2020年12月31日
都市型ワイナリーの可能性
通販でワインを調べても出てこないことが多いです。
例えば、大阪エアポートワイナリーという伊丹空港内のマイクロワイナリーがあるのですが、
ここのワインは通販サイトでもなかなかヒットしません。
大阪と東京で都市型ワイナリーをやっているフジマル醸造所も、
あまり通販サイトではヒットしません。
なぜだろう・・・
と思っていたのですが、ふと気付きました。
もしかしたら、
併設しているレストランやショップで全部消費されてしまうのではないか・・・
マイクロワイナリーで小さな商いをして、
しかも市場の大きい都会で直販できるなら、
流通させなくても十分やっていける、と。
畑を持たないことは、天候のリスクも受けないし、
自分たちで全部売り切れるならば、会社経営のリスクも少ない。
自分たちで全部できるならイベントなども仕掛けやすいし、
生ビールのように、タップで売れるならば、瓶詰めやエチケットすら必要ないし、流通のコストもない。
やっているひとたちに直接聞いたわけではないので、
勘違いかもしれませんが、
なるほど、こういう商いも有るのだなあ、と感心しました。
ということで、
今日は大晦日です。
来年もどうぞよろしくおねがいします。
2020年12月06日
宿泊できるワイナリー:カーブドッチ
最後は、カーブドッチにしよう、と思いながら記事にするのを忘れていました(笑
カーブドッチは、やはり最先端を行っていますね。
https://www.docci.com/
カーブドッチには、
・VINESPAというワイナリーに隣接するホテルと、
・AVEDAというワイナリーの中にあるヘアサロン&スパが、
あります。
美味しいワインとともに、
美味しい食事があり、
ゆっくり宿泊できるホテルが有り、
リラックスできる、温泉やスパやサロンがある。
まさに総合リゾートですね。
しかも、
ワイナリー経営塾をひらいて、周辺に仲間のワイナリーを集めて地域おこしにもなっている。
素晴らしい取り組みです。
はやく一度新潟に遊びに行きたいのですが・・・
はやくコロナ禍がおさまってほしいものです。
[2019] カーブドッチ ファンピー ロゼ 750ml / カーブドッチ [新潟] FUNPY / Cave d'Occi [Na2-5]
価格: 1,980円
(2020/12/6 18:32時点)
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☆【白ワイン】カーブドッチ ファンピー白 2019 750ml
価格: 1,980円
(2020/12/6 18:32時点)
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カーブドッチ 2019 ミリュ・ロゼ 750ml 新潟県 日本ワイン CAVE d'OCCI Milieu Rose
価格: 2,420円
(2020/12/6 18:33時点)
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【ワイナリー直送・正規取扱店】CAVE D'OCCIカーブドッチ Chardonnay Non Barriqueシャルドネ ノンバリック ワイン 自然派ワイン ナチュラルワイン 国産ワイン 日本ワイン
価格: 2,800円
(2020/12/6 18:33時点)
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2020年11月28日
笛吹川温泉 別邸 坐忘
笛吹川温泉 別邸 坐忘
です。
http://www.fuefukigawaonsen.com/
ここは、宿泊のできるワイナリーというよりは、
ワインと料理を楽しむことのできる和風旅館というのが正しいのですが、
日本最古のワイナリーである、まるき葡萄酒が経営しているので、なにかとヒットするようです。
まるき葡萄酒 まるきルージュ 赤 マスカットベーリーA 日本 山梨県 720ml
価格: 1,236円
(2020/11/27 23:01時点)
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価格: 1,296円
(2020/11/27 23:02時点)
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価格: 1,375円
(2020/11/27 23:02時点)
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それにしても、このお宿は素晴らしい。
お部屋も素敵で、特に露天風呂付きの離れは素敵です。
料理も美味しそうですし、なによりワインとのマリアージュを考えている。
敷地全体の配置計画も素敵で、小径を歩くのも楽しそうです。
さらに、温泉もあります。
あとは、お値段がもう少し・・・
それは言わないでおきましょう(笑
いつか行ってみたい素敵なお宿です。
2020年11月27日
ワイン民宿:鈴木園
「ワイン民宿鈴木園」
なんと魅力的な響きでしょうか(笑
https://kurashi-to-oshare.jp/going/37948/
ワイナリーに宿泊できるのではなくて、
・勝沼の古民家を改造した
・B&Bで、
・ぶどう畑のすぐ近くで、
