それぞれの初めての発達検査では、
全員、DQ70以下だった。
さて、ここから どうするか。
intelligence ( 知能、知性)とは何か。
我が家の家庭療育は、そこから始まった。
知的障害児の知的水準を上げた教育法と言えば
モンテッソーリ教育(wikipediaへ) が有名だ。
この モンテッソーリ教育 によると、
「 知性の働き」とは「区別すること(分けること)」であり、
この「知性の働き」には、
「 論理数学的な働き 」と「哲学的な働き」がある、とのことだ。
そして「 論理数学的 な働き」とは、
「分析、集合、比較、対応等」であり、
「哲学的な働き」とは、
「本質を見抜く、抽象する、因果関係を知る、時間・空間をわかる等」だ。
さらに、「 知性の性質」とは「自発性」であり、
この「知性の働き」が根底にある活動は、
持続し、発展的に展開するという
自発性を持っているのが特徴だそうだ。
なお、上記下線部の「 論理数学的 」の内容については
数字が持つ次の3つの構造にあてはまるとのこと。
(1)分類、結合(代数的構造)
(2)A<B<Cのように系列化(順序の構造)
(3)空間や図形の性質に沿って、連続、隣接、包囲(位相的構造)
つまり、幼児用のドリル「ちえ」とか「かたち」などで
よく出てくるようなことの「基本部分」だ。
もっとも、何しろ幼いわけだし
ドリルで理解していくのは、難しいだろう。
具体的な物で「見て、触って、感じて、理解」というところか。
さらに、我が子の場合は、「自閉症」という問題もある。
それが 学習にどう影響を及ぼしてくるか。
「松の事は松に習え、竹の事は竹に習え」
松尾芭蕉(wikipediaへ) の有名な言葉だ。
・・・「自閉症児のことは、自閉症児に習え」って?
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