髄膜炎 発症〜完治まで
髄膜とは、脳や脊椎を覆っている保護膜のことを総じて髄膜と呼びます。
健康な体ではなりにくいらしく、病中や病後や激しいストレスなどで体が弱っている時になるらしいです。
また髄膜炎には細菌性とウイルス性があり、細菌性は薬があるみたいですが、ウイルス性は治す薬はなく、私はウイルス性の髄膜炎になったのですが、痛み止めだけで耐えて自分の免疫で治すしかなかったのです。
ウイルスって世の中に凄くたくさんの種類があって、どのウイルスがいつ入り込んだか特定出来ないし、前日に入り込んだはずなら前日の行動である程度特定出来るかもしれませんが、入り込んだタイミングは前日とは限らず、1週間前や2週間前から潜伏していた可能性もあるそうで、そんな事言われたら咳していた人にもたくさん会ってるし、ホコリっぽいとこにも行ったし、全然分からないわけです。
誰かの役に立つかもしれないし、私の髄膜炎発症から完治までの流れを載せておきます
1日目:なんとなく夕方ぐらいから頭と首と肩が少し痛く、どうもコレが髄膜炎の発症だったようなのです
2日目:身体中の節々が全部痛く、熱は38.5度。
3日目:朝の熱37度で熱が下がったと思ったら、朝食後37.9度。
夕方熱が39.3度まで上がったので、夜に救急で病院に行きインフル検査→陰性
4日目:熱38度 昨日病院でもらった とんぷくを飲み始める
とんぷくは3時間しか効かず、1日2回しか飲めない薬だったので、残りの時間が相当しんどかった。
この日辺りから目が赤くなりだした。
頭が割れそうなほどの頭痛があったのに、枕をやめたらなぜか頭痛が消えた。
5日目:しんどさに耐えられなくて近所の内科を受診。
血液検査で炎症反応が出ていたのだが、私は神戸の病院で不妊治療中だったので神戸の病院に電話。
翌日の診察予約。
6日目:神戸の病気に行ったが、婦人科的な部分に異常はなく、そのままポートアイランドの中央市民病院を紹介され、ウイルス性の髄膜炎と診断される。
頭や足や色んな部位に痛みが出る特徴からすると、細菌ではなくウイルスのようですが、何のウイルスなのかとか、いつ感染したのかは特定出来ないらしい。
ウイルス性の髄膜炎に効く薬はないので、結局とんぷくで耐えて、自分の免疫力で治すしかないらしい。
とんぷくは1日4回飲めるやつに変わった
1日4回飲む度に3時間楽になるという事は、単純に考えても1日の半分楽という事だ。
よかった
7日目:治っていく気配はなく、目が超赤くなり光が眩しく痛く感じる。
熱はとんぷくが切れるとまだ39度台。
大根 長芋 鶏肉 小松菜 梅干 ニンニク ヨーグルト ニラ 納豆 茶蕎麦 バナナ りんご 栄養ドリンク など。
8日目:とんぷく飲む時だけが楽しみの日が続く。
とんぷく飲んで楽な時に食事したり洗濯したり、寝るのもとんぷくが効いてきた時に寝だすと気持ちよく寝られた
9日目10日目:相変わらずとんぷくが切れると熱は39度代。
11日目:この辺りからとんぷくが切れても39度にはならず38度台。
痛い部位も、目と足が一番痛く、手首と腰が2番目で、それ以外は気にならなくなった。
12日目:翌日がポートアイランド中央市民病院の診察日なので、夫と夕方から神戸に向かい前泊した。
看板が凄く見えにくく、視力が相当低下している事に気付く。
頭痛は枕をやめたら治ったと思っていたが、この日はヒドイ頭痛がずっとしていた。
13日目:ポートアイランド中央市民病院では、このままで自然と治ると言われた。
この日は頭痛も無く、熱も微熱程度。
足の痛みは、歩いたり座っていたり寝ていたら痛くなく、ただジット立っている時だけが痛いようだ。
14日目:近所の内科で総合病院の眼科への紹介状を書いてもらったが、その病院で少しマッサージしてもらったのと目薬をもらったので、2〜3日様子見てから眼下に行くように言われた。
足の痛みはシビレに変わっていて、長期に渡る高熱で消耗したエネルギーが、足先や手先や目にまだ戻っていない事が原因と言われた。
普段から足だけ冷え性でムクミもあったから、余計栄養が行かなかったようだ。
昨日までは風呂もエネルギーの消耗が大きいから2日に1回のシャワーにしていたが、この日から血行を良くする為に湯船に浸かる
15日目:台所仕事もイスがあれば出来ると気付いた。
16日目:スーパーにお買い物デビュー。
しかしまだ凄く疲れる。
今頃だが目の写真を撮ってみた。まだ少し赤い。
17日目:スーパー帰りに夫の実家で食事をして、合計3時間程起きていて軽く動いていたが大丈夫だった。
18日目:総合病院に行こうと思っていたが、目の赤みがほとんど引いたのでやめる。
しかし午後から飛蚊症が酷くなってる事に気付く。
飛蚊症は1年程前からゴマ状が5つ程と糸くず状が1本見えていたが、右下のように空を見上げると薄い色の点も数えると1000個ぐらいになっていた。
19日目:総合病院の眼科に行ったが眼科は休診だった。
20日目:完治はしていないが、ゴールデンウィークで友達が帰って来てたので、5時間オシャベリ&ランチ、そして夜も外食に出たみた。
大丈夫だった。
21日目:早朝夫の仕事の電話で起こされ寝不足→昨日の疲れと寝不足のせいか頭痛(コレが ぶり返し なのかも)
22日目:しっかり寝たら頭痛無し。
体力も戻ってきている感じがする。
23日目:ほぼ治ったと思って3時間程テレビを見た→目が少し痛くなった(ぶり返し?)