・ワインセラーの豊富なワインの中から選んで
・ワインを楽しみながら過ごすことができる
お宿のようです。
記事の中では丸藤葡萄酒が紹介されていましたが、くらむぼんワインなども近そうですね。
丸藤葡萄酒 ルバイヤートワイン 赤 720ml(1-W413)
価格: 1,318円
(2020/11/27 14:02時点)
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価格: 1,320円
(2020/11/27 14:03時点)
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価格: 1,320円
(2020/11/27 14:03時点)
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くらむぼんワイン 蔵 赤 720ml 赤ワイン 日本ワイン 国産ワイン 山梨 マスカットベーリーA
価格: 1,507円
(2020/11/27 14:04時点)
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くらむぼん 蔵(くら) 白 720ml / くらむぼんワイン [山梨] KURAMBON KURA / KURAMBON WINE [Na3-2]
価格: 1,507円
(2020/11/27 14:04時点)
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山梨ワイン ロゼ 甘口 ピオーネ くらむぼんワイン くらむボンボンピオーネ 720ml
価格: 1,620円
(2020/11/27 14:04時点)
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古民家に泊まるのも、
ワインを楽しみながらすごすのも、
本当に素敵で、
楽しい時間を過ごせそうですねえ。
2020年11月26日
宿泊のできるワイナリー:青森ワイナリーホテル
青森ワイナリーホテルです。
https://www.a-wineryhotel.com/
ホームページの建物を見ると、すごく近代的ですが、この立地は、本当に人里離れた山の奥、素晴らしい立地です。そこに、ワイナリーと、温泉と、宴会場と、と全部揃っていますから、ここでウェディングなんてしたら、素敵でしょうねえ。
併設しているワイナリーは、サンマモルワイナリー。
http://www.sunmamoru.com/
もともとは、下北半島のワイナリーですが、その第2工場がここにあります。
ワイン 赤ワイン レッド サンマモルワイナリー パーティワイン01 カベルネ・ソーヴィニョン 辛口 東北 青森 お土産
価格: 909円
(2020/11/26 11:21時点)
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価格: 1,375円
(2020/11/26 11:22時点)
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サンマモル ワイナリー 青森りんご ドライ スパークリング アルコール7.5% シードル スパークリングワイン 日本ワイン 国産ワイン 青森県 りんご 林檎 リンゴ
価格: 1,526円
(2020/11/26 11:22時点)
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青森と言うと、あまりワインのイメージはないのですが、そのなかで手広く頑張っているワイナリーのようです。応援したいですね。
2020年11月25日
宿泊のできるワイナリー:セイズファーム
今回は、富山県氷見市、ですから能登半島ですね。
セイズファームです。
https://www.saysfarm.com/
価格: 1,980円
(2020/11/24 20:29時点)
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セイズファーム シャルドネ [2019] 750ml※12本まで1個口で発送可能
価格: 4,070円
(2020/11/24 20:29時点)
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ぶどう畑、ワイナリー、レストラン、ギャラリー、ホテルが一緒になっている施設のようです。Webサイトを見ていても、おしゃれな感じが伝わってきます。さらにウェディングもできるみたいですね。素敵ですねえ。
2020年11月24日
宿泊のできるワイナリー:ぶどうの丘
https://fanblogs.jp/loveswine/archive/64/0
今日は、山梨のワイナリーです。
ぶどうの丘です。
https://budounooka.com/
ここはおそらく、甲州市が運営する総合型リゾートですね。
ワイナリーとレストラン、美術館などがあり、宿泊もできます。
レストランは、洋食レストラン、和食、バーベキュー、さらには甲州らしくほうとうのレストランもあります。
そして、特筆すべきはワインカーヴです。
タートヴァンと呼ばれる、チケットでしょうか?
これを1520円で購入するとカーヴのなかのワインをすべて試飲可能!
