裁選に出馬しました。
2009年2月には、財務大臣が「酩酊会見」を行い辞任、衆議院選で落選し、同年、死因不明で
急死されました。
最初こそ衝撃的で今はもう慣れてしまっているだけかもしれませんが、そもそもこの頃は
首相自体が短期間で交代し、政権交代も起きているので、変化の多い時期だったと言える
かもしれません。
家では19時と21時のニュースがテレビでついていて、これらの出来事が目に飛び込んでくる
環境にいたことは、私が政治に関心を持った主要で唯一かもしれないきっかけで、以降、
中高生になってからは一人でテレビの前にかじりついて、開票速報や国会中継を見るように
なる(関心のピーク)のですが、このような機会に恵まれるケースは残念ながらごく稀だろうな
と思います。
日本若者協議会代表理事の室橋氏によれば、子供の政治関心は、性別、学校段階、成績、
母親の学歴、母親の職業と関連があるそうです。
具体的には、男子であるほど、高校生であるほど、学校の成績が高いほど、母親の学歴が高いほど、
母親が専業主婦であるほど、政治関心を持ちやすいと言います。
また、総務省によると、2016年の参院選の投票へ行ったか、全国の満18~20歳の男女3,000人に
調査したところ、子どもの頃に親が行く投票について行ったことが「ある」と回答した人では、
「投票に行った」は63.0%なのに対し、「ない」と回答した人では 41.8%へと減少しています。
実際に、私が上記の条件の中で当てはまらないのは性別だけですし、今年18歳になった妹も、
私よりは政治的関心が低いですが、今回投票に行っていました。
今回の衆院選では投票を呼びかける活動が複数起こり、これまで政治的な発言はタブーのように
なっていた芸能人にも動きがありました。
投票率は僅かに上がるにとどまりましたが、減少傾向を食い止めただけでも朗報ではありますし、
今後、芸能人、一般人問わず、政治の話をしやすくなったことは重要な変化だと考えます。
先の総務省調査によると、家族/友人と政治の話をすることが「よくある」と回答した人では、
「投票に行った」は、それぞれ76.4%/76.8%。その割合は、話をすることの頻度が低下するに
つれて大きく減少していき、 「ほとんどない」と回答した人では、それぞれ40.6%/44.9%に
なったそうです。
周りにいる人は「類友」なので今投票に行っていない人たちに届くには時間がかかると思いますが、
友達が別の友達と、その友達がまた別の友達と…政治の話をしていくことが、手軽にできる
投票率を上げる為の方策であり、その一歩は踏み出せたのではないでしょうか。
選挙期間問わず、いろいろなテーマを友人等と話せる人が増えてほしいと、インクルージョンの
観点からも思います。
室橋祐貴、「『投票に行こう!』という呼びかけは誰に届いていないのか?」、 https://news.yahoo.co.jp/byline/murohashiyuki/20211101-00265888 、2021年11月1日公開。
総務省、「18歳選挙権に関する意識調査」、 https://www.soumu.go.jp/main_content/000457171.pdf 、
2016年12月9日公開。
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2021年10月22日
「日本人」の定義について思うこと
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2021年10月10日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
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今回は、「日本人」の定義についてです。
私は基本的には、国籍によって◯◯人と考えていると思います。
それに対して、日本のマスメディアや社会での「日本人」は、誰々は「日本人」ではないと言うのに
誰々は「日本人」と捉えるのだな、と常々不思議に思ってきました。
上手くまとまっていないかもしれませんが、そんな私の思うところを紹介したいと思います。
広辞苑によると、日本人は次のような意味だそうです。
?@日本国に国籍を有する人。日本国民。
?A人類学的にはモンゴロイドの一つ。皮膚は黄色、虹彩は黒褐色、毛髪は黒色で直毛。言語は日本語。
これを踏まえると、社会の呼ぶ「日本人」は、?@かつ?Aが当てはまる人に近いのかなと思いました。
例えば、大学でスコットランド出身の教授がいたのですが、来日して約30年、日本で家庭も持ち、
定住しているにもかかわらず、訪日観光客等と変わらないような外国人として見られることを
