Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、 2021年6月13日の投稿を掲載しますので、興味のある方はリンクをクリックして、
各サイトをご覧ください。
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今回はレディースメニューに対するモヤモヤについてです。
飲食店によって、レディース麺・レディース丼・レディース定食・レディースセット等と
呼ばれているものですね。
これらのレディースメニューは、女性限定で提供されている場合と男性も注文可能な場合とが
ありますが、それぞれに対して私の思うことを紹介します。
?@女性限定のもの
きっちんぷらす+によると、女性限定のデザートサービスやレディースランチ等の、
女性限定のサービス・メニューには集客効果があるそうです。
しかし、個人的にはその主張には疑問があります。
デザートやランチの質が良くて本当に女性客を集めているのなら、女性限定にしない方が
男女問わず集客できるのではないか。
女性限定にしていることで集客効果も狭めてしまっているのではないか、と思われます。
また、そのメニューのターゲットが完全に女性で男性客には響かないと考えているのなら、
別の2つのことを感じます。
1つは、それならば何故男性集客の為のサービスやメニューは用意しないのかということです。
そして、もう1つは、“女性らしい“、“女性が好きそうな“メニューを好む男性もいるという視点が抜けている、
もしくは無視されていることです。
2016年、男性のみ入店禁止のイタリアンが議論になったそうですが、社会には、
女性側も大したメリットのない“女性優遇“が存在していて、余計な男女分断を生んでいると感じることが
あります。
必要な今はなき選択肢を求めつつ、おかしな制度は不要だときちんと伝えていくことが大切だと
考えています。
?A男性も注文可能なもの
女性限定でないのに「レディース」と名打っているものについては、何故その言葉を名前に入れたいのか
疑問です。
そして、?@-2と同じく、こちらも“女性らしい“、“女性が好きそうな“メニューを好む男性もいるという視点が
抜けている、もしくは無視されていると感じます。
例えば、「レディース麺」や「レディース丼」は往々にして量がやや少なめなだけですが、
女性が少食で男性は沢山食べるというのは、ジェンダーステレオタイプだと思います。
実際に、私はラーメンは大盛り、インドカレー屋さんではナンを2枚食べる一方、
彼氏はかつやのカツ丼(梅)を食べるのすら苦しいほどの少食。
このように、食べる量は性差でなく個人差の問題です。
しかし、もし少量のメニューが「レディース◯◯」と名付けられていたら、少食の男性が頼みづらくなって
しまいます。
また、私自身、これまでの人生で「女の子なのによく食べるね」と男性から言われたことが何度もありますが、
レディースメニューの用意されている飲食店で女性が通常サイズや大サイズのものを注文することで、
〈私は“普通の“女子よりも沢山食べるんだ…〉とネガティブな感情を持ちかねないと感じます。
サービス内容やメニューの名称は各飲食店が経営方針に基づいて決めることで、
「差別」と言うのは言い過ぎでしょう。
それでも、サービスの対象とされ、ある意味優遇されているはずの性別なのにもかかわらず、
何だかモヤモヤするなあと思いながらレディースメニューの看板を出している店を素通りする、
大食い女子の心情を紹介させていただきました。
皆さんはレディースメニューについて、どのように感じていますか?
きっちんぷらす+、「マンガ&解説『繁盛店への道』正しい選択はどっちだ! Vol.29
女性限定メニューやサービスの効果は?」、 https://kitchenplus.jp/road_success/volume29.html 、
2011年12月1日公開。
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