これは、ワイン好きにはたまりませんねえ。
売店では、甲州のワインがたくさん購入できますし、宿泊は市の施設だからリーズナブルなお値段と、庶民派の総合型リゾートかもしれませんねえ(笑
2020年11月23日
宿泊のできるワイナリー:中伊豆ワイナリーヒルズ
中伊豆ワイナリーヒルズです。
https://www.shidax.co.jp/winery/
ここは、食にまつわる事業を手広く扱っているシダックスが伊豆・修善寺に持っている統合型リゾートです。
ぶどう畑、醸造をするワイナリー施設を中心に、宿泊施設、レストラン、物販施設、温浴施設、宴会施設、スポーツ施設、乗馬施設などを擁する巨大リゾートになっています。
ワインは、食事と一緒に飲むのが一般的ですから、レストランや売店を併設しているワイナリーは少なくありませんが、これだけたくさんの施設があるところは、なかなか無いでしょう。
ワインを楽しみながら、おいしい食事をして、温泉や整体で癒されて、乗馬を楽しんで、素敵なホテルに泊まって、帰りにはお土産を買って・・・
スポーツ合宿もできそうですし、ウェディングもできるそうです。
コロナがおさまったら、一度訪れたいと思っています。
楽しみです。
価格: 680円
(2020/11/23 10:05時点)
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価格: 1,220円
(2020/11/23 10:06時点)
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中伊豆ワイナリー 濃縮還元 ぶどうジュース 710ml 静岡 伊豆 葡萄 ブドウ シャトーTS 100% 果汁 お土産 グレープジュース ワイナリー ぶどう ジュース
価格: 1,500円
(2020/11/23 10:06時点)
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中伊豆ワイナリー 中伊豆ホワイト甘口 720ml 日本の白ワイン ギフト プレゼント(4537902102021)
価格: 1,676円
(2020/11/23 10:06時点)
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2020年11月08日
ワイナリー教室
https://fanblogs.jp/loveswine/archive/47/0
https://fanblogs.jp/loveswine/archive/48/0
そうしていると、ワイナリー経営の教室が有るのを見つけました。
玉村さんがやっている千曲川ワインアカデミーと
https://jw-arc.co.jp/academy
カーブドッチがやっているワイナリー経営塾です。
http://www.docci.com/movement/winerymanagement/
いずれも、日本のワイン文化の裾野を広げるためには、もっと国内の小規模ワイナリーが増えることが必要だし、そのためには、みんなで協力しながらやったほうが良い、ということかなあと感じます。
ワイナリーを開くために必要なことを調べていて分かったのは、
・ワインづくりのノウハウは思ったほど知られていない。
・ワインづくりのための初期投資が重いために新規参入が難しい
・ワインの生産は、少しずつしか増えないので、国内ワインの新規参入が有っても、それが既存のワイナリーの経営に驚異を与えるほどではない。
ということでした。
とくに2つ目の初期投資は非常に重くて、
最初はぶどう畑も小さくて、少ししか生産できないのに、数千万円の装置を買わなければならない、しかもそのほとんど1年の限られた時期しか使わない、という問題があります。
それならば、みんなであつまって、設備を共用できれば、
・新規参入の人はお金を払って設備を使えば、高価な設備を買わなくて良い
・設備を持っている人は、使わないときに設備を使ってもらって多少なりとも費用が入る
ということができます。
そして、色んな人が参入して、その地域のぶどう畑が増えれば、それだけノウハウが共有できるというのも大きそうです。
2020年11月07日
ワイナリーを開くということ
いざ、ワイナリーを開こうとなるといくら必要なのか?
その肝心のお金の話はなかなかネットでは出てこなくて、いつも玉村豊男さんの記事に行き着きます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%89%E6%9D%91%E8%B1%8A%E7%94%B7
https://president.jp/articles/-/18528?page=1
玉村さんは、作家、画家として活躍して、その後長野県に移住してワイナリーを始めるのですが、そのときのご苦労を後輩たちにシェアしてくれている貴重な存在です。
玉村さんのお話をお伺いしていると、
・農業は大変だから勧められないという話
・ワインづくりを始めて最初の出荷まで5年かかるということ
・出荷までの費用は約3000万円は必要
ということになります。
別の記事では数千万円から1億円というのも読みましたので、
おそらく、
・土を耕して、ぶどうの苗木を植えて5年の初期投資が3000万円
・ワイナリーとしてフル装備を考えると1億円。
ということかなあ、と想像しています。
いずれにしても、費用のかかる話ですねえ・・・
2020年11月06日
ワインづくりに必要な説明(3):設備の費用
https://fanblogs.jp/loveswine/archive/45/0
https://fanblogs.jp/loveswine/archive/46/0
で、結局、いくら必要なの?
