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2021年09月30日

子供の頃に遊んでいたおもちゃ

おもちゃ.jpg


こんにちは。

Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。

今回は、 2021年7月25日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。




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今回は、私が子供の頃遊んでいたおもちゃについてです。

おもちゃに潜むジェンダーステレオタイプは、ジェンダー関連のトピックとして、
しばしば取り上げられています。

また、LGBT+の方が大人になって、「子供の頃、ミニカーでなくて人形遊びがしたかった」等と
言っているのもよく聞きます。
最近では、自分の子供が”男/女らしい”おもちゃを好まないからという理由で
トランスジェンダーなのではないか思う保護者の方もいるそうです。(シオリーヌさんのYouTubeより)


自分の子供の頃を思い出すと、次のようなものが思い浮かびました。

 ・お絵描き
 ・折り紙
 ・あやとり
 ・おままごと
 ・パズル
 ・アイロンビーズ
 ・ハムハムハウス(シルバニアのハム太郎版)
 ・ハムハムパソコン(ゲームとメール交換ができる)
 ・ラブ&ベリーのカードゲーム
 ・ボードゲーム:オセロ、ダイヤモンドゲーム、バックギャモンなど
 ・囲碁、将棋
 ・トランプ:ブラックジャック、ポーカー含む
 ・花札 …

所謂”女子らしい”遊びが多いようには思いますが、一方で、変わった遊びもしていて、
「子供らしくない」と祖母に小言を言われたり、一緒に遊べる友達が少なかったりした記憶もあるので、
ジェンダーや年齢の枠に囚われず、いろいろなものをやらせてくれていたのかもしれません。
(にしても、きっかけが謎めいていますが)

微かな記憶で、ラブ&ベリーと同時期に流行っていたムシキングのゲームもどんなものかと一度だけやって、
こっちの方が楽しいとラブ&ベリーを続けた気もします。


幼なければ幼いほどステレオタイプな考え方がない状態のはずで、そこに周囲や社会からの影響を受け、
現在の私たちができています。

個人的には、おままごとで遊ぶことが”家事は女性がするもの”というステレオタイプに直結するとは思わず、
周囲や映像、本などでの家族像から受けた影響の方が大きいのではないかと考えます。
しかし、おもちゃに潜むジェンダーステレオタイプについて多くの人が意識することが大切なのは
間違いなく、また、「男の子/女の子だから」という理由で安直に何かを与えたり、
興味を示していないのに無理に遊ばせたりするようなことは、社会からなくしていかなければなりません。

おもちゃのバリエーション自体は既に豊かな印象があるので、そこからいかにジェンダーニュートラルに
選択できるようにしていくかが肝になってくるのではないでしょうか。

【性教育YouTuber】シオリーヌ、
「【女装パフォーマー】ブルボンヌさんとジェンダーについて語ってみた」

https://youtu.be/k16ugDI_vt0 、2021年7月4日公開。






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2021年09月28日

料理することの及第点

料理.jpg


こんにちは。

Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。

今回は、 2021年7月18日の投稿を掲載しますので、参考リンクはないのですが、
興味のある方は見ていってください。




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今回は、料理をすることの及第点についてです。

1年前、「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」という発言が話題になりましたが、
それ以外でも、かなり手間をかけないと、料理を評価されることは少ないのではないかと私は感じています。


自炊をする男性たちのお決まりの謙遜に、「所詮男飯だから」というものがあります。
遭遇したことはありませんが、同じ理由で他者から見下されることがあるのかもしれません。

定義は曖昧ですが、「男飯」とは、調理がそれほど難しくなく、短時間で大量に作るような豪快な料理
といったところでしょうか。
チャーハンや丼等に代表され、メイン一品をイメージします。


今回は余談ですが、この「男飯」という名称には、”男性は面倒な調理はしない”とか”男性は豪快だ”
というステレオタイプが隠れているのかもしれません。

そして、「手間暇かけてしてこそ料理」、「食事は何品もないとダメ」という考えが根本にあるように思います。
コンビニ飯や冷凍食品、カップ麺などで済ませる人たちもいる中、確実に料理をしているのにもかかわらず、
です。


