ボディサイズやパワートレーン、プラットホームなど、概ね事前に漏れ伝わってきていた情報どおりでしたが、今回は、公式ニュースリリースおよびプレゼンテーション動画で判明したいくつかのポイントについておさらいしてみたいと思います。
https://lexus.jp/pressrelease/news/20200616.html
【YouTube】新型「IS」を世界初公開
■3眼フルLEDヘッドランプ
しっかり「3眼フルLEDヘッドランプ」も準備されています。ただし、LCと同様、薄型の軽量ランプユニットを使用しているため可変ヘッドランプ(AHS)が搭載できなかった模様。最近のレクサスは車両の重心から離れた部分に重量物を置くのを嫌っていますから、クーペやスポーツセダンでは可変ヘッドランプとせず、あえて単純なアダプティブハイビームシステム(AHS)に留めているのでしょう。(まさに信者のコメントw)
このあたりはBMWやメルセデス、アウディなどのジャーマン3勢がスポーツタイプのクルマにも惜しみなく最新のヘッドランプテクノロジーを導入しているのとは路線が異なりますが、その他の部分においては最新のセーフティシステムを導入していますから、方向性の違いと言えるかもしれません。
ウィンカー位置は最上部となりますね。シーケンシャル方式(流れるウィンカー)かどうか注目!
■19インチ ブラッククロームホイール+軽量ハブボルト
ブラックメッキにも見えるし、角度によってシルバーにも見える19インチホイールは社外品でしばしば見られる「ブラッククローム」塗装のようです。
また、半年以上前から噂になっていた「軽量ハブボルト」採用が現実となりました。4本でばね下重量を「約0.9kg(2ポンド)」ほど軽量化しているとのことです。
また、ブラッククロームでコーティングされているのでボルトの存在が控えめなのが奥ゆかしい感じです。
■19インチ BBS製 マットブラック鍛造ホイール
なんと、「F」モデル以外では珍しい「BBS製鍛造ホイール」をラインナップ!
デザインは好みが分かれると思いますが、マットブラックがレーシー。
標準の19インチホイールに比べ、ホイール1本あたり「約1.8kg(4ポンド)」の軽量化なので、4本合計では7.2kgの軽量化の模様。
日本ではメーカーオプションが濃厚ですね。
■トルセンLSD採用(F SPORT)
F SPORTのFRモデルでは、トルセンLSDを採用。
しかし気になるのは後輪操舵の「LDH」(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)について言及されていないことです。
もしかして高コストである「LDH」は廃止なのでしょうか?
■10.3インチ ワイドナビゲーションモニターは7cm手前に!
画面の大きさは10.3インチと公式発表。枠があるのでちょっと大きめに見えますね。(タッチ式のため、耐久性をつけたためでししょうね)
また、モニターの位置は「約7センチ(3インチ)」手前に位置されたそうですから、現行ISオーナーの方はぜひイメージしてみてください。
■ばね下重量の軽量化
2021年モデルのLCと同様、ISでもばね下重量の低減に手を入れています。見えない部分ですがこれは嬉しいですよね!
・「コイルスプリング」を20%軽量化
・「サスペンションアーム」アルミ化で 18%軽量化
・「サスペンションスタビライザー」を17%軽量化
■スウィングバルブショックアブゾーバーの採用
レクサスESで初採用されて評判のよい新機構をISにも投入
路面に対する応答性を高め、乗り心地の良さにも寄与しているようです。
■”マークレビンソン”サウンドシステムの大幅な強化
オプションのマークレビンソンオーディオシステムは、従来の15スピーカー、総出力835Wから、17スピーカー 1800Wへと大幅に増強されています。
独特なオーディオノブの仕上げといい、ISのマクレビはおすすめかもしれませんね。
1000W以上とは、数字だけみると凄いパワーアップです。
■ Lexus Safety System+「2.5」の初採用
先進安全装備の「LSS+」は予想をいい意味で裏切り、2018年に発売された「UX」や「ES」を超える、新世代のものが採用されました。
具体的な追加機能は以下のとおりで、一部機能は「LS」にも搭載されていないもの(今秋で採用と思われますが)
前述のとおり、可変ヘッドランプがないのは残念ですが、セーフティシステムの進化は「IS」のトピックスの1つといえます。
・交差点右折時対向直進車・右左折時横断歩行者検知機能/[新型ヤリスで採用済]
・急アクセル時加速抑制機能/[新型LSの「LSS+A」で採用済]
・緊急時操舵支援PCS/ [新型LSの「LSS+A」で採用済]
・ドライバー異常時停車支援システム/(LTA連動型)[新型LSの「LSS+A」で採用済]
・車線認識性能向上型LTA/[初採用?]
■2種類の新ボディカラー
予想通り、「ソニック系」のボディカラーが追加されました。名称は以下の通りとされており、ティザー公開されたIS350は「ソニッククロム」と推測されます。なお、このカラーは2021年モデルの「RC」でも採用されると予想されます。
・ソニックイリジウム( Iridium ?)
・ソニッククロム(Grecian Water ?)
■2トーンの内装
北米市場では、内装色はF SPORTが3色、F SPORT以外も3色のようですが、日本仕様は更に数種類追加される可能性があります。
特に「オーカー」と「フレアレッド」は、ドアトリムやダッシュボードにも色が加わり見た目にも鮮やかです。”ダークローズ”が復活している点もポイントです。
<F SPORT>
・ブラック
・フレアレッド
・ブラック×ホワイト
<F SPORT以外>
・ブラック
・オーカー
・ダークローズ
■新規インテリアパネル
助手席前のインテリアパネルが廃止されていますが、パワーウィンドウスイッチ部分には継続採用。
パネルはすべて入れ替えされており、F SPORTで多くの車種に使用されていた「本アルミ(なぐり調)」がディスコンとなっています。
・F SPORT専用「サテンクロム」
・「アッシュ」(オープンフィニッシュ/墨ブラック)
・「ブラックジオメトリーフィルム」
新型IS、賛否分かれる部分も多いとは思いますが、個別に見ていくとなかなか頑張っている部分もあり、決してデザインだけのクルマではないことがニュースリリースから知ることができました。今後の続報にも期待ですね!
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
おぉ、遂にホイール取付はナットではなくボルトになりましたか〜
レクサスも今後順次変更していくのですかね・・・・・
さてさて、私事ではありますがいよいよ明日(もう今日?)
UXが手元から旅立ちます・・・・・
顧みればレクサスライフ長かったなぁ〜・・・・・
もう暫く新しいレクサスに戻る事もないかと思いますが
今後とも宜しくお願い致しますです・・・・・