というのが、なかなか見つけられませんでした。
農家さんであれば、地元の農協や役所に相談できるのでしょうが、私のような単なる愛好家ではちょっと敷居が高いです(笑
一生懸命ネットで調べていてようやく見つけました。
http://www.kitasangyo.com/pdf/machine/winery-and-brewery/micro_winery.pdf
この設備やさんのカタログでは、小規模ワイナリー用に1000万円〜3000万円ぐらいのパッケージを用意していますとありますので、やはり最低でもこれくらいは費用がかかるのですね。
ワイナリーを開くには、設備以外にも、土地、苗木、建物なども必要ですから、資金が大変ですねえ。
2020年11月04日
ワインづくりに必要な設備(1)
https://fanblogs.jp/loveswine/archive/44/0
では、それに関わる設備ってどんなものが必要なのだろう、と調べてみました。
先日の記事になぞらえて調べてみます。
1)ぶどうの収穫
収穫をしたぶどうのうち、病気になったものなどを取り除くための、選果設備が必要です。
ベルトコンベアになっているものがポピュラーなようです。ここで、ぶどうを乗せながら順次選別するのですね。
・ベルトコンベアの選果台
2)粉砕・圧搾
ぶどうを除梗して、粉砕・圧搾する機械が必要になりますね。
さらに、ぶどうジュースを絞る機械が必要なようです。
・除梗・粉砕機
・搾汁機
3)発酵
タンクに入れて発酵を進めます。
ここは熟成のためのタンクではないので、温度管理もしやすいステンレスタンクを使うことが多いようですね。果汁は重いですし、こぼしてしまってはいけませんから、リフト付きのタンクも有るみたいです。
・タンク
長くなったので、続きは明日に(笑
2020年11月03日
ワインのつくりかた
調べてみれば見るほど、ワインをつくるのは手間がかかりますねえ。
1)ぶどうの収穫
まずは、ぶどうを収穫して、選別し、ワイナリーに搬入します。
病気になったぶどうや、未成熟のぶどう、ごみなどを手作業で除く必要があるそうです。
いきなり重労働ですね(笑
この選別が厳しければそれだけ美味しいワインになりますが、その分高価になりそうです。
また、もし、自分の畑だけのぶどうで足りなければ、どこかから入荷しなければなりませんので、貯蔵も必要になります。
2)粉砕・圧搾
次に、あつめたぶどうを除梗粉砕機を用いて圧搾します。
簡単に言うとしぼるってことですね。
圧搾機に入れるときの圧力が小さいとフリーランマスト、大きいとプレスマストというそうで、フリーランマストの方が雑味が少ないので高級になるそうです。
3)発酵
酵母を入れて発酵させます。
ここでは温度管理が重要になるようです。
白ワインでは、わりと低い温度で、赤ワインではもう少し高い温度で発酵するようです。
赤ワインの成分を出すために少し高い温度が必要みたいで、このへんは化学の実験みたいですね(笑
難しいですねえ。
また、赤ワインであれば、どこかで圧搾して果皮や種子を絞ることになるようです。
4)樽・タンク熟成
木樽やステンレスタンクにうつして熟成させます。
最近は、ステンレスタンクが多いようで、酸化を防ぐために窒素ガスを詰めるそうです。
木樽は10年も使わないうちに植木鉢になるそうです。
5)澱引き、澱下げ
発酵が終わると、酵母や混ざりものを取り除く必要があるようです。
このための作業が澱引き、澱下げと呼ぶようです。
タンクを静かにしておいて、自然と下にたまるようにするのが一番良いですが、時間もかかりますし、微細な微粒子も有るようなので、濾過器を使うようです。これが澱引き。
それでも、目に見えない成分で濁りができる可能性があるので、いろいろな方法を用いて濁りが発生しないようにするのが、澱下げ。
活性炭とか卵白とか聞いたことがありますが、これが澱下げなんですね。
6)清澄・濾過
それでもまだ微生物の繁殖がありうるので、それを除く必要があるそうです。
低価格ワインでは加熱殺菌を、高級になると滅菌濾過でそれを除くそうです。
7)ブレンド・瓶詰め
そして、ようやく瓶詰めです。
テレビドラマ「マッサン」で、ウィスキーをブレンドしている姿がありましたが、同じようなことをワインでも行って、味のバランスと深みを与えているのですね。
ブレンドを行い、再度安定させて、検査、そして、瓶詰め、打栓して、ラベル貼り。
そして出荷までは瓶の状態で熟成ですね。
いやはや、本当に大変なプロセスがありますねえ。
2020年10月03日
よいぶどう畑とは
良いぶどうは、良いぶどう畑から・・・
ということで、今回は、良いぶどう畑の条件について調べてみました。
良いぶどう畑の条件として、まずわかりやすいのは、
1)日照時間が多いこと=雨が少ないこと
ですね。
たくさん太陽の光を浴びて、たくさん光合成をして、たくさん栄養を持つことがよいのは分かりますね。
これと関連して、
1.1)南斜面
ということも言われます。同じ敷地でも南斜面のほうが、日光が当たりやすいからですね。
そして、
2)一日における寒暖差が大きいこと
もよく言われます。
ぶどうは、日中は光合成をして栄養を蓄えますが、
夜は、呼吸をして、栄養を使ってしまいます。
なので、太陽の当たらない夜が寒ければ、呼吸量が減るので栄養も減らないというわけです。
そういう意味で、海から遠い高原地帯の山梨や長野、そして、もともと気温の低い北海道が良いということになります。
あとよく言われるのは、
3)水はけの良い土壌
でしょうか?
