BMW M850iカブリオレからLCカブリオレを連想してみる



レクサスでは、このような派生モデルはマイナーチェンジ等の時期に投入されることが多いですが、ベース車両とほぼ同時期に投入というのは凄いですね。
BMWのショールーム(東京ベイ)に8シリーズカブリオレが展示されていましたので観察してきました。

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レクサスLCにもカブリオレモデル(LC-C?)の発売が濃厚ですが、BMW850i xDrive カブリオレを見ながら「LC-Cはどうなるんだろう・・・」としばし思いを馳せて・・・(なお、一部メディアでは2019年10月発売予定とされていますが、おそらく今年中は無理ではないかと・・・。)

20190111_02_10_s.jpg
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/26130127.html?padid=ag478_from_kv

さて、M850iクーペもそうでしたが、M850iカブリオレも何処から見てもBMW製の車であることは一目でわかりますし、古典的なかっこよさがあるオープンカー!ただし、ベースモデルとかなり似ているのであまり驚きはありませんでした。

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フロントグリルの「枠」は通常のメッキタイプで、M850iクーペで使用されている、チタンルックの「セリウム・グレー」ではありませんでした。
それもあって、スペシャル感が少し薄れているのかもしれません。

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ヘッドライトはクーペと同様、先進的な「レーザーライト」が採用されていますが、LEDユニットのブルーの差し色はいつ見てもいい感じですね〜
レクサスも第1世代のときはハイブリッドモデルのランプにはブルーの差し色がありましたが・・・
LCにも先進的なヘッドライトを投入してほしいですよね。(可変ライティング機能がないのが痛い!)

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ホイールはクーペと同様20インチを採用、一般的なデザインに変更されており、エレガントさが強調されているように感じました。
(Mライト・アロイ・ホイール・マルチスポーク・スタイリング729M バイ・カラー)
LCカブリオレでは果たして22インチを採用してくるのか?現実的には20インチ程度に留めて乗り心地を確保したほうが良いように思います。

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インテリアはM850iクーペと同様、高品質でほとんど違いがわかりません。

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ドアトリムもしっかり仕上げられていますが、スイッチ類の質感はいまひとつ。
スピーカーグリル周りは高品質に仕上がっていますね。

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センターコンソールのUSB端子は最新のUSB-Cが採用されていました。やるなぁ!
その他、非接触充電のQiも採用していますし、最新のスマートフォンの各種デバイスに対応しているのは素晴らしい。
この点、レクサスのフラッグシップLC、LSはしっかり次のマイナーチェンジでアップデートしてほしいと思います。

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居住性の面ですが、ソフトトップ式のルーフを格納するため後席はクーペよりも明らかに狭くなっています。しょうがないと思いますが、LCカブリオレも果たしてどうなるのか・・・。

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リヤビューはクーペと大きく異なります。
残念ながらソフトトップのクローズド状態は試せませんでした。
ハイマウントストップランプがトランクゲートに埋め込まれており、平凡な意匠になったのは残念です。

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トランクはルーフの格納が必要であるため、当然ベースモデルより狭くなっています。
容量は 「420リットル → 280〜350リットル」と減少しています。
奥行きは結構あるのですが、縦方向がものすごく狭いので数値以上に積載性は非常に厳しい印象でした。
スーパーのかごは入りませんね・・・。
LC500/LC500hはもともとトランク容量が小さいですが、果たしてトランク容量をどうやって解決するか?

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開口部は狭いですが、奥行きがあるので、小物はたくさん入りますね。
LCはトランクの奥行きがないので(特にハイブリッドのLC500hは狭い!)、間口がせまくならいよう、機構を工夫してほしいものです。
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BMW M850iカブリオレは実に安心して見れる高品質でかっこいいクルマが、「M850iクーペをカブリオレにしたらこうなる」、という無難な仕上がりのように思いました。

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・・・ということで最後にLCカブリオレの商品概要をざっくり妄想してみます。


■パワートレーン=V8/5Lモデルのみ
 (3.5L”マルチステージハイブリッド”は設定されないと推測。トランク容量が問題と思われます)

■ルーフ形状 =ソフトトップ
 (高品質かつ、日本製らしく、耐久性のある新素材を使用すると推測)

■トランスミッション =10速AT
 (LC500と同じ)

■価格=1400万円〜1450万円
 (LC500比 約+100万円。カーボンルーフを廃するため、BMW8シリーズほどの価格差(124万円)にはならないのではと予想。また、構造上「アクティブリヤウィング」が非装備のため、1グレードの可能性もあり得る?)

20190111_02_11_s.jpg
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/26130127.html?padid=ag478_from_kv


レクサスには、今年の東京モーターショーでぜひ「LC500C」を出展してほしいところですね〜!

2019年05月11日

この記事へのコメント
to saber32 さん

なるほど、ソフトトップは雷に対する弱さがあるのですね。
まったく気づきませんでした。m(_ _)m

なお、BMW850iカブリオレにはウィンドディフレクターは装備されているようです。(が、どうやって取り付けるのかはわかりませんでした・・・トランクにはそれらしきものが格納されていたので、おそらく手動取付?)

噂では、相当素材にはこだわっているようで、低速だと走行中でも開閉ができるようですが、ゲリラ豪雨や落雷には弱そうですし、やはり複数所有の方のセカンドカーという感じなのかもしれませんね。
Posted by なまっくす at 2019年05月14日 22:04
こんにちは、なまっくすさん。

850カブリオレ、興味あるクルマです。
ただ写真を見る限りでは、潔さがない、というか使えない+2を設えるよりSCの様に
手荷物置き場と割り切った方が、スタイリング面でも有利だったのではないでしょうか。
間延びして見えますし、ウィンドウディフレクタも装備されないのでは。

LCカブリオレには、SCのような潔さを感じさせて欲しいですね。
ソフトトップとなる模様ですが、昨今のお天気事情から「落雷対策」としては問題ありです。ソフトでも受けた電流を地面に受け流す新しい方策を施して頂きたいです。
もしくは、SCと同じく電動ハードトップとする方が現代的です。

これから、もっとゲリラ雷雨や大型台風は、ひどくなると思います。
Posted by saber32 at 2019年05月11日 15:07
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