今回はRCF「 2021年モデル 」の仕様についての予想です。
RCF は「2014年10月」に発売。スタイリッシュなデザインに加え、街乗りとサーキット走行も両立した仕様でレクサスのイメージを変えた1台といえます。後席も一応座れますし、トランク容量も十分。クーペモデルはセダンよりもゆとりがありますし、先進装備や安全装備の面では不満が残る面もありましたが、日常使いもバッチリなオールマイティに活躍できるクルマでしたね。
その後、RCFはデビューから5年目の「2019年5月」にマイナーチェンジを実施。
レクサス車は年々装備の増強により重量がかさむ一方でしたが、マイナーチェンジ後のRCFはボディの軽量化を図るなど運動性能の強化に務めました。
特に快適装備を削りスパルタンな仕様としたRCF "Performance Package"は話題を呼び、レクサスラインナップの中では独自路線を歩むモデルといえます。
さて、マイナーチェンジから約1年少々経過するレクサスRCFは「9月17日前後」に年次改良を実施すると思われますので、その仕様を 予想(妄想) してみたいと思います。
■ボディカラーの変更
ボディカラーでは、新型レクサスISで採用予定の 「ソニッククロム」 が採用されると予想されます。
なお、これと引き換えに、類似カラーの 「ソニックチタニウム 」(1J7)は廃止となると予想されます。
よって以下の通りのボディカラーとなると思われます。
・ホワイトノーヴァガラスフレーク<083>
・ソニッククロム<1L1>
・グラファイトブラックガラスフレーク<223>
・ラディアントレッドコントラストレイヤリング<3T5>
・ネープルスイエローコントラストレイヤリング<5C1>
・ヒートブルーコントラストレイヤリング<8X1>
■マルチメディア機能の強化
RCはすでに2020年モデルで装備していましたが、「 Apple CarPlay / Android Auto 」などがRCFでも利用可能となるでしょう。しかし、実際どれほど活用されているんでしょうかね?
■安全装備強化(クリアランスソナー)
RCFではもともとブラインドスポットモニター[BSM]は標準装備でしたが、駐車時に活躍する「 クリランスソナー 」も標準装備化されるでしょう。
ただし、レクサス第3世代モデル等で積極採用されている「パーキングサポートブレーキ[PKSB]」ではありませんので、ブレーキ制御や、踏み間違え時のエンジン出力抑制機能はありません。
■セキュリティシステムの強化
LCに続き、RCFでも「 傾斜センサー 」が搭載され、セキュリティシステムが強化されるでしょう。
■法規対応(ライトスイッチ、後席シートベルトリマインダー)
他のモデルと同様、ライトスイッチがOFFとならない仕様に変更。後席のシートベルトリマインダーも標準化されるでしょう。
■価格の変更
価格については、「Apple CarPlay / Android Auto」の追加や、「クリアランスソナー」の標準化により、価格アップが見込まれますが、各グレードとも約 「2万円」 程度のアップにとどまるものと思われ、最小限の価格上昇にとどめているようです。
・・・と概ねこれぐらいの改良にとどまると思われます。
・・・ん???あれは??
・・・ということで、「RCF」に関しては、「 電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド 」の採用は行われない模様です。一方、「RC」(RC350/RC300h/RC300)に関しては、2021年モデルから電動化が行われる模様ですから、この点はベースモデルの「RC」と「RCF」で違いが出てくる点となりますね。
理由としてはコスト面というよりも、電動化による変更により重量配分などが変更になるからと推測します。
足踏み式と電動式で大掛かりなパーツの変更や重量の変更などもありますから、再度車両全体のチューニングをし直す必要があるでしょう。
この点は賛否両論あるかと思いますが、ベース車両が電動化するにもかかわらずハイパフォーマンスモデルの「RCF」はあえて変更しない、という「意思」と感じることもできますね。
個人的には、RCFのベースグレードは「電動化」、カーボンパッケージと、パフォーマンスパッケージは「足踏み式」・・・など明確に分けていたらよりその意思が明確になると感じます。
今後の「RCF」の改良内容は未定ですが、コロナ禍の中での車両環境の変化や、2021年モデルの方向性を予想する限り、これが事実上の完成形となる可能性もありますね。
【YouTube】レクサスRCF 2020年MCモデル見てきました(日比谷 LEXUS MEETS…)
【YouTube】LEXUS RCF "Performance Package" 内外装チェック
- no image
- no image
- no image