土の中の水分量が少なければ、ぶどうの木が頑張って深く根を張るので、より土中の栄養を取りやすいということみたいです。
言われてみれば、フルーツ王国の山梨は、甲府盆地の扇状地。
水はけの良い土地ですね。
あとは、土壌の質のようなものも言われますが、
その土壌ごとの味わいもあると思いますので、
必ずしも、良い土壌も悪い土壌もないのかなあ・・・とは思います。
こういうのをテロワールというのか分かりませんが、
最近は、ワイナリーごとの個性も尊重される時代ですから、
その土地、風土にあったぶどうの品種を育てるのが良いのかなあ・・・
と思います。
2020年10月02日
白ワインのぶどうの品種
https://fanblogs.jp/loveswine/archive/11/0
今日は、白ワインのブドウについて調べてみました。
赤ワインのぶどうは、黒ブドウと呼ばれて黒い色をしていますが、白ワインのブドウは、「白ぶどう」と「グリ(灰色)」の2つがあるそうです。
黒ブドウから丁寧に色素が移らないように白い果汁だけを取り出して、白いシャンパーニュを作ることがあるそうですが、白ワインは、この白ぶどうとグリの2種類から作るそうです。
では、代表的な白ワインのぶどうですが、
1.シャルドネ
2.ソーヴィニヨン・ブラン
3.リースリング
そして、
4.甲州
だそうです。
そうです、甲州というのはその名の通り、山梨県で主に生産される日本固有の品種です。マスカット・ベーリーAが、日本で交配され作られた品種である一方、甲州は、奈良時代に中国から伝来したぶどうだそうです。しかももともとは生食用だったとのこと、ますます身近な感じがしますね。
そして、そんな甲州を使ったナチュールワインをさがしていたら、面白いことに大阪のワイナリーがみつかりました。大阪府柏原市で100年続いているワイナリーだそうです。
https://www.kashiwara-wine.com/index.html
13831カタシモ・ワイナリー キングセルビー 柏原ワイン自然派ワイン ナチュラルワイン ギフトワイン プレゼントワイン 贈答用ワイン ギフトワイン 父の日プレゼント 父の日ギフト
価格: 1,848円
(2020/10/2 14:13時点)
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2020年10月01日
赤ワインのぶどうの品種
赤ワインに使われるぶどうは、果皮が黒っぽい色をしているので、黒ブドウと呼ばれています。
その中でもポピュラーなぶどうは、
1.カベルネ・ソーヴィニヨン
2.メルロー
3.ピノ・ノワール
4.シラー
5.ガメイ
があります。
そういう名前のついたワインも多いので、イメージしやすいのではないでしょうか?
ワインと言えば、フランス、というように、
やはりワインはヨーロッパでこそポピュラーです。
ですので、これらのワインもやはりヨーロッパでこそ収穫しやすく、また、おそらく気候、土壌にも合っていると思われます。
では、これらのぶどうは、日本ではどうでしょうか?
