現在のLCでレクサス車は5台目で毎回車検前に乗り換えをしてきましたが、今回は乗り換え候補が見当たらないこと、コロナ禍での中古車市場の買取価格が下落および不安定のため、レクサス車では初めて車検を受けることにいたしました。
最終的な費用は以下のとおり。一部の整備を後日自分で行うことを前提として「 約22万円 」となりました。
部分的に見ていくと以下のとおりです。
?@「法定費用」
ここは民間でもディーラーでも金額に変わりはありません。車種により変動します。
なお、レクサスディーラーでは全額クレジットカードでの決済が可能です。
?A「車検費用・手数料等」
民間業者とディーラーでの差はここにありますね。
民間業者では各種割引を考慮すると2万円前後のところもありますが、レクサスに限らず自動車ディーラーでは概ね5万円は超えるようですね。
レクサス各車種の金額は以下の通り(2020年8月現在)
UXやHS、CTは「60,500円」
ISやNXは「63,800円」
RX、GS、RC、ESなどは「67,100円」
「L」シリーズや「F」シリーズは「70,400円」
・・・というように、主にボディサイズ・車両価格帯により整備費用が変わってきますが、概ね「 6万円〜7万円 」に収まっています。
なお、今回は車検の間、代車が準備されました(LS500)
こういったサービスはディーラー車検のサービスの一つといえます。少し買い物・ドライブ行っている間に車検が完了しますね。
?B推奨される整備
安全を考慮すると「ブレーキフルード取替」は必須と思われます。これはディーラーや自動車専門店での整備が安心できる点かと思います。
「補機バッテリー」に関しては純正品が高価ということもあり、社外品を選択しました。(一般的に、純正品は4万円〜6万円ほどします)
「ワイパーゴム」、「エアコンフィルター」、「エンジンオイル」等は後日自分で整備、エンジンオイルは好みの銘柄を業者に交換してもらうのでカット しました。
■バッテリーについて
補機バッテリーは初回車検に交換を推奨されることが多いです。
私のような土日しか乗らないいわゆる「サンデードライバー」やレーダー、ドラレコ、追加LEDイルミなど電装品が多い方は補機バッテリーが弱っている場合が多いので初回車検時に交換しておくことが望ましいでしょう。
(ハイブリッドカーであっても、走行用のバッテリーと、電装品を駆動させるための補機バッテリーは別物であることに注意が必要です)
バッテリーに関しては「純正品」は非常に高価です。
安心なのは純正品なのですが、結局「トヨタ自動車」がバッテリーを製造しているわけではありません。バッテリー専業メーカーが製造しているものをパッケージを変えて販売しているわけですので、純正品にこだわる必要はないかと思います。
当方はここ3回(A7,RCF,LC)で欧州規格のバッテリーを数多く取り揃える「 ACDelco 」製のバッテリーを使用しています。
最近ではレクサス車の多くは欧州規格のバッテリー(LN1〜LN5など)を導入していますが、一般的なカー用品店やホームセンターにはおいてないことが殆どです。しかし、ネット通販ではディラーでの販売価格の半額以下で容易に入手が可能です。
レクサス「LC500h」や「RCF」の場合は「 LN3 」という規格のバッテリーとなりますので、以下の製品が適合します。(年次改良等により変更される可能性があるので要確認)価格は12,000円〜13,000円程度ですから、純正品の半額以下となります。
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レクサスLC500 の場合は「 LN4 」という規格のバッテリーとなりますので、以下の製品が適合します。(年次改良等により変更される可能性があるので要確認)
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人気のSUV「NX300h」、「RX450h」、中核セダン「ES300h」では「 LN2 」という規格のバッテリーが使用されていますので、以下の製品が適合します。(年次改良等により変更される可能性があるので要確認)
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?C任意加入保証
「G-LINK」についてはレクサスサービスの要とも言えるもの。スマホの普及により「オーナーズデスク」の利用頻度は減っている方が多いと思いますが、各種セキュリティサービスや万一のときの保証は、「保険」と考えると合理的です。「1年タイプ」と「2年タイプ」がありますので、ご自身のカーライフにあわせて選択すると良いでしょう。当方は1年契約としましたが、 自動更新される ので注意が必要です。
■G-LINK更新についての記事
http://www.namaxchang.com/article/476062192.html
「レクサス延長メンテナンス」(レクサスケア・メンテナンスプログラム2[LCMP2])については、車種により金額は異なりますが、2年間で、概ね「4万円〜6万円」の範囲に収まります。
契約するかどうかは、今後のレクサスディーラーとの付き合い方によると思います。「当面レクサス車を乗り換える予定がない」、「ディーラーが遠くめったに行かない」、「過剰なサービスは不要」ということであれば契約せず、近場のカー専門店での点検やDIY点検でも差し支えないかと思いますから、契約する必要はないと思います。
価格には以下の項目を含んでいますので、販売店でのサービス提供も考慮すると妥当なところかと思います。
なお、中途で車両売却など点検を受けることができない場合は 「まだサービスを受けていない相当額の”90%”程度」が返金 されます。
「6ヶ月点検」×2回
「12ヶ月法定点検」×1回
「エンジンオイル交換」×3回(工賃込:約13,000円相当×3回)
「オイルフィルター交換」×1回 (工賃込:約1,300円相当×1回)
「ワイパーゴム交換」×1回 (工賃込:約4,000円相当×1回)
「エアコンフィルター交換」×1回 (工賃込:約8,000円相当×1回)
「洗車」×3回
以下の写真のように、「12ヶ月定期点検料」は概ね「 19,000円〜26,400円 」ですので、レクサスケア・メンテナンスプログラム2(LCMP2)の価格のおおよそ「45%」程度が12ヶ月点検費用で、残りが上記メンテナンスサービス+αと考えると、金額は妥当なところでしょう。
あとは「ナビゲーション地図更新」(全更新)が悩ましいところです。
費用は「 25,000円 」前後(ナビゲーションシステムにより異なる)ですが、「ナビゲーション地図更新」(全更新)を実施しないと、 「G-LINK」の契約を延長してもナビゲーション地図が更新されることはありません 。
https://toyota.jp/dop/navisoft/pages/nation.pdf
地図更新が行われるのは「マップオンデマンド」として、あくまでも新車購入から当初3年間のサービス。
これを延長するためには「ナビゲーションシステムの地図更新」(全更新)を実施する必要があり、これを実施すれば「 2年間延長 」されます。
そのほか、マップオンデマンドで更新されなかった詳細データも更新されますので、有料とはなりますが有益なサービスといえます。
とはいえ、こちらはレクサスケア・メンテナンスプログラムと異なり、途中で車両を買い替えても返金はありません。
2年間ということは1ヶ月あたり「1,000円」程度のコストとなりますので決して高額ではないと思いますが、自身のカーライフの今後を考えると、今回の更新は行わないこととし、必要なときに更新を検討することとし、いったんは現在のマップオンデマンドの有効期間内に全国の最新地図を手動でダウンロードすることとしました。
こちらについては後日補足したいと思います。
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