映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』将軍役・勝地涼インタビュー
animateTimes2018/8/16 19:00配信記事より引用
8月17日(金)から公開となる映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』。アニメイトタイムズでは本作の公開を記念し、将軍・徳川茂茂役を演じる勝地涼さんにインタビューを実施。
テレビドラマなどでも親交があった福田雄一監督とのエピソードを交えながら、実写版の将軍をどのように作り上げていったのかを語っていただきました。
“笑い”に対して真剣な福田組
ーー勝地さんはこれまでもドラマなどでコミカルな役を演じてこられたイメージがありますが、『銀魂』の将軍役はその中でも挑戦的な役ですよね。
勝地涼:自分から仕掛けて笑いをとるタイプの役でなく、あくまでも同じトーンで喋り続けなければいけない中での笑いということで、そこはある意味挑戦でした。
もともと福田さんから将軍役のオファーを頂いた際は、役のことをあまり知らずにお引き受けしたんですけど、後々原作やアニメを見て「なるほど…」と(笑)。
ーーキャバクラや床屋のシーンで「無茶振りだな」と感じることはありましたか?
勝地:原作や台本の時点ですでに無茶振りだったので(笑)。それに忠実に、現場で福田さんの求めるものをやっていくという。
ーーあのシーンでポーカーフェイスを維持し続けるのは大変ですよね。
勝地:みんな笑いをこらえながらやっていました。劇場で皆さんに笑ってもらうためには、馬鹿馬鹿しくても真剣にやらなければいけないという思いがあって。
将軍は特に面白いことを言うというより、「将軍家は代々、◯◯だ。」という事実を普通に言わなければいけないのですが、福田組はみんな笑いに対して真剣なので、もちろん明るい現場ではあるけれど、それぞれが本気でやっていて。それがいい空気だなと思いました。
ーー勝地さんから見て、福田監督はどんな印象の方ですか?
勝地:一番最初に福田さんにお会いしたのは『東京DOGS』というドラマで、その後『コドモ警察』などの作品でもお仕事をさせていただいて。
福田さんは「どうやって笑いをとるか」ということに真剣で、そこに甘えがなく、すごく冷静に「それはこのパターンがいい」と言ってくださるので、感情的というよりも、論理的な方だと思います。
『銀魂』で発見した新たな“笑い”
ーー『銀魂』のお気に入りのキャラクターは誰ですか?
勝地:『銀魂』はそれぞれのキャラクターが笑わせてくれる上でカッコよくて。今回特に真選組の3人が魅力的なんですけど、柳楽優弥くんの演じている土方が良いんですよ。
パート1でもカッコよかったですけど、2ではトッシーという人格がありながらも、その中でカッコよさを出せるのは流石だなと思いました。
ーー今回の土方はギャグでもアクションでも大活躍でしたね。将軍にはアクションシーンはありませんでしたが、続編があれば見てみたいですね。
勝地:そうですね、いつか「将軍暗殺篇」なんかで実現できたらいいなと。今回のアクションシーンはすごくカッコよかったので、そこに居たかったなと思っていました。
ーー将軍役を通じて、勝地さんの中で何か得られたものはありますか?
勝地:将軍のような真面目なトーンでの笑いというのは難しいですけど、面白いなと思いました。コメディーってシリアスな人がやっていると面白いじゃないですか。
最近は役者として「面白そうな人が面白いことをやっている」というイメージになってきていると思っていて。
今回の将軍のように、真面目でボケていないにも関わらず、周りがリアクションしてくれるという笑いもあるんだなと。
“耐える”ではないですけど、こちらが余計なことをしてしまうと面白くなくなってしまうというのは勉強になりましたし、いい経験になったと思います。
将軍は真面目なキャラクターだからこそ愛されているじゃないですか。実はすごく民のことを考えていて。そういう面もいつか演じられたらなと思います。
ーー将軍回は原作やアニメでも人気があるので、ファンとしても実写で見てみたいなと思います。
勝地:雪山でのスキーの話とか、プールでの話なんかもやってみたいです。また将軍をやるにあたって体を鍛えるのは大変なんですけど(笑)。
ーー最後に、映画を待っているファンの皆さんへメッセージをお願いします。
勝地:「勝地が将軍かよおおおお!」と思っている人もいるかもしれませんし、「意外といいね!」とか「もっとこうした方がいい」とか色んな意見があると思うんですけど、ぜひ実写の勝地将軍を愛していただけたら嬉しいなと思います。
ドラマ「銀魂-ミツバ篇-」地上波初放送が決定!
シネマトゥデイ2018年8月16日 20時15分配信記事より引用
空知英秋の人気コミックを基にした映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の公開を記念して、昨年配信されたdTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」が8月25日にテレビ東京系にて放送されることが明らかになった。地上波での放送は今回が初めてとなる。
昨年、映像配信サービス dTV で配信された「銀魂-ミツバ篇-」(全3話)は、原作でも屈指の人気を誇るエピソードを実写化したオリジナルドラマ。映画と同キャストを迎え、福田雄一が監督を務めた。物語では、沖田総悟(吉沢亮)と土方十四郎(柳楽優弥)が所属する真選組を中心に、沖田の姉・ミツバ(北乃きい)をめぐる陰謀と真選組の活躍、そして悲恋が描かれる。dTV歴代トップとなる配信初日視聴数を獲得したほか、第1話がYouTubeにて3日間で200万再生を突破するなど、配信ドラマとしては驚異的なヒット作となった。
【 dTV
なら銀魂がまるごと楽しめる!〜メリット〜】
・コストパフォーマンス(月額500円税抜&初回31日間無料)
・TVアニメ「銀魂」シリーズ(第1話〜第316話)
・2017年公開映画 『銀魂』 8/20〜6か月間見放題
・ dTV オリジナルドラマ 銀魂屈指の泣けるエピソード「銀魂-ミツバ篇-」
・ dTV オリジナル 人気エピソードを厳選!「ムービーコミック銀魂」
さらに、 dTV 歴代No.1オリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」の続編である『銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-』2018年8月18日(土)0時独占配信開始