ジャンプ50周年 アニバーサリーフィギュア〜キン肉スグル〜
2017年11月7日 バンプレストのアミューズメントの景品で登場しました。このジャンプ50周年アニバーサリーフィギュアは少年ジャンプの表紙のイラストをフィギュアにする企画のようで現在(2018年4月)は他に、こちかめ両津や、ナルト、坂田銀時、ダイの大冒険、ハイキュー、テニスの王様、黒子のバスケ、当然ゴクウ、ルフィと数点でているようです。今回紹介するキン肉マンはそのなかでもかなり出来のよい仕上がりなっています。プロポーションが最高級にいいです。上半身が大きい逆三角形のスタイルですが前後左右と全体のバランスがとてもよく設計され重心が完璧なため、付属のスタンドアシストパーツが不要で自立できます。
顔も当時の顔ではなく現代風の顔に造形してあり、誇張しすぎているような筋肉もバランスがとれ雰囲気がとてもよくでています。堀が深いため必然と筋肉に影ができ、遠くから見ても他のフィギュアより存在感が強いです。手のにぎり込んでいる指までよくできてます。重さも見た目どおりに有りリアリティが増しています。
後姿も抜群で、しまったおしりが全体の筋肉のしまりを感じさせ、首、腰、両足で表現されている体のひねり具合などは芸術性を感じさせます。ミケランジェロのダビデ像と比較できるレベルの気がします。体ひとつでここまで栄えるフィギュアはそうそう見あたらないです。
このシリーズの箱のデザインはジャンプの文字が入るこのスタイルで統一されているので同シリーズがよく分かっていいです。サイズは約24cmで近年のフィギュアのベストなサイズと思われます。
これといって残念なところは無いのですがあえてあげるなら個人的にはマスクの赤い部分はもう少し控えめでよかったかなってところと、どうしてもプライズ商品の為色塗りが甘いのと、おでこの肉のプリントが少しずれているところです。スタンドはあればより安定するのですが足に付随させる最近のこのスタイルが好きではありません。箱の裏表紙は当時のジャンプの表紙を飾ったものが印刷されていてとても懐かしく感じさせてくれます。
【評価】★★★★★5
通常はアニメやコミックのデザインから形をおこすと思われますがコレは人間の想像する理想の筋肉から形をおこした気がします。キン肉マンを知っている誰もが欲しがるフィギュアです。
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