遠く離れた位置からの撮影で画質も荒いが、格納部から飛び降りて滑走路上を歩き回る少年の姿が確かに映っている。
少年は4月20日午前1時すぎにカリフォルニア州サンノゼ空港のフェンスを乗り越え、ハワイアン航空機の車輪格納部に忍び込んだとされる。同機は約6時間後に出発し、約5時間のフライトを経てマウイ島のカフルイ空港に到着した。
少年は飛行中の低温や酸素不足にもかかわらず奇跡的に生き延び、現地の病院で手当てを受けた。サンノゼの警察によると、4日までにカリフォルニア州サンタクララ郡の児童保護センターに保護された。「ソマリアにいる母親に会いたかったが、どの飛行機がどこへ行くのか分からなかった」と話している。
警察は今後、少年から詳しい事情を聴くとしている。不法侵入と判断された場合は、罰金刑が科される可能性もあるという。
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