2016年12月17日
戦車で駆けた男たち・・・映画『フューリー』
1945年4月、 第二次世界時の ドイツの地でアメリカ軍の戦車はドイツ軍戦車よりも武装・装甲共に劣り、苦戦を強いられていた。 FURY と名付けられた M4中戦車の乗組員の長である ドン は、静まり返る荒れ果てた戦場にやって来た白馬に乗るドイツ将校を始末する。
そして、故障しているFURYへと戻ると修理をしている装填手の グレイディ の腹を蹴って作業を急がせ、メキシコ語を話す
操縦手の トリニ を叱責する。FURY内に レッド の死体があり、彼の死亡を両名はドンの責任だと責めるのに対し、砲手の ボイド はドンを庇護した。
ドンはハッチを開けて静まり返った戦場を見渡し、 戦闘機の音を聞いてハッチを閉めると、乗組員たちに 空爆が来ることを教える。その空爆はFURYの近くに落ち、ドンはグレイディに作業を急がせる。まもなく修理が終わり、トリニは戦車を発進させる。
空爆が降り注ぐ中、FURYは戦場を抜けて 米軍キャンプに帰還。ドンは上官に小隊の生き残りは自分たちだけだと伝える。そこでレッドの遺体は回収され、乗組員たちは彼の死を悲しんだ。すると、ドンの元に新任で副操縦手に配置された エリソン二等兵 がやって来るのだった・・・。
戦車での戦闘をメインに戦争の残酷さが描かれている戦争映画。 ブラッド・ピット 演じるドンは、さまざまな戦いを経てきた兵士で乗組員からもなんだかんだで慕われている人物です。ドイツの タイガー重戦車も登場。(つ、強い)歩兵数名では 対戦車武器 が無い限り、戦車に勝利するのは難しいですね・・・。