今日はキャリアオイルの種類についてお話します。
アロママッサージをするにあたって、必ず必要になるのはキャリアオイルです。
精油は成分が凝縮されているので。希釈が必須になります。
種類にもよりますが、0.5%〜2%くらいまで薄める必要があります。
精油は名のごときオイルですので、希釈もオイルで行います。
(バスベースや化粧水を作るときは乳化剤を使用します。精油と希釈材が完全に混ざることが大事です。)
希釈する際に使用するオイルがキャリアオイルです。
食べ物に使う油と一緒で、キャリアオイルも色々あります。
人それぞれの肌質や、状態に合わせ、キャリアオイルを使い分けましょう。
キャリアオイルの種類
キャリアオイルには大きく分けて2種類あります。
?@ベースとなるオイルと、?A栄養や効能を補填するブレンドオイルがあります。
オイルマッサージの際は、?@ベースオイル100%+精油
さらに効果を求めたい場合は、?@ベースオイル80〜90%+?Aブレンドオイル10〜20%+精油
このように、その時の症状や用途に合わせ、ブレンドしたりします。
ブレンドオイルとは、粘度が高すぎて、単品で使うには重すぎる場合と、栄養価が高く高価なオイルの場合、単体で使うには成分が強すぎる場合などがあります。
例えば、今話題のアルガンオイルや、バオバブオイルは栄養価は高いですが高価なので、全身に使う場合はブレンドオイルとして使用します。補填オイルは、高栄養の場合がほとんどなので、少量でも十分に効果があります。
今回はベースとなるキャリアオイルをピックアップしてみましょう。
※すべての方にアレルギーが出ないものではないので、パッチテストはしてくださいね。
◆キャリアベースオイル
アプリコットカーネル:粘度が少なく比較的さらっとしたタイプのオイル。全ての肌質に使用できます。
オリーブスクワラン :粘度がなくさらっとしています。肌吸収がよくマッサージには不向きかもしれません。
脂性の方以外には使用できます。
カメリア(椿) :中粘度のオイルです。少しにおいがありますが気にならない程度です。
乾燥肌向けで。お肌が弱い人には不向きです。
グレープシード :どんな肌質にも合い、粘度も軽く使いやすいオイルです。
ココナッツ :独特の香りがあり、粘度も高めです。敏感肌、脂性の肌には向きません。
スイートアーモンド :中粘度のオイルで、少し甘い香りがします。脂性以外の方向けになります。
セサミ :セサミ独特の香りがし、中粘度のオイルです。
敏感肌の方は避けたほうがよいでしょう。
ヘーゼルナッツ :脂性の方向けのオイルです。敏感肌には向きません。
ホホバ :軽い使用感で、すべての肌質の方に使用できます。
マカダミア :敏感肌以外の方以外には使えるオイルです。
一般的に使いやすいのは、アプリコットカーネル、グレープシード、ホホバの3種ですね。
癖が少なく、ブレンドにも最適です。
芳香はリラックス効果、マッサージは直接体にアプローチしますので、ぜひ試してみてください。
次回は、キャリアオイルに栄養価をプラスし、さらに効果の高いまっさじにするためのブレンドオイルをご紹介します。
お楽しみに♪
まことでした。
アロマオイルはこちらがお買い得です♪
追記
※禁忌についてはこちらを確認ください。
『精油の禁忌事項について』
※マッサージオイルブレンド方法はこちら
『セルフマッサージの効果』
※入浴剤の作り方はこちら
『アロマバス』
禁忌事項もありますので、持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めします。
【このカテゴリーの最新記事】