私自身、一人暮らしをしていて自炊生活ですが、正直、「男飯」のような食事のことが多いです。

メインの簡単なおかずと白米、余裕があれば汁物が並びます。
一回の食事を凝った料理で充実させるよりも、簡単なものを一度に大量に作って作り置きしたいですし、
まだ食洗機を導入していないので、何品も用意したら皿洗いが面倒です。笑

この食事が理想だとは思っていませんが、料理をしていることに間違いはないのに、
〈ああ、そんな料理か〉と及第点さえもらえないようなら、厳しい社会だなあと思います。


料理に限らずですが、手作りは既製品を買ってくるよりも目に見えて大変で、愛情が分かりやすいです。
私も、特別な日以外は外食に行くことなく、毎日栄養満点の食事を用意してくれていた母に、
感謝しています。

しかし同時に、大切なのは、手作りかどうかとか手間暇かけた量だけではないと思います。
日中一生懸命働いて仕事帰りに惣菜を買った親からも、家族の栄養バランスを気遣う愛が感じられますし、
作り置きの食材を温めて食卓に出したり簡単なメニューが並ぶ日が続いたりしても、時間が少ないなりに
最大限注ぎ込んだ「料理」ではないでしょうか。


最近では、管理栄養士監修の宅配弁当のサービスも広がり始めました。
家庭と仕事との両立にあくせくしているとき、いや、ただ家事に疲れたときでも、
適度に手を抜くことに寛大な世の中であってほしいと切に思います。

私たちは何かを食べないと生きていけないので、食べる物が用意されているだけでありがとうと、
用意した自分にお疲れ様と言いたいです。






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2021年09月25日

相手の性別は意識するべきか

相手の性別.jpg


こんにちは。

Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。

今回は、 2021年7月12日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。




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今回は、相手の性別を意識するべきかの話についてです。

良し悪しは別として、私は普段、相手の性別を意識していないことが多いです。
それに関連して、私の思うことをシェアします。


性別を気にしていないことを伝えるのは難しいですが、
私はグループで遊ぶときに男女の人数比を調整したりしないですし、異性とサシだから
デートとも限らないと思っています。
信頼できる関係値があれば、男友達の家に一人で泊まりに行くこともできますし、
紅一点の複数人で一部屋に宿泊したこともあります。(勿論何も起きません 笑)
男友達とも女友達ともジェンダーの話をしますし、男性の上司/先輩/同期に生理痛を訴えたりもします。


私にとってはその人の性格や人間性の方が大事で、性別問わずそこが合えば、
「気の合う人」「仲の良い人」「信頼できる人」になっていきます。
それは、男性であれば男友達、女性であれば女友達と層別できるのでしょうが、その分類は
どちらでも良いものであると言えるかもしれません。

センシティブな話をやや乱暴に扱うことになってしまうかもしれませんが、
仮に私の女(男)友達がトランスジェンダーだとカミングアウトしてくれた場合、
その人は定義上、男(女)友達に変わりますが、私にとっては何も変わらないと思います。


男性との接し方について、「警戒心がない」「危険だ」と思われる方もいると思います。
実際に、芸能人の未成年淫行疑惑等で未成年女性の行動への批判を見ると、
〈私も襲われる可能性があるんだなあ〉と考えることもあります。
(芸能人のケースはそもそも親しい間柄でなく信頼関係がなさそうなので、ちょっと違う気もしますが)

だからこそ、女性が周囲の性別を意識するのは、ある種仕方ないとも思います。
ところが、博報堂生活総合研究所「生活定点」調査によると、「友達なら男も女もないと思う」と答えた人は、
1994〜2020年まで、一貫して男性の方が少ない結果となっていました。

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私の周りでも、”男女の友情はない”と言い切る人は男性の方が多い印象があります。
私が女性なので、トップレベルで仲の良いと思っていた男友達から最終的に告白されてお応えできず
疎遠になったり、女友達とゴタゴタのあった男友達から「今は女の子とは遊びたくないんだ」と
誘いを断られた悲しい思い出もあります。