嘆いていました。
また、その子は、日本人の両親の元に生まれた子供と同じように、日本で生まれ育っているのですが、
見た目が完全にイギリス人なせいか、尚、外国人として見られると言います。
一般的にも、ミックスルーツの日本人が外国人と間違えられたり、差別を受けたりするケースは
聞いたことがあると思います。
日本国籍であると周知されている著名人でさえ、バスケットボールの八村塁選手と八村阿蓮選手や
テニス選手の大坂なおみ選手など、「日本人なのか?」といった人種差別を受けています。
このような人たちを「日本人」とみなさないような差別の根底には、
広辞苑記載の定義の?@だけではなく?Aも満たすべきという考え方があるのではないでしょうか。
一方、私が更に不思議なのは、日本国籍を持つ「日本人」の認定はとても厳しいにもかかわらず、
外国籍を持つ日本ルーツの人たちは抵抗なく「日本人」とみなしがちなことです。
つまり、広辞苑記載の定義?@を満たしていない場合にも、往々にして「日本人」として扱われるのです。
例えば、直近では、ノーベル物理学賞受賞された真鍋淑郎氏を既に米国籍にもかかわらず、
日本人の受賞として大々的に祝福し、報道しました。
また、スケートボード英国代表のスカイ・ブラウン選手(現在は日英の二重国籍)や
フィギュアスケート米国代表の長洲未来選手、マラソンカンボジア代表の猫ひろしさん等も、
「日本人」とまでは言われないまでも、日本ルーツに起因する親近感と仲間意識が持たれています。
勿論、外国籍を取得した途端に日本人ではないからと無関心になるのも冷たすぎる気がします。
しかし、このような「内」と「外」に対する考え方を見ていると、「外」にいる日本ルーツへの親しみと
同じくらい、「内」にいる外国ルーツへの許容力を持ったら良いのにと思ってしまうのです。
皆さんは「日本人」の定義にモヤモヤしたことはありますか?
また、皆さんが考える「日本人」はどのような定義でしょうか。
ハフポスト日本版、「八村塁さんと八村阿蓮さん、インスタグラムでの人種差別の被害を告白
⇒『本当に許せない』と反響広がる」、 https://m.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_60933972e4b0ccb91c39f86f/ 、2021年5月6日公開。
日刊スポーツ、「真鍋淑郎氏、日本人最年長90歳ノーベル賞 温暖化研究パイオニア物理学賞」、
https://www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/202110050001227_m.html?mode=all&utm_source=AMPbutton&utm_medium=referral 、2021年10月6日公開。
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2021年10月18日
Nagiの吸水ショーツを使ってみた
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2021年10月3日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。
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本日はNagiの吸水ショーツについてです。
遅ればせながら、数ヶ月前から吸水型のサニタリーショーツを使い始めました。
ご存知の方が多いと思いますが、吸水ショーツは、ナプキン等を使用しなくても
ショーツ自体が経血を吸収してくれるアイテムです。
生理中の快適さと繰り返し使えるエコな側面が注目されています。
最近はGUや3コインズなどでも販売され始めましたが、ナプキンを買い続けることに比べれば
後々元が取れるとはいえ、初期投資はお高めなので、私の中で知名度と安心感のあったNagiさんで、
スタンダードタイプ(凡そナプキン6枚分の吸水量)を購入してみました。
<良かったところ>
?ナプキンが要らない=荷物が減る
?ズレない、ズレを気にしなくて良い
?漏れない
?お手洗いに頻繁に行けなくても大丈夫
?長期的な生理用品代の削減
↓
2日目の朝から1日、3日目は前日夜から1日で、私は漏れませんでした。
むしろナプキンを使っていたときの方が、ナプキンがズレていてショーツや衣類が汚れることが
あったくらいです。
私はこれ以上チャレンジしなくて良いかなと思っているのですが、1日目から使うことで、
ナプキン+サニタリーショーツを吸水ショーツ1つで完全に代用することも可能だと、
身を持って理解できました。
?洗濯後、乾くのが早い
?汗も吸う(えっ?)
