つい気持が博多方面に 向いてしまいました。
夫の実家が九州だものですから
義母がシーズンごとにせっせと 明太子を送ってくれます
そのセレクトっぷりがニクい。
毎回違うメーカーの 異なる辛さの明太子がセレクションされてくる
すわ、これは嫁たるワタシの舌が試されているのねっ
と
戦闘モードに入るワタクシを夫がたしなめて一言
「天然で、何も考えずにチョイスしているのだ」 と。
・・・・・・
そんなはずがない。何かがある。
「どっから」という 辛味★★★★★ から始まって
しびれた我々の舌を翻弄するかのごとく
次回は 腰の砕けるような☆甘口 が送られて来るのです。
次回はアレをプリーズ・・・・と 希(こいねが)う まもなく次の波に翻弄される
当家
スーパーで購入する ショッキングピンクに色づけされた
ポップな明太子ではもはや
禁断症状を抑えることはかなわず
たまたま 日数が開いたときに 必ず頼んでしまうのが
『美食市』 の明太子だったりするのです。
ところで
「明太子の二段仕込み」 について ご説明しますと
実は大抵のメーカーでは明太子を作る際に辛子に漬けるのは 1回だけ なんです。
もちろんコストの問題が大きく影響しているのはやむなしです。
このご時勢、飛ぶように売れる、という商品ではありません。
だがしかし、それでも明太子を愛して止まない現地の製造者は手間を惜しまずにしっかりと
2回、辛子に漬け込む 作業をします。
1回目の本漬けに加えて2回目の 追い漬け を行うことで
味に旨味とコクが加わります。
美食市 「二段仕込み明太子」 は、
創業以来秘伝の味付けを守り続け
100%手作業で行っているため
買付けから製品化までこだわり抜かれたイッピンです。
『量産』 体制が敷けないことが 悩みの種ですね
(消費者にとっても)
しかしながら 断言しますが
これは
いわゆる「デパ地下」 などで ちょっとイイ値段で購入してくるような感じでは
決して味わえないシロモノですよ。
ホントに美味しい明太子と出会うと
パスタも あえものも
→参考:
明太子のおつまみ各種
明太子のおつまみ各種
いえいえ
ただそのまま
さく…っと 包丁で切って いただく
もしくは オリーブオイルを 廻しかけて ひと箸 食べてみてくださいませ
明日から博多のヒトに足を向けて寝られなくなってしまいます。
・・・・・・・・・
って ここまでワタシがアツく明太子について思いを寄せて書いている最中
実家からの電話を旦那様が受け取ると
「えっ、・・・・・・そうだなぁ〜〜 辛子高菜 っ ねっ、 頼むわ〜」
往年の 猪木の延髄切り を食らわしてやりました。 だーーーーーーーーっっっ
GWお里帰りのお土産にも 喜ばれますよ。
タグ: 博多の明太子
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