男性心理は分からないので理由の深掘りができないのですが、それでも、私は相手の性別をそこまで
意識する必要はあるのか、改めて疑問に思います。


例えば、“男性なのに少食”とか”女性だからヒステリック”とか、男女二元論やジェンダーステレオタイプを
感じる発言は、その人の性別を意識していることにも起因していると考えられます。
「少食」や「ヒステリック」というレッテルがその人に対して正しかったとしても、
<少食/ヒステリックな人だな>と思えばいいだけなのに、性別で括る必要はあるのでしょうか。

これは男・女に限らずLGBTQ+でも、ジェンダーを尊重することはあっても、常に意識して
接しなくていいのではないか、と。
結局は目の前の人を「一人の人」として見ていくことが大切なのではないか、と思います。


最後に、「生活定点」調査で、どの性別/年代/地域の回答も、2014年に
「友達なら男も女もないと思う」という人が大きく減少しているのですが、
何か影響を与える出来事があったのでしょうか。
男女の友情についてのご意見も気軽にコメントください?
.
博報堂生活総合研究所「生活定点」調査、「11. 恋愛・結婚 友達なら男も女もないと思う」 https://seikatsusoken.jp/teiten/answer/765.html






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2021年09月22日

「デートは男性が支払うべき」と思っている人へ

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こんにちは。

Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。

今回は、 2021年7月4日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。




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今回はデートのお会計問題についてです。

「男性が奢るべき」という価値観の人は、今は少なく、一昔前の話というイメージが個人的にはあった
のですが、状況はちょっと違うのかもしれないと思う調査結果を見つけたので紹介します。


博報堂生活総合研究所「生活定点」調査によると、2020年、「デートの時の勘定は男が払うべきだと思う」
と答えた人の割合は24.0%でした。4人に1人未満と考えると、やはり少数派ですね。
ところが、折れ線グラフで推移を見てみると、初回調査の1994年時点で27.8%。
多少減少傾向とはいえ、時代とともに減ってきたというよりもほぼ横ばいと言えると思います。

総合すると、少なくとも30年近く前には「男性が奢るべき」と考える人は既に少数派だったのです。
にもかかわらず、デートのお会計問題は未だにしばしば議論の対象になっていて、
このメジャーでない価値観に悩まされていると思うと、少数派の意見を簡単に軽視しがちな日本で
興味深い現象だと思いました。

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1994〜2020年まで、回答者全体で20〜30%という割合ですが、性別で見ると男女差が顕著にありました。
「デートの時の勘定は男が払うべきだと思う」という女性は10〜20%で推移しているのに対し、
男性は30〜40%と、男性の方が多くなっています。
また、女性は年代別のバラつきが比較的小さいですが、男性は比較的大きくなっていました。

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このことから、「男性が奢るべき」という価値観が根強く残っているのは、男性(特に30〜60代)と
読み取れます。
男性に負担のかかる「奢り文化」を男性の方が重要視しているというのは、私にとっては意外な結果でした。


「男性が奢るべき」と思う男性がどのような理由でどの程度そう思っているのかは分かりませんが、
個々人が進んで快く奢っている分には全く問題ないと思います。
ただ、「男だから」という性別を理由に、デート代を支払う「べき」という半ば義務を課すような考え方は、
自分や周りに生きづらさを与えてしまっているかもしれません。

この調査結果を見て、1994年からずっと、6人中5人の女性は「男性が奢るべき」とは思っていなかったと
気づくことで、「男らしさ」から一部解放されるきっかけになればいいなと思いました。


博報堂生活総合研究所「生活定点」調査、「11. 恋愛・結婚 デートの時の勘定は男が払うべきだと思う」 https://seikatsusoken.jp/teiten/answer/772.html


余談ですが、博報堂生活総研の「生活定点」調査は、約1,400項目にも渡り、
データや情報を表示/複製/掲載/印刷など自由に利用することができるので、とても良いと思いました。
他のトピックも少しずつ見て、取り上げられるものがあれば紹介していこうと思います!






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2021年09月18日

メンズスカートはあり?

