2020年1月9日に発表されたUX200 ”Blue Edition" に続くUXの特別仕様車です。
発売から1年半の間に2つの特別仕様車が発売ですので、いかにレクサスが拡販に力を入れているかがわかりますね。
さて、今回の特別仕様車、一言でいうと、 ものすごくお買い得 !これに尽きますね・・・
内外装のボディカラーに制限はありますが、もっともお買い得なUXと言えると思います。
まず価格から。(UX250h/2WD)
図のとおり、UX250hの特別仕様車は ”version.C” をベースとしたものです。
UX200が ”標準” 仕様をベースにして価格を抑えていた仕様であったのとは異なりますが、価格上昇はわずか約 「11万円」 (消費税10%込み)です。
追加される装備は以下のとおり。
推定合計でおおよそ「21万円〜24万円」相当(推定)の装備が追加されて、これに「特別内装カラー」というプレミアム付きなので、きっちり装備上乗せ分を価格に転嫁してくることが多いレクサスとしては非常にお買い得度の高い内容になっています。
■ブラインドスポットモニター[BSM+RCTA] (約37,400円)
今や必須装備といっても過言でないBSM。新型ハリアーでは逸脱抑制機能も備わるようですが、こちらは警報のみの一般的なタイプ。とはいえ、車線変更時の事故を抑制する有用な装備です。
■パーキングサポートブレーキ(約28,600円)
駐車時の衝突被害回避・軽減に寄与する装備で、高年齢者に限らず発生しているアクセル/ブレーキ踏み間違い防止機能も備えるPKSB。
■パノラミックビューモニター (約55,000円)
駐車時だけでなく、狭い道や離合困難区間での縁石位置確認に絶大な効果を発揮する機能。
と、ここまでの装備で、すでに特別仕様車の上乗せ価格「約11万円」を超えています・・・。
ここから紹介する追加装備は実質「無料」でついてくることとなりますから、(好みがあえば)いかに特別仕様車がお買い得かがわかります。
■17インチエアロベンチレーティング ダークメタリック塗装ホイール(約5,500円)
足元が引き締まるダークカラーのホイール。もともとの価格が安いので”version.C”オーナーにはおすすめのオプション。
■ハンズフリーパワーバックドア (約82,500円)
トヨタブランドではまだまだ採用が少ないいわゆる「電動バックドア」ですがレクサスはUXでも装備可能。操作性も良好ですね。
■LEXUSロゴ入りステンレススカッフプレート (約10,000円<推定>)
ドア開閉時の見栄えの良さに寄与するステンレススカッフプレート。本来レクサス車であれば標準装備してほしいところですが・・・
■オーナメントパネル[ヘアライン加飾] (約20,000円<推定>)
標準仕様のブラック仕上げに比べ、質感が大きく向上するヘアライン加飾。交換は結構たいへんですので標準化はありがたいですね。
■インストルメントパネル[和紙調シボ/ノーブルブラウン] (価格不明)
特別仕様のカラー。多くのUXは「ブラック」仕上げですが、やはりこういったところにカラーが入ると特別感がありますよね。色も控えめですし、万人に好まれるのではないでしょうか。
ちなみに、北米仕様には、オーカー色と思われるインストルメントパネルがラインナップされています。日本仕様もこれかな・・・と推測していたのですが、色合いが明らかに異なりますね。(こちらの方が好み、という方もいらっしゃるでしょう)
以上のように、UX250hの特別仕様車”Brown Edition"は、基本的なレクサス水準の装備を備えつつ、先進安全装備を一通り備え、質感を高めたコストパフォーマンスに優れた特別仕様車に仕上がっていると感じました。
制限事項としては、ボディカラーでしょうか?”Brown Edition"というだけあり、渋めのラインナップに限られています。しかし、なぜか1番人気の白系「ソニッククォーツ〈085〉」が含まれていることから、多くの方にとって選択肢に入るのではないでしょうか?
・ソニックチタニウム〈1J7〉
・グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉
・アンバークリスタルシャイン〈4X2〉
・テレーンカーキマイカメタリック〈6X4〉
ブラウン系の内装はなぁ・・・という方にはブラックの内装も準備されているのが嬉しいですね。
真っ黒なドアトリムやシートに一部「ノーブルブラウン」色が入っているとより好みでしたが・・・
今後UX250hの”versioin.C”をご検討される方は基本的にこの特別仕様車”Brown Edition"を選択されるのがベストと思います。
実車展示され次第、レポートできればと思っております。
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