CNN ) 韓国南西部・珍島(チンド)沖で旅客船「セウォル号」が沈没した事故をめぐり、 韓国 の検察幹部はセウォル号の運航会社である「清海鎮海運」のキム・ハンシク代表を拘束したと明らかにした。
検察幹部によれば、キム代表には業務上過失致死などの容疑がかけられている。また、沈没の一因が過積載だったとみられることに関連して、船舶の安全を定めた法律に違反した疑いもあるという。
検察幹部によると、セウォル号は事故当時、積載可能量の2倍を超える貨物を積んでいたうえ、貨物が正しく固定されておらず、これが転覆の一因になったという。
セウォル号には修学旅行中の高校生300人以上を含む467人の乗客・乗員が乗船していたが、このうち少なくとも269人が死亡。当局によれば35人が行方不明になっている。
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