24日目:外出先で空を見上げたら、飛蚊症がまだ酷いと気付いた。
それと頭痛は無いのだが、頭の一部分だけ押すと痛い(耳の上のメガネフレームがあたる辺り)
25日目:総合病院の眼科に行ったが、自分で車を運転して行った為 眼底検査が出来なかったので、この日は簡単な検査だけして、眼底検査は2日後に予約。
午後は指圧のマッサージに行ってみた。
足もほぼ治っていたが、高熱と痛みに耐えて力んでいたせいか、肩や背中や腰がガチガチだったようで、足も頭も含めた全身を指圧でほぐし血行を良くしてもらったので、凄くスッキリした。
26日目:目以外ほぼ完治していると感じたが、髄膜炎は完治してから1週間安静にしていないとスグぶり返すと聞いたので、一応大人しくしていた。
27日目:眼底検査異常なし。一昨日の検査も異常なし。
飛蚊症は髄膜炎のせいではなく、近眼の人はなりやすいからと済まされ目薬も何も無し。
眼底検査の際に瞳孔が開く目薬をさされ、これのせいで5〜6時間目が見えにくいから運転はダメなのだが、携帯の文字が1〜2時間全然見えなかった。
遠くは別に見えたが、外に出ると光が痛く感じてサングラスと帽子が必要だった。
少し遠出しなければイケナイ用事があったので、夫の運転でそのまま出掛けたが、帰って1時間程寝ても疲れは取れず、結構しんどくて眼科に行った事を少し後悔した。
28日目:前日のしんどさはマシになったが、目が少し痛いような熱いような感じだった。
髄膜炎のせいではなく眼底検査のせいだと思う。
29日:眼底検査による目の痛みもほぼ治り、メガネのフレームがあたる1部分の頭痛もなくなってるし、これで全部治った気がした。完治かな
これが本当に完治なのか分かりませんが、とりあえず飲酒などはまだ怖いですし、睡眠不足もまだ怖いです
その辺だけ気を付けて、あとは普通の生活に戻していき、体力も戻さなければいけません
もし誰か身近な人が髄膜炎になられたら役立つかもしれないと思い、細かく書きましたが、長くなってスイマセンm(_ _)m
しかしこれは今回の私のパターンですので、髄膜炎はもっと酷いパターンもたくさんありますので、とにかく早めに病院に行ってほしいです
私の友達のお父さんは、髄膜炎になって娘の名前を男の名前で呼び出したり、おかしな事を喋るという髄膜炎独特の症状がでる重度だったらしいが、今では元気に治っているらしいですし、
従妹の旦那さんのお父さんも、歯の細菌から髄膜炎になったそうで、訳の分からないうわ言ばかり言って死にかけていたらしいが、復活し今は元気らしいです。
色んなパターンがありますので、私でも入院させてほしかったと思ったのに、私のがいかに軽度だったか分かりますね。
ちなみに飛蚊症の方は、熱があった時に冷やしたから酷くなったのかと先生に聞きましたが関係ないと言われ、温めたら治りますかと聞いても関係ないと言われました
ネットで調べたツボを押しやマッサージや、目の体操を続けています。
この文章は、5月10日にもう1つのブログにアップしたものを、コッチのブログ用にまとめ直したものですが、まとめ直している今日は髄膜炎発症から2ヶ月半経ってますが、全身もマッサージもちょくちょく通っていますし、ゴルフなどの運動や多少の飲酒も血行が良くなるかもしれないしやってみてます
もう旅行にもバンバン行けてまーす
↓免疫力サプリ↓
タグ: 髄膜炎 ウイルス 細菌
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