入社2週間目で退職勧告を受ける(公共施設勤務生活?B)



今日は朝イチで歯医者に行きました。

夏頃30歳になって人生で初めてできた虫歯を治療してもらった歯の詰め物がとれた上に歯の裏側半分が欠けてなくなるという始末。

どうやら虫歯が悪化していたようで!何事もそうですが見えないところでジワジワ蝕まれていること程怖いものはありませんね。
さて本編。

いきなり過激なタイトルですみませんが事実です。

公共施設で働くことになった私ですが、当時のメンバーは現場長含め、契約社員が5人、受付のパートさんが10人ちょっとの構成で始まりました。あとは別会社で設備管理やら清掃、レストランのスタッフがおりますが

キーマンになる現場長は関西方面出身で定年間近くらいの年齢、高卒で工場勤務に入り、色々な企業で働き30歳前に個人経営で会社を立ち上げるほどのポテンシャルの持ち主でした。

今回いつもの取引先であるこの公共施設が民営になって現場長のポストを募集していることを知ったらしく、入札前から本社の人と調整してきたそうです。

スタートした段階から自分は成り上がりだし、小チンピラと呼ばれるくらい口が悪いと自分から言っていましたので面接のときとは大違いでした。

加えてやり方は極めてシンプル。「洗脳教育じゃ!」と自ら言っていたので、私にとっては人生3回目の洗脳になります。

皆さん覚えていますか?洗脳の1回目は新卒入社前の地獄の訓練施設での完全な社畜になるためのもの、2回目はMLMでのマルチ商法での脱サラ、ビジネス確率のためのもの。

今回3回目は定義はできないのですが強いて言うなら、極論が多いですが社会での現実というものでしょう。

現場長の持論と口癖が
「女は愛嬌、男は犠牲」…部下が上司に対してすべき事
「上司の責任は部下のもの、部下の手柄は上司のもの」

もちろん肯定するつもりはないですし極論でワンマンに思えますが、まだ根強く残っている暗黙の社会の常識ではないでしょうか?

仕事はというとオープンの余韻に浸る間もなく、すぐにイベントの設営準備。イベントは3ヶ月くらい続きます。

そしてイベント開催したわけですが、しばらく経って夜、現場長と二人で飲みに行くことになりその時に言われたのが、

「君は使えない。仕事辞めてくれないか?」

との驚愕の一言で酔も一瞬で冷めました(汗)

理由としては設営の手際が不器用で遅すぎることと、私の副現場長のポストは日々の経理処理が一番大事なのですが私はほとんどできず他の人に任せているからとのことでした。

本社の人から採用の電話をもらったときに当然私は副現場長の職務内容を聞いていましたが、現場長の補佐と市役所との調整がメインだからとの一点張りで何も経理が必要とは聞いていませんでした。聞いていたら完全に断っていたでしょうし、ここでお互い不幸な採用ミスがわかった瞬間でした。

もちろん入社して退職2週間なんて受け入れたら以前金融会社に入って1ヶ月で辞めた最短記録を塗り替えるので色々再起不能になると思い粘りました。

ところが1ヶ月経ったある日、現場長に会議室に呼ばれ、
「まだ結論は出ないのか?男なら責任のとり方くらいわかるだろう?」

と促されました。もちろん私もそこまで鈍感でないので退職願の紙を待ってるなと気付きました。

いきなりな出だしですが次回をお楽しみに…

2016年10月12日

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