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こんにちは。

Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。

今回は、 2021年6月27日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
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今回はメンズスカートについてです。


先日たまたま、スザンヌみさきさんのVoicy放送を幾つか聞いたのですが、
その中で、「女性がボーイッシュな服装をすることは気持ち悪いとは言われないのに、
男性がガーリーな服装をするとキモいと言われるのは男性差別ではないか」という
お話がありました。
確かに、ボーイッシュな女性はファッションとして成立しているけれど、
もしスカートを履いている“男性“がいたら、トランスジェンダーやXジェンダーの人
として受け止めるような気がします。

男性が、ネタとしての女装でなくスカートを履くことはないのかと調べてみると、
「メンズスカート」という言葉を知りました。


FASHIONSNAP.COMによると、2017年、「メンズスカート」という言葉が、
少なくとも数週間にわたってメディアをにぎわせていたようです。
「メンズスカート」は、男性が主義主張をする為の社会的ツールとして度々用いられています。

2017年6月下旬、 イギリスの男子生徒が、猛暑日にショートパンツの着用が校則で
認められていないことに抗議する為、スカートを履いて登校。
同時期にフランスでも、バス運転手が同様の理由で、同じくスカートを履いて雇用主に訴えました。

また、2020年10月にも、カナダの男子生徒が、女子生徒への性差別的な制服規定に抗議する為、
スカートを履いて登校しています。

これらの社会的なメッセージ性を持つ、スカート着用とは別に、2017年、ニューヨークを拠点とする
ブランド「トム・ブラウン(THOM BROWN)」は、2018年春夏コレクションのショーで、
「なぜ男性は女性の服を着てはいけないのか?」と、ファッションのステレオタイプに疑問を
投げかけました。
ショーでは、男性モデルの大半が様々なシルエットのスカートとハイヒールを履き、
ランウェイに登場したそうです。(FASHIONSNAP.COMの関連記事から閲覧することができます。)


女性が“男らしい“服を着ることができ、男性は“女性らしい“服を着られないというのは、
ファッションの幅が男女不平等であると言えると思いますが、私は身の回りにスカートを
履きたがっている男性を見たことがありません。

上記のファッションショーも4年も前の話で、メンズスカートの需要はあるのだろうかと
正直思った私は、TwitterとInstagramで「メンズスカート」と検索してみました。
すると、そこには、数は少ないかもしれませんが、最近まで、メンズスカートを欲していたり
気に入っていたり、広めたいと言っていたりする人たちがいたのです。


選択的夫婦別姓等について、自分の周囲に別姓を望む人はいないから必要ないと言う人を
見ることがありますが、今回は私自身が、身の回りで聞かない声に気づく機会となりました。
私は、その主張をする人が仮に少数だったとしても、他の人の生活に支障がないのであれば、
積極的に選択肢を増やしていくべきだと考えています。
微力ではありますが、この投稿でメンズスカートへの理解が広がったら嬉しいです。

メンズスカートについて、もっと詳しい方がいらっしゃったら、是非コメントで色々と教えてください?


スザンヌみさき@日本で一番 男→女にさせてる人、
「女性は差別されてる?男から女に性別を変えた私が感じるポイント」

https://voicy.jp/channel/1925/163296 、2021年6月7日公開。
FASHIONSNAP.COM、「メンズスカートはファッションとして浸透するか?」
https://www.fashionsnap.com/article/2017-07-06/mens-skirt/ 、2017年7月6日公開。
ハフポスト日本版、「男子生徒がスカートで登校。何が起こった?制服への抗議運動が、
カナダの高校生の間で広がる」
https://www.google.co.jp/amp/s/m.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_5f83a20fc5b6e5c32000327f/
2020年10月12日公開。






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2021年09月11日

ランドセルの色 2021

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こんにちは。

Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。

今回は、 2021年6月20日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。




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今回はランドセルの色について、喜ばしい記事を見つけたので紹介します。

かつてはランドセルといえば、男子が黒、女子が赤というのが一般的でした。
朝日新聞デジタルによれば、それは戦後から1990年代まで続き、その後、多色化の先駆けとなったのは、
イオンだそうです。