↓
夏場、かなり汗をかくと、お尻や太ももを汗がつたうのが気になったり、汗を吸った下着が冷えて
後から寒かったりすることがあると思います。
そんなとき、恐らく吸水ショーツが汗を吸ってくれているから脚をつたうこともないし、
すぐに乾いて快適なように感じました。
<気になったところ>
?洗濯が面倒
?価格がお高め
↓
Nagiの吸水ショーツ自体はぬるま湯に20分ほど浸した後に洗濯するだけなので、お手入れが簡単です。
ただ、私は普段は週に1、2回しか洗濯機を回さず、かと言って経血を吸水させたショーツを
放置しておくのは気が引けるので、生理中で出来るだけ何もしたくない気分でも、
わざわざ洗濯をする手間を感じました。
↓
他人の感想を見ていると手洗いをしている方がいたので、私も洗濯機を回さない日は
ぬるま湯に浸したついでに手洗いするようにしようと考えています。
乾きが良い生地なので、こまめに洗濯すれば一回の生理期間を2、3枚でこなせて、
初期投資もそれ程かからないと思いました。
?経血量が分かりにくい
↓
吸水部分が黒色なので経血の量や色、形状等があまり分かりません。
どれくらい吸水している状態か分からないので、初めは今にも漏れるのではと不安でした。
↓
先日、吸水面がグレーになっている新商品Nagi signが発売されたので、もう少し早かったら
そちらを買っていたかなと思いました。
あえて「良かったところ」と「気になったところ」という項目にしたように、特にここが良くないと
強く感じる部分はありませんでした。
生理の症状は人それぞれなので、あくまで個人の感想にはなりますが、
生理のある方はテレワーク時など、外出しない日に試してみてはいかがでしょうか。
また、実は気になっているけど価格がハードルになっている人もいるかもしれません。
友人や家族、パートナーへプレゼントするのも良いですね。
多くの人が使うことで商品もより良くなっていくと思います。
生涯で6年9ヵ月以上になるという生理期間ですが、もっともっと快適に過ごせるようにしていきたいです。
Nagi公式オンラインストア、 https://nagi-jp.com/ 。
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2021年10月15日
ピンク 〜好きな色〜
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2021年9月12日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。
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今回は、私の好きな色とピンクについてです。
小学校中学年あたりからでしょうか。
「好きな色がピンクの女子はぶりっ子」というような雰囲気の広がる年頃があって、
女子の好きな色がピンク以外に変わっていった記憶があります。
学研教育総合研究所の調査では、小学生の好きな色・嫌いな色について、
性別と学年で層別してまとめられています。
<女子の好きな色>(学年別、複数回答、%)
(学研教育総合研究所、小学生白書Web版 2013年3月調査「小学生の日常生活に関する調査」、
好きな色・嫌いな色?A、 https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/201303/chapter08/02.html )
グラフの表記が分かりやすかったので最新ではない2013年3月調査の資料なのですが、
上記のグラフでは、学年が上がるにしたがって、ピンクを好きな女子の割合が急激に減り、
反対に、黒と白を好きな女子の割合が増える様子が見て取れます。
ちなみに、サイト内では、高学年の女子にピンクが不人気なのは、ピンクを幼い色と捉えている
からなのかもしれないと分析されています。
好きな色がピンクと言えない頃、私は、オレンジや黄色が好きと言っていました。
柑橘系の色は気分が明るくなるので今も昔も本当に好きではあるのですが、それでも、
その頃買ってもらった携帯電話やお財布は、長く使う物の色は譲れなかったのか、
どちらもピンク色でした。
中学生になってからも、身の回りの小物類を見渡すと、あえて揃えている訳でないのに、
知らず知らずのうちにピンク一色になっていて、慌てて一つ、紫色の物を取り入れることを
繰り返していたように思います。
ふと先日私のデスクを見ると、リュック、筆箱、シャーペン、スマホケース、水筒、扇子が
ピンクでした。(実はリュックの中にある財布、パスケース、ハンカチも)
意識せず気づくとピンクだらけになっているので、ピンク色が好きなのか、
小物の見た目で気に入ったものがたまたまピンクなのかは未だに定かでありません。
また、ピンクが好きなのは、もしかすると、幼い頃からのジェンダーバイアスの刷り込みに
起因しているのかもしれません。
それでも、今私が好きなものだけを買って、それらに囲まれながら生活しているのは事実で、
そんなふうに、誰もが自分の好きなものを気兼ねなく楽しめる社会になるといいなと思います。
皆さんの好きな色はこれまでに変化がありましたか?その要因は何でしたか?