もちろん、これらのぶどうを日本でも一生懸命生産して成功している生産者も多くいます。
一方で、日本の気候、風土、土壌に合わせるように、日本で品種されたぶどうもいくつかあり、最近では、そのいくつかが日本ワインと呼ばれて、世界的に評価されています。
それらの日本固有のぶどうを調べてみましたところ、
こんなサイトを見つけました。
http://www.jp-wine.com/jp/kind.html
その中の、マスカット・ベーリーAについて調べていたら、
このようなサイトを見つけました。
https://www.enoteca.co.jp/article/archives/4346/
そして楽天で見つけたマスカット・ベーリーAのナチュールワインが、これです。
五一ワイン 酸化防止剤無添加マスカットベーリーA 720ml
価格: 1,298円
(2020/10/1 17:28時点)
感想(1件)
このぶどうは、
アメリカ系ブドウ品種のベーリーと、ヨーロッパ系ぶどう品種のマスカットハンブルグの交雑育種で生み出されたそうです。
アメリカの品種とヨーロッパの品種を組合せて、日本の気候に合うぶどうが生まれたというのも不思議なものですね。
2020年09月30日
ワインの収量について
https://fanblogs.jp/loveswine/archive/8/0
特区であれば、年間2,000リットル、
それ以外なら、年間6,0000リットル。
となると、どれくらいの畑が必要になるのかが気になります。
そこで調べてみましたら、
ワインには、「収量」という考え方があるようです。
これは、t/haだとか、hl/haで示される値で、
1ヘクタールのぶどう畑あたりで何トンのぶどうが、あるいは、何ヘクトリットルの果汁が収穫できるか、という数字になります。
この収量が多ければ、沢山ワインが生産できるということになるのですが、ぶどうの質をたかめるには、ぶどうの房を減らして、糖度を高めるのがよいと言われております。
つまり、収量を減らして、量より質を選ぶ生産者もいるということです。
本当かどうかはわかりませんが、
一般的なボルドーの村名ワインが45hl/ha、
超低収量と言われるロマネ・コンティが28hl/haと言われます。
自然な作り方をするナチュールワインでは、
無農薬、無化学肥料だったりしますので、一般的には収量が低いと言われます。
では、仮に、40hl/haだったとします。
そうすると、40hl=4,000リットルですから、
年間2,000リットルを醸造するためには、2,000÷4,000=0.5ha
6,000リットルであれば、6,000÷4,000=1.5ha
の畑が必要になります。
1.5haとなると、125m四方の土地になりますので、
スタートアップとしてはなかなかのハードルとなります。
なるほど、ワイナリーを始めるのはなかなか大変なのですね。
2020年09月28日
ワイナリーの立ち上げ
ワイナリーの立ち上げについて調べてみました。
ワイナリーの定義は、ワインの醸造所ということなのですが、ここでは、ざっくりと、
1)ぶどうを育てる
2)ワインを作る
の両方について調べてみました。
ワイナリーをつくるのに、最も大きなハードルになりそうなのは、やはり資金面でしょうか?
ぶどうをつくるためには、
1)ぶどう畑となる土地を探して、
2)ぶどう畑を整備して、
3)ぶどうの苗を植えてぶどうを育てて、
4)収穫をする
というプロセスが必要になり、時間と人手が必要になります。
人手がかかるということは資金が必要であり、
時間がかかるということは、その間、収益がないということになります。
そして、ワインをつくるためには、
5)醸造のための機械を購入し、
6)ワインをつくり
7)瓶に詰めて
8)出荷をして
ようやく、収入が発生することになります。
ぶどうが育つのに3年間、ワインの醸造に2年として、
ここまでにかかる時間は5年間、
費用は、土地の値段、5年間の人件費、機械の費用、そしてそれらのための施設・建物などが必要になります。
土地にかかるお金以外で1億円かかるという話もあります。
さらに、意外なところにハードルがあります。
それは、果実酒の製造の免許の取得です。
果実酒の製造の免許は、1年間で6,000リットルの醸造が必要になります。
6,000リットルとなると、750ccの瓶で8000本。
これは少ない量ではありません。
なんで、自分でワインを造らないでぶどうを売るのだろうか、とか、
なぜ、自分で育てたぶどう以外のぶどうを購入してワインを作っているのだろう?
とか、思っていたのですが、
もしかすると、このハードルが厳しいのかもしれません。
しかし、醸造所の場所が、ワイン特区に指定されていれば、このハードルが年間2,000リットルになります。そうなると約3,000本で一気にハードルが低くなります。
どこでワイナリーを開設するか、あるいは、市区町村に協力をお願いして特区を取得してもらうか、そういう政治的な判断も必要になるのですね。