客層は20代〜40代くらいの男性が多く、カップルも結構いました。
内容はなかなか良かったです。
酷評もありますが、良い演技を引き出していた映画だと思います。
写真は渋谷TSUTAYAのサントラ展開。今回もワイルドサイドの友達へ〜が流れます。
前2作の映画、原作と比べられるので、どうしても厳しい目で見られてしまうのは仕方ないです。
出演俳優に興味がある人は観て損はないと思います。
以下、内容のネタばれを含みます。
ご注意下さい。
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まず、もう一つだった点。
・主人公のラストバトル。そこに行くまでの必然性が少し弱かった気がします。クローズゼロのような新星の滝谷が実質の王である芹沢にいどむ、という分かりやすい構図ではないからです。今回はどちらも自分探しをしている孤独(になりがち)な二人なので、絡ませるのが難しかったと思います。登場人物も多かったので、脚本はかなり苦労したと思います。もうちょっと早い段階から因縁をつけられるとまた印象が違ったのでは、と思います。
・キングである強羅がやられる描写が多い。せめて、もうちょっと勝つ描写が欲しかったです。
・バイクマン藤原は結構悪いことしているので、ラストはきちんと制裁を受けるほうがよかったと思います。拳がものをいう世界観なので。
以下、良かった点
・オープニングの長回しで主人公が不良を背景に歩いて行く映像、校舎と校庭をめいいっぱい使った(人もたくさんいる!)キングのケンカ場面は特に良かったです。
・出演者の演技は皆良かったです。演技力に差はありましたが、こういう映画ではそれも味になっていたと思います。
・東出昌大は表情が良かったです。『桐島、部活やめるってよ』の時も表情が良い印象がありました。あと、背が高いので強さに説得力がありました。本人のせいではないですが、見た目はもう少し不良寄りにしてよかったと思います。
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・勝地涼、やっぱり安定でした。「この人が出れば、まずそこは安心して観れる」と思う役者の一人です。今回、『あまちゃん』の前髪クネオに近い役でした。小栗旬監督の『シュアリー・サムデイ』にも出ていますが、その役にも近かったです。『亡国のイージス』のような真面目な好青年役もうまいので、なんでも出来る人ですね。最近、クドカンプロデュースで、「涼 the guraduater」名義で歌手デビューもしています。
https://www.youtube.com/watch?v=eYcUOdx0B60
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・柳楽優弥は、『誰も知らない』以来で観ました。もう10年たってたんですね。子役で注目浴び過ぎて相当プレッシャーだったようですが、ちゃんと役者を続けていたんですね。
今回、強羅という役で目を見開いてすごい表情をしていました。
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・岩田剛典とELLYは三代目J Soul Brothersのメンバーだったんですね。三代目J Soul Brothersは去年のa-nationで観ましたが、会場の周囲の観客の熱気が一気に上がるぐらい人気だったことを思い出します。ともに結構いい役で演技も良かったです。
三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 新品価格 |
という感じで、コミックや映画前2作と比べると色々粗探しされやすいですが、一つの映画としては面白いです。
良かったらどうぞご覧下さい。