1967年神奈川県生まれ。
1989年筑波大学卒業
日本テレビ放送網入社
2000年ソニー入社
2003年ハンゲーム・ジャパン株式会社(現LINE株式会社入社)
2007年代表取締役就任
2015年3月退任,4月動画メディア運営会社 CHANNEL設立
シンプルに考える 森川亮 ダイヤモンド社 2015年5月第1刷発行
内容
2003年から12年間の間につちかった森川氏ならではの仕事の流儀がシンプルにまとめられています。
第1章 ビジネスは「戦い」ではない
第2章 自分の「感性」で生きる
第3章 「成功」は捨て続ける
第4章 「偉い人」はいらない
第5章 余計なことは全部やめる
POINT
この本に書かれている内容は大前提がIT系の小規模会社でうまくいった仕事の流儀かなという気がします。
同じような会社であれば、非常に参考になるとも思います。そうでなければ、逆にストレスがたまってしまうかもしれません。
戦わない
差別化は狙わない
計画はいらない
偉い人はいらない
自分をまもらない
など刺激的なフレーズが帯にはならんでいますが、その言葉の意味をよむとなるほどねと関心してしまいます。
LINE時代の具体例の記述があります。
P136 シンプルでなければ「戦略」ではないより
LINE当時の戦略はただ一つ
「どこよりも速く、最高のクオリティーのプロダクトを出す」
拡大時のメッセージはLINE事業では儲けなくてよい。ユーザーの拡大だけを考える。という戦略だったようです。その結果、無料電話、スタンプ、ゲーム、公式アカウントなどのサービスが圧倒的なスピードで開発され新しいサービスとしてさらなるLINEユーザーの拡大につながったようです。
P154「仕組み」では成功できないより
創造性を最大限に発揮するにはマニュアルはつくらない・・
結果を出す人がやりやすい環境、仕事の進め方は現場単位にことなる。チームによってやりかたが違うことを組織が許容する。なんとまあ
仕組み化できない部分に競争力の源泉があると著者は言い切ってました。
まとめ
いらないものは全部捨て、本質だけを追求する
本当に大切な1%に100%集中する
仕事に限らず、人生にも役に立つ考え方だと思いました。
★★★★★
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