ランドセル工業会が2021年4月に小学1年生に進学した子どもの親、計1500人に、
購入したランドセルの色などを尋ねる調査では、女子の購入したランドセルの色は、
「紫/薄紫(スミレ、ラベンダー等)」が21.5%で1位となりました。
2019年、2020年の調査で1位だった「赤(レッド)」は21.1%で僅差の2位、2018年調査で1位になる等
これまで赤と首位を競ってきた「桃(ピンク、ローズ)」は19.3%で3位でした。

男子の購入したランドセルの色は、「黒(ブラック)」が1位(61.2%)で、「紺(ネイビー)」(16.9%)、
「青(ブルー)」(10.6%)と続きました。黒の割合は2018年以降で最も少なくなっています。


2001年、紫や青、茶色など、24色のランドセルの販売を始めたイオンは、今ではラズベリーピンク、
ミントなど、最大330種類のランドセルを取り扱っています。
そのカラフルさを体現し、HPでは、ミルキーホワイトやラベンダーのランドセルを背負った女の子と
紺のランドセルを背負った男の子が載っていました。

また、ランドセルなどの革製品を製造する土屋鞄製造所のLINE UPサイトには、
濃い赤のランドセルを背負った男の子と黒のランドセルを背負った女の子が並んでいます。
「誰でも、どの色でも、自分の好きな色を」をコンセプトに、来春入学する児童を対象にした
新シリーズだそう。
以前から、カタログやウェブサイトで性別を区分した案内はしていなかったとのことですが、
今回はさらに子どもの意思を尊重し、後押しできるようなシリーズとしたと言い、イオンは勿論、
1965年創業の老舗が、そのようなステレオタイプに縛られない取り組みをしていることを素敵に思いました。


ランドセル工業会の調査に戻ると、購入した商品の決定理由(複数回答)は、「子どもの好きな色だった」が
49.7%で1位となっていました。
2003年に小学校に入学した私は、祖母から牛革の高級ランドセルをプレゼントされ、
他の選択肢を知ることなく赤いランドセルを背負っていました。
周りを見ると、女子ではピンクはある程度、水色も何人かいましたが、男子は皆んな黒色だった気がします。

〈他の人が何色だから〉とか、〈親や店員さんが薦めるから〉といった理由でなく、本人の意思を尊重して
ランドセルの色を決める傾向になってきているのは喜ばしいことだと感じました。
小学生同士もお互いの好みを否定せず、それぞれのランドセルの色を認め合えていたら尚良いなと思います。




↑是非見に行ってね(PR)

朝日新聞デジタル、「アナ雪効果? ランドセル女児1位にあの色 業界も衝撃 」 https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASP6866K7P62ULEI003.html
2021年6月11日公開。
ランドセル工業会、「ランドセル購入に関する調査 2021年」 http://www.randoseru.gr.jp/graph/
2021年4月9日公開。
イオン公式HP、「イオン新入学2022 イオンのランドセル一覧」 https://www.aeonretail.jp/kidsschool/product/
土屋鞄製造所HP、「LINE UP 2022」 https://tsuchiya-randoseru.jp






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2021年09月09日

レディースメニューに対するモヤモヤ

レディースメニュー.jpg


こんにちは。

Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。

今回は、 2021年6月13日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。




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今回はレディースメニューに対するモヤモヤについてです。
飲食店によって、レディース麺・レディース丼・レディース定食・レディースセット等と
呼ばれているものですね。

これらのレディースメニューは、女性限定で提供されている場合と男性も注文可能な場合とが
ありますが、それぞれに対して私の思うことを紹介します。


?@女性限定のもの

きっちんぷらす+によると、女性限定のデザートサービスやレディースランチ等の、
女性限定のサービス・メニューには集客効果があるそうです。

しかし、個人的にはその主張には疑問があります。
デザートやランチの質が良くて本当に女性客を集めているのなら、女性限定にしない方が
男女問わず集客できるのではないか。
女性限定にしていることで集客効果も狭めてしまっているのではないか、と思われます。

また、そのメニューのターゲットが完全に女性で男性客には響かないと考えているのなら、
別の2つのことを感じます。
1つは、それならば何故男性集客の為のサービスやメニューは用意しないのかということです。
そして、もう1つは、“女性らしい“、“女性が好きそうな“メニューを好む男性もいるという視点が抜けている、
もしくは無視されていることです。

