上司がマジック棚卸しというものをやっていました。
もちろんそれはグレーな部分でやってはいけないことです。
ばれなければということですかね。
在庫管理のある会社にとって棚卸しは必ず通る道でしょう。
さて、このマジック棚卸しとはどういうものなのかおわかりでしょうか?!
簡単に言えば、架空の過大在庫を数字上で計上します。
まだ売ってない在庫が増えるので、
少ない在庫で売上を立ててることになるので原価率が上がるというからくりです。
これは外食などの世界ではよくあることでしょう。
これをやると店舗の月次の数字がよくなります。
利益も出たように見えます。
しかし、実際に会社は儲かっていないということだ。
これを行うとその個人や店舗の成績がよくなるので、ボーナスに繋がることもあるので、
やってしまうのでしょう。
もちろんリスクもあります。
監査法人などが入ってしまったらアウトですね。
ただ、このからくりのやり方にはコツがあります。
通常、過大在庫で計上してしまうと、
そのモノは来なくなってしまいます。
そうすると困るのはお店です。
では、どうやって行うのでしょうか。
このマジックのやり方を説明しましょう。
要するに、いらないものの在庫を多く計上します。
しばらく送ってこなくていいものの在庫を増やします。
また、しばらくしたらなくなるだろうものでもありです。
キャンペーン商品などであれば、
終了となればもう来ませんからね。
これをうまくやると、原価率が僅かながら下がります。
もちろんこれは悪いことです。
インチキですので、同業者のかたは気を付けてくださいね
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