Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2021年5月23日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。
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前回は、夫の呼称に関するアンケート調査の中で、
実際に使っている呼称、未婚の人が仮に配偶者がいた場合に使いたい呼称、「理想の表現」と考える呼称の
回答結果を紹介しました。
今回は、理想と現実のギャップから来る違和感や困り事について取り上げます。
まず、アンケート調査では、「他者の夫について言及する際、表現に困った経験」の自由記述欄に
966の回答が寄せられたと言い、記事では、以下の3種類が抜粋されて紹介されています。
? 消去法で「旦那」などを使っている
・丁寧さがありつつ自然な表現が見当たらず、消去法的に「旦那さん」と呼んでいる。
自分が使われたくない言葉を、人に対して使うのは申し訳なさもある。
・お名前を知らない場合になんと呼べばいいか分からず、「旦那さん」と呼んでしまうが、違和感がある。
・本当は「お連れ合い」などを使いたいが、あまり一般的でないため、「ご主人」を不本意ながら使っている。
? 「ご主人」、「旦那さん」の使用を避けたいという考えから工夫しているものの、
コミュニケーションコストや不自然さが否めない
・「夫さん」を使うと、9割方、聞き返される印象。「弟」と間違えられることもある。
・「パートナーの方」と言ったら、「違う。結婚している。」と返されたことがあった。
・名前が分からない時は、主語をなくした文章にする。なんとなく通じるが、不自然。
?初対面の相手の一緒にいる人や家族に言及する仕事上の場面での困り事がある
・主人や旦那といった表現は避けたいが、ビジネスの場で丁寧な表現をしようとすると、
「ご主人」、「奥様」とつい口に出てしまう。
・医師という職業柄、患者さんの家族関係を詳細に把握する必要のある場面が多く、
同性カップルの方や事実婚の方に配慮した表現はないものかと頭を悩ませている。
又、「『主人』に替わる、男性配偶者を表現する言葉の提案」の自由記述には1324の回答があったそうです。
?「夫」、「パートナー」、「連れ合い」など、今ある言葉を定着させる案
この代替案については、以前私がプライベートのTwitterアカウントで、
上司の配偶者に対する適当な呼称がないことを呟いた際にも、友人から提案があったものです。
(実際に、「夫/妻さん」を使っている人を身近に知っているという友人もいました。)
但し、「夫/妻さん」がもっと浸透すればいいと言う人たちがいた一方で、
会話相手やその配偶者の性別を固定することになると感じている人もいたそうで、
その点は私自身、当時、意識が足りなかったなと思いました。
?その他の提案
「相方」、「相棒」、「彼/彼氏/カレ」、「連れ/ツレ」、「同居人」、「ご家族」、「伴侶/御伴侶さん」、「結婚相手」、
「配偶者/配偶者さま/配偶者の方」、「ご夫君(ふくん)」、「つま」(夫も妻も)、「ダーリン/ハズバンド/hubby」、
名字で呼ぶ、新しい言葉が欲しい
アンケートの回答者に偏りはあるかと思いますが、
ご主人/奥様という配偶者の呼び方に違和感を持っている人、代替表現がないという困り事を抱えている人、
性別を固定しない新しい呼称を求めている人が多くいたことに、良い意味で驚きました。
そして、ハフポスト記事の筆者も含め、使い始めは言い慣れなかった言葉も、言っているうちに慣れ、
自分の中でしっくりくると主張する人たちに勇気をもらいました。
皆さんは、他者の配偶者/パートナーをどのように呼んでいますか。
私たちの作っていく新時代の呼称としてどれが気に入りましたか。
連帯して別の呼称を使っていくことで、主人/旦那/奥さん/嫁などの呼称を聞く機会が無くなっていくと
良いなと思います。
ハフポスト日本版、
「『主人』『旦那さん』に替わる言葉は必要?配偶者の呼称、みなさんはどうしていますか
【2000人アンケート】」、
https://m.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_6037932cc5b67259f8940da5/ 、2021年3月5日公開。
?夫婦間の合意のもと、自身の配偶者に対し、個人の趣向で「主人」「家内」等の上下関係の感じられる呼称を使用することについては自由ですので、反対していません。
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タグ: 配偶者の呼称
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