2016年、男性のみ入店禁止のイタリアンが議論になったそうですが、社会には、
女性側も大したメリットのない“女性優遇“が存在していて、余計な男女分断を生んでいると感じることが
あります。
必要な今はなき選択肢を求めつつ、おかしな制度は不要だときちんと伝えていくことが大切だと
考えています。


?A男性も注文可能なもの

女性限定でないのに「レディース」と名打っているものについては、何故その言葉を名前に入れたいのか
疑問です。
そして、?@-2と同じく、こちらも“女性らしい“、“女性が好きそうな“メニューを好む男性もいるという視点が
抜けている、もしくは無視されていると感じます。

例えば、「レディース麺」や「レディース丼」は往々にして量がやや少なめなだけですが、
女性が少食で男性は沢山食べるというのは、ジェンダーステレオタイプだと思います。

実際に、私はラーメンは大盛り、インドカレー屋さんではナンを2枚食べる一方、
彼氏はかつやのカツ丼(梅)を食べるのすら苦しいほどの少食。
このように、食べる量は性差でなく個人差の問題です。
しかし、もし少量のメニューが「レディース◯◯」と名付けられていたら、少食の男性が頼みづらくなって
しまいます。

また、私自身、これまでの人生で「女の子なのによく食べるね」と男性から言われたことが何度もありますが、
レディースメニューの用意されている飲食店で女性が通常サイズや大サイズのものを注文することで、
〈私は“普通の“女子よりも沢山食べるんだ…〉とネガティブな感情を持ちかねないと感じます。


サービス内容やメニューの名称は各飲食店が経営方針に基づいて決めることで、
「差別」と言うのは言い過ぎでしょう。
それでも、サービスの対象とされ、ある意味優遇されているはずの性別なのにもかかわらず、
何だかモヤモヤするなあと思いながらレディースメニューの看板を出している店を素通りする、
大食い女子の心情を紹介させていただきました。

皆さんはレディースメニューについて、どのように感じていますか?

きっちんぷらす+、「マンガ&解説『繁盛店への道』正しい選択はどっちだ! Vol.29
女性限定メニューやサービスの効果は?」
https://kitchenplus.jp/road_success/volume29.html
2011年12月1日公開。






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2021年09月05日

フェミニズムと「フェミニスト」

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こんにちは。

Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。

今回は、 2021年6月6日の投稿を掲載します。
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この度、ユーザーIDとアイコン、プロフィールを一部変更しました。
それに関連し、私の採用しているフェミニズムと日本でメジャー(?)な「フェミニスト」について、
考えていることを投稿したいと思います。


まず、私はフェミニズムとは、「性別に縛られずに誰もが自由に生きられる社会」を目指すものだと
考えています。
現状、例えば日本では結婚した男女のうち、女性が改姓するケースが96%(2015年厚労省調査)のように、
女性の方が不自由度が大きいという個人的な心情はありますが、男性の抱える不自由さに無関心な訳では
ありません。

エマ・ワトソンさんの2014年に国連で行ったスピーチは有名ですが、「親としての役割を軽んじられる父親」、
「精神病に苦しんでいても、『男らしくない』と見られることを恐れて助けを求めることができない若い男性」
に言及し、ジェンダー平等は、ステレオタイプに縛られる男性をも自由にするものだと、
だからフェミニズムに一緒に取り組んでほしいと訴えました。

このように、フェミニズムは女性の為だけでなく男性の為のものでもあり、もっと明言するならば、
LGBTQ+を含めたオールジェンダーの為のものだと考えています。


ところが、日本で発信力のある「フェミニスト」の日々の発信を見ていくと、そこに個人差のあるのが
正直なところです。
今はなき新たな選択肢を強く主張するあまり、その他の選択肢(専業主婦、レースやピンクのような
可愛らしい物など)に対して批判的/排他的な傾向があると思います。

そして、男性の不自由さや悩みに対し、往々にして無関心で非協力的です。
中には、“「フェミニズムは男女のもの」と主張するフェミニストは結局は男性にわきまえていて、
その中途半端なスタンスは女性差別解消の妨げだ“というようなツイートを見たこともあります。


