少なくとも勝ち点1、もしくは鬼門突破できたんじゃない?と思える内容でした。
特に前半はとても良かったですし、決めきることができれば...
というのは多くの人が感じたと思います。
前半良かった要因としては、立ち上がりに勢いよく入れたこと、それによって浦和のディフェンスラインの腰が引けたことご大きかったですね。
浦和のラインが下がったことによって距離感も悪くなり、パスカットから5分に西村の決定機がありましたし、15分には奪ってから早い攻撃で加藤のシュート、31分にも氣田のシュートと惜しい場面がありました。
それを一つでもものにしていればという展開でした。
とくに印象的だったのは仙台の細かいパス回しから相手を剥がして攻撃に転じている場面が多かったと思います。
その要因は相手の距離感が悪かったため、プレスのタイミングが少し遅かったのと、仙台が非常にコンパクトンになっていたので奪った後も立ち位置が良くてパスを回しやすかったというのがあったと思います。
それぐらい、仙台前半コンパクトにできていました。10分や25分のパス回しは上手かったです。
だからこそ、決めるべきところで決めないと苦しくなってしまいましたね。
また、守備で前半気になる部分がありました。
ボランチの横、ペナ角からペナルティアークの間のレーンのところで武藤などが比較的楽にボールを受けて前を向けているように感じました。
後半そこをうまく使われなければいいな...と思いました。
後半は浦和がしっかりと修正してきたなと感じました。
仙台は中をしっかりと絞めており、中には簡単に入れられないけど外には楽に展開されているかな?という入り方でした。
そして、失点シーンは懸念していたゾーンに小泉に入られて、平岡が食いついて外されたところで勝負があったと思います。
おそらく、選手たちもそこが使われているというのは感じていたのかな?と思いました。
後半は相手の小泉を自由にさせ過ぎた印象でした。前半は左サイドにいたのが後半はある程度自由に動いていたように感じました。
疑問が残ったのは、75分の西村がペナで倒れたのは後ろから引っ張っていたのでPKでは?と思いました。
失点直後に西村の良い守備から奪った展開だったので流れをまた引き寄せられたかもしれなかっただけに悔しかったですね。
結果的に負けてしまい鬼門突破とはならず、厳しい状況はかわりないですが、ようやく負けて悔しい!と感じれるくらいにはなったのかなと思います。
そこはチームとして間違いなく前進している部分なので成長していってほしいですね。
最後に、今試合で良かったと思うシーンを上げてみます。
2分の松下の横パスを出すような姿勢からだした縦パス
11分の加藤の相手の剥がし方
31分の氣田のシュートのシーンでしっかりと左サイドを上がっていた崇兆
35分のタッチラインを割ったけれども西村のアイデアあるターン
48分の吉野の一人外してからのパス
56分の関口のプレスバックから松下が奪って関口がミドルシュート
61分の加藤の守備
84分の彰吾の積極性
93分のフォギーニョの奪ったボールをしっかりと味方につけるパスの正確性
等いいプレイは随所にありました。
また、前節の柏戦でも見られましたが、攻撃時の立ち位置の取り方が非常に面白いと思いました。
サイドハーフが中に入って相手のサイドバックを引っ張って、サイドバックが上がるスペースを作るシーンが多々ありました。
これは昨年の木山さんの攻撃時の立ち位置の取り方だなと思いました。
木山さんのサッカーの良かった部分は引き継ぎ、進化させている途中だなと思います。
まだまだ伸びしろはあると感じるベガルタ仙台。
次節チャレンジャーとしてどれだけ食い下がれるか楽しみです。
次節は12日にアウェイで川崎フロンターレ戦です。
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