よろしければコメントで教えてください?
学研教育総合研究所、小学生白書Web版 2013年3月調査「小学生の日常生活に関する調査」、
https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/201303/index.html 。
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2021年10月12日
「#駄言辞典」
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2021年8月29日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。
早く絶版になってほしい #駄言辞典 [ 日経xwoman ]
価格: 1,540円
(2021/10/9 20:53時点)
(PR)
今回は、友達から教えてもらって知った「#駄言辞典」についてです。
電車広告もあったようなのでご存知の方も多いのかもしれませんが、
株式会社 日経BPは、2021年6月、書籍『早く絶版になってほしい #駄言辞典』を発行しました。
公式サイトでは、「心を打つ『名言』があるように、心をくじく『駄言』もある。」とし、
「駄言(だげん)」とは「『女はビジネスに向かない』のような思い込みによる発言。
特に性別に基づくものが多い。相手の能力や個性を考えないステレオタイプな発言だが、
言った当人には悪気がないことも多い。」と定義しています。
PR TIMESによれば、本書は、日本経済新聞社と日経BPの共同プロジェクト
「日経ウーマンエンパワーメントプロジェクト」の一環として、
日本社会の多様性を阻むステレオタイプの撲滅を目指し展開中の
「NIKKEI UNSTEREOTYPE ACTION」の一つとして生まれたものだそうです。
「駄言」を生み出すのは、 育ってきた環境や教育等によって植えつけられたステレオタイプだ
という考えから、どんな発言が「駄言」で、発言の何が問題なのか、世の中の常識や価値観が
時代とともにどう変化しているのかを知ることで、 無意識の思い込みをなくし、
『#駄言辞典』が必要なくなり、絶版となる世の中にしたい。 という想いが込められています。
内容ですが、第1章では、書名から想像できるように、実際にあった「駄言」が紹介されています。
ただし、そこまでで終わらず、第2章では、「なぜ『駄言』が生まれるか」というテーマの中で、
分野・世代の異なる6人の著名人に「駄言」に対する考えを何ページにもわたって載せられており、
第3章では、私たちはこれから「駄言」にどう立ち向かえばよいのかを考察していることが、
興味深そうだなと思いました。
「駄言」エピソードについては、公式サイトやツイッターのハッシュタグから、
現在も閲覧・投稿が可能です。
先日書籍の購入をしたので、読み終わったらまた感想を投稿したいと思います!
「#駄言辞典」サイト、 https://adweb.nikkei.co.jp/dagen/ 。
PR TIMES、「女性なのに仕事ができるね」「男なのに育休取るの?」 発売前から大反響!
心をくじく言葉を集めた『#駄言辞典』、1日も早い絶版を目指し発行!、 https://www.google.co.jp/amp/s/prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000053.000041279.html 、
2021年6月10日公開。
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2021年10月09日
氏名は個人のアイデンティティの一部か
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2021年8月22日の投稿を掲載しますので、
参考リンクはないのですが、興味のある方は見ていってください。
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今回は、氏名は個人のアイデンティティの一部かということに関して、私が最近考えたことを紹介します。
先日、私は仕事で他部署の手伝いに行く機会があったのですが、その際用意されていた名札などで、
名前が間違えられていました。(正:恵美佳→誤:千恵美みたいな感じ)
全く難しい名前ではないのに何故か幼い頃から漢字を間違えられていることはよくあったものの、
そもそもの名前が違うことは初めてだったので、そんな間違え方があるのかと、最初は面白く思いました。
でも、実際にその名札を身につけ何度か見るうちに、だんだん何とも悲しい気持ちを抱えるように
なりました。
ここでは私は「恵美佳」ではなく「千恵美」として認識されていて、自分が自分自身として存在していない
ような気持ちでした。(苗字+さんで呼ばれるので、皆さんが名前を見ているかも分からないのですが)
話は変わり、選択的夫婦別姓制度を求める人(改姓を望まない人)の声の一つで、
