2015年のウィンターセールは2014年とは異なり「日替わりスペシャル」や「フラッシュセール」が廃止され、一部ユーザーからは不満の声も上がっていましたが、Valveの報告ではこの変更が結果的にセールの成功に貢献したことが伝えられています。
今回のセールでは各ユーザー向けにおすすめタイトルを紹介するディスカバリーキューを利用し、チェックするとSteamトレーディングカードが貰えるというイベントを実施しました。1回のキューで紹介される12タイトルをチェックするとカードが1枚ドロップ。カードは1日で3枚までドロップしたので、逃さずカードを手に入れたユーザーは13日間毎日36タイトルをチェックしたことになります。これにより、製品ページビューは2014年の3倍の数を記録しました。
また、ユーザーが製品ページを見て興味を持ち、ウィッシュリストへと登録する数にも変化が見られ、2014年に比べて2015年はセール時のウィッシュリスト追加数が大きく伸びたことが明らかとなっています。一部タイトルは実際にセール期間中に購入もされています。
肝心の収益については「目覚ましい成功をもたらした」と伝えています。人気タイトルは例年通りセール期間中に継続して売り上げを伸ばしたのはもちろんのこと、トップ500に入っていないタイトル群についても、製品ページトラフィックは前年の4倍以上となる35%を集め、売り上げは45%の上昇を記録したそうです。
Steamの大きな売りとも言える大型セール。Valveは顧客のために役立つ新しい方法を探し続けていくと語っています。ちなみに、今回のセールの裏ではコミックを通じてARGが進行していたようです(詳細は下記動画を参照)。
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