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無意味だ
なんの価値もない
だが
ただ
「生まれて死んでいくだけの存在」の人間が
宇宙の意思に反してまったく新しい何かを
作り出した可能性があるとしたら?
そう
信じたいじゃないか
前巻のは こちら 。
とりあえず引っ張ってるなーというざっくりとした感想ですけれどどうでしょう。そういう意味ではずーっと引っ張り続けてはいるんだけどね。でもこう、この緊迫感のある、アクションもある状態で引っ張り続けるのは今回が最も長めだと思いますよ。
いいですね、ずっとこのテンションで読んでられるのも、これまでの佐藤さんの献身的な活動によるところが大きいと思うわけです。やはりこう、佐藤さんはずっとこういう中で生きてきたか、あるいは生きたいと願ってきたんだろうな、みたいなことを思うわけです。
何かでも、前回まではみんなで佐藤さんに向かって行動をしていたわけなんだけれども、今回はみんながそれぞれの場所で個別の物事にあたっているのがちょっと気になりますね。これはこの個別に見える出来事が最後には何か一つの象徴としての出来事にまとまっていくのでしょうか、あんまりそういう流れは思いつかないけどなー、どうなるのかしら。
とりあえず次巻は、佐藤さん、永井君と再度相対す、みたいな感じじゃないかなって思うんですけどね。佐藤さんからすれば「またぁ?」って感じの。でも、亜人って何度でも、文字通り死んでも何かを達成するために出てきているのだから、そして永井君のそれは、佐藤さんを止めることなのだから。
残念ながら佐藤さんには、それを拒否する資格はないのであるよ。
次巻も楽しみです。
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