長年使用してきた姓が変わることで自身のアイデンティティを失うような喪失感に苛まれた経験や事例が
挙げられます。
そして、今回の一件を受けて、私自身、仮に改姓したときにどのような感情になるか予測できない
と感じました。
苗字も名前も癖がなく、取り立てて気に入ってる訳ではない中で、姓を変えること自体には
抵抗がないのではとこれまで考えていました(手続きは面倒)が、長年一緒に生きてきた氏名は
着実に自分の一部になっているのかもしれません。
一方で、今回は名前を間違えられていたから引っかかったものの、改姓は正式に苗字を変えているので、
新しい氏名の並びを見ても何も感じないかもしれないとも思いました。
いずれにしても、1日や1ヶ月という短期間でなく、結婚後ずっと新しい姓で生きていかなければいけない
ことは、自身のアイデンティティの喪失を感じる人にとっては、非常に大きな苦しみだろうなと思いました。
2人の人が結婚するとき、必ずしもどちらかが改姓しても構わない(アイデンティティ以外の理由も含め)と
思っているとは限らず、そんな2人が夫婦同姓制度の為に結婚を断念するのはおかしいと私は考えています。
皆さんは、氏名とアイデンティティについて、改姓について、どのように考えますか?
選択的夫婦別姓制度やその他重たいテーマについては、少しずつゆっくり投稿の準備をしているので、
纏まり次第また投稿したいと思います。
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2021年10月06日
終戦の日
こんにちは。
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今回は、 2021年8月15日の投稿を掲載しますので、参考リンクはないのですが、
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8月15日は終戦の日て?すね。
小学校の宿題で戦時中の話を聞いた私の祖父母も既に80代に。
高校時代にお話を伺った被爆者の方は、当時からご高齢だったけれど、今もご存命だろうか…
戦争を経験したことのない人がほとんどになり、当事者から直接話を聞いたことのない人が
増えていると思います。
それでも、温度差や個別の事柄に対する意見の違いはあれど、皆んなが「戦争は二度としたくない」と
思っている国であってほしいと願ってやみません。
今年も「平和」に正午のサイレンを聞けたことを幸せに思う一方で、世界で今も戦争や内戦の続く
国・地域があることに想いを馳せます。
世界平和の実現する日は来るのか、戦争がなければ平和なのかというのも永遠の問いではありますが、
少なくとも今ある幸せは守り続けなければいけないと強く思います。
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2021年10月02日
「太った?」「痩せた?」という言葉
こんにちは。
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今回は、 2021年8月1日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
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今回は他者の体型に関する発言についてです。
7月21日、モデルで女優のすみれさんが、自身のインスタグラムにて、
SNSでの「太った」等の体型を批判するコメントに苦言を呈し、話題になりました。
最近でこそプラスサイズモデルのように、個々の色々な体型での美しさが主張され始めましたが、
かつては全員が揃って細く長い手足を持ち、誰もの憧れの対象だったモデルさんが、
このようなメッセージを発信することに、良い意味での時代の変化を感じます。
私が特に多くの人に響いてほしいと思ったのは、
「太ったからってそんなネガティブなことじゃないと思う」というところです。
日本では、太る=ネガティブ、痩せる=ポジティブという図式が、共通認識のように
扱われているところがあると思います。
「太った?」と言われると「痩せなきゃ」と焦るけれど、
「痩せた?」と言われるとダイエットをしていないときでも嬉しかったり、
「太った?」と他人に言うのは控えているけれど、「痩せた?」と言うのは褒め言葉だから問題ない
と考えていたりする人が多いのではないでしょうか。
海外では、マナーとして、「痩せた?」という言葉も言いません。
その人が不幸である、何か健康上の問題を抱えているという意味にもなり得るからだそうです。
また、膨よかでグラマーな体型を目指している人にとっては、痩せる=ネガティブとなり、
必ずしも褒め言葉ではないという認識があると聞いたこともあります。
人によって今の体型も理想体型も違って皆んな素敵という考え方がもっと広まっていくのと同時に、
「太った?」という言葉は勿論、「痩せた?」という言葉も聞かなくなっていくと良いなと思います。
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