そういった強気な姿勢によってしきたりを打破し、獲得してきた自由もあるでしょう。
その姿勢だからこそ注目が集まることもあると思います。
一方で、私のイメージするのは、「オールジェンダーに支持される解決案をもって多くの人にリーチし、
数の力で社会を変えていく」というものです。

例えば、「女性のパンプス着用は足が痛い」という女性の問題があるところに、「男性の革靴も足が痛い」や
「トランスジェンダー、Xジェンダーだから男女二元論的なフォーマル靴の指定は苦痛だ」という不自由さを
巻き込んで、ジェンダー問わず服装規定を変更することを求める。
打算的だと受け取られたくはないですが、“男性の問題は男性で社会運動を起こして解決して“という
スタンスは損だと思うのです。


それから、私はこのアカウントで、自分の日々感じた違和感と偶然知った新しい選択肢(とたまに時事問題)を
取り上げていますが、それらは別の考えを持つ自由を奪うものではありません。
「らしさ」の押し付けは反対でも本人が好んで「◯◯らしく」振る舞うのは個人の自由ですし、
自身の配偶者を「主人/奥さん」と呼んだり失言する政治家を支持したり、大学の入学式で黒のスーツを着るのも
自由です。

ただ、その選択をする前にその他の選択肢があること/その他の選択肢を作ろうとしている人がいることを
知ってもらいたい。
意図せず差別的とも捉えられる発言をしている人にこういう見方もあるんだと気づいてもらいたい。

この程度の主張では生ぬるいと言う人もいるでしょうが、私はこういったスタンスで発信をしています。


エマ・ワトソンさんは次のような言葉も残しています。

「フェミニズムは“女性の方が男性より優れている”という話ではない」
「ジェンダー平等を支持するなら、残念だけれど、あなたもフェミニストだ」

日本で発信力のある一部の「フェミニスト」の負の側面により、“フェミニズムは女尊男卑だ“という
イメージの人が少なくなく、差別主義者ではないのに、“自分はフェミニストでない“とか
“アンチフェミだ“などと堂々と言う人がいるのは悲しい現状だと感じています。


そして、それを承知の上でこれまでユーザーIDに入れていたfemiという文字を、一度消そうと思います。
多様な選択肢をより多くの人に届けるという目的に対し、私がフェミニストであるか否かは重要でなく、
また、多くの人(?)がイメージする「フェミニスト」であると思われることで拒否感を与え、
むしろリーチが狭めている可能性があると考えました。

代わりに付けたzはz世代を示すものです。
これは“フェミニストはおばさん“(汚い表現は言い換えています)というツイートをときどき見ますが、
個人の体感として、z世代が社会に問題提起しているアカウントも多いと思っているからです。

アイコンも親しみやすい一般的なものに変更します。
顔出しはしないのですが、それなりに本人に忠実です 笑


フェミニストに色々な人がいるように、私のこのような考え方と判断があらゆる方にご理解いただける
ということはないと思いますが、今後とも投稿を楽しんでいただけると幸いです。
また、上記の通り、オールジェンダーの不自由さに関心がありますので、男性の方も、
投稿してほしい違和感があれば、ご気軽にDMやコメントをお願いいたします。






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2021年09月03日

新たな選択肢 〜トランプ〜

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こんにちは。

Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。

更新が空いてしまい、すみません。。。

今回は、 2021年5月30日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
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今回は新しいトランプの話から、関連して、新たな選択肢を作ることに対する私の考えをお話しします。


先日、「誰もが楽しめる『ジェンダーフリーのトランプ』が誕生!」という記事を、友人がシェアして
くれました。

内容は、オランダ在住のデザイナーであるIndy Melikさんが、ジェンダー平等かつ人種平等
(原文: gender and race-neutral)の新しいトランプ「GSB Playing Cards」を製作したというものです。

世界が変化し多くのことが違った角度から見直されている中で、何故トランプはまだ伝統的な物が
使われているのだろうと昨夏ふと疑問に思ったというIndy Melikさん。
「従来のトランプは、キング(男)がクイーン(女)の上に立つというステレオタイプなジェンダーロールが
描かれていて、そして、絵柄のキング・クイーン・ジャックは大抵白人だ。」と言い、
スポーツのメダルで馴染みのあるゴールド、シルバー、ブロンズで代替しました。


この投稿をご覧になっている方の中にも、トランプが時代に合っていないと言うなんて、さすがに
過敏だと感じる方もいるでしょうか。

Indy Melikさんは、新しいトランプの販売に当たって賛否両論あったことに対し、「私のカードは従来の
トランプを代替するものではなく、あくまでも新たな選択肢として作ったものだ。」と述べています。
つまり、伝統的なトランプではカードゲームを楽しめない人に対する選択肢として
多くの国や店で販売されることは望むけれど、「GSB Playing Cards」を批判する人も含めた全ての人たちに
伝統的なトランプを捨てさせ、新しいトランプを使わせたい訳ではないのです。


少し話は逸れますが、2013年、同性婚に賛成票を投じた、ニュージーランドのモーリス・ウィリアムソン
議員の有名なスピーチがありますね。
「明日も世界はいつものように回り続けます。だから、大騒ぎするのはやめましょう。この法案は
関係がある人には素晴らしいものですが、関係ない人にはただ、今までどおりの人生が続くだけです。」

そうです。「GSB Playing Cards」だけでなく、同性婚も夫婦別姓も配偶者の呼び方も#KuToo も、
伝統的な従来からの制度に不便や不満のない人には関係なく、今まで通りの生活が続きます。
異性のパートナーと結婚し、夫婦で共通の苗字となり、自分の配偶者を主人/旦那/奥さん等と呼び
(他者の配偶者を呼ぶときはその人の考え方に想いを馳せてもらいたいですが) 、
パンプスを履いて働くことは、その逆と等しく自由なのです。

こういった、今はない新たな選択肢をただ作るだけの“改革“については、ジェンダー平等な社会に
していくためにどんどん進められても良いのになあと思います。

貴方がほしい新たな選択肢はありますか。

TABI LABO、「誰もが楽しめる『ジェンダーフリーのトランプ』が誕生!」
https://tabi-labo.com/299098/wt-gsbcards 、2021年2月17日公開。
GSB Playing Cards 公式HP https://www.gsb-playingcards.com
ハフポスト日本版、「3分で学ぶ世界『同性婚を認めても、関係ない人にはただ今まで通りの人生が続くだけ』
賞賛を集めたニュージーランド議員のスピーチ」

https://www.google.co.jp/amp/s/m.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_5f7a6cdec5b64cf6a2523bd6/
2020年10月5日公開。






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2021年08月20日

チャリツモ「政治家 うっかり失言 TIMELINE 〜ジェンダー編〜」

チョリツモ.jpg


こんにちは。

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今回は、 2021年5月24日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
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一つ一つの発言が十分に衝撃的なのですが、全て並べて見ていくと、より一層、
日本の政界の異常さが身に沁みます。

掲載元の総括に以下のように書かれていて、まさにその通りだなと感じたので、
引用させていただきます。
WEB上には他にも過去のジェンダー関連の失言が纏められています。是非ご確認ください。


「メディアが即時性を求めるあまりに(中略)断片的な報道しかしないため、
選挙の頃には人々の記憶から、失言は完全に忘れ去られています。
また、多くのメディアでは数年前のネット記事をインターネット上から削除しています。
そのため過去の政治家の発言や事件を読むことはできません。
権力の監視者として機能すべきメディアが過去の記事を自ら消しているため、
国民は長期的スパンで政治を知ることも監視することもできません。
選挙において候補者は未来を語ります。
私たち有権者は、一番夢に溢れた未来を語った候補者や、知名度のある2世議員や
タレント議員に安易に投票するのではなく、候補者の過去の発言や実績などから
候補者の語る未来が、本当に実現することができるか見極めた上で投票すべきだと
私は思います。」


#Repost @baby_feminist with @make_repost


掲載元:チャリツモ、「政治家 うっかり失言 TIMELINE 〜ジェンダー編〜」、
https://charitsumo.com/ukkari/13967






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