あいにくの「雨模様」だったようですが、そのせいもあり「AWD系」の評判が高かったようです。総じて、想像以上のパフォーマンスの高さやリヤの安定感の高さや、コーナリング時のロールの少なさやセダンに迫る走行フィーリングなど、全体的に高評価のようですね。
さて、期待は高まる一方の新型レクサス「NX」ですが、新開発の2.4Lターボエンジンと高トルク感応型8速オートマチックトランスミッション(8SPDS)を搭載する「NX350」やレクサス初のプラグインHV車「NX450h+」が注目されがちですが、やはりなんといっても幅広いグレード、そして安心したスペックと実績のあるストロングハイブリッド車である 「NX350h」 が一番の売れ筋であることは間違いないでしょう。
しかし、「NX350h」に関しては使用しているエンジン自体は「RAV4 HV/ハリアーHV」と同系ですが、噂通り、 使用燃料は「ハイオク」 (無鉛プレミアムガソリン)であることが判明しています。
ここで気になるのは、既存のトヨタブランド車や現行「NX」とのスペックの違いではないでしょうか?ざっと表形式にしてみました。
現時点で噂される「NX350h」のスペックは以下の通り。
■NX350h 予想スペック(FF駆動ベース)
※詳細スペックは、ワンダー速報さん参照。
■新型レクサスNXフルモデルチェンジ最新情報まとめ! 内装・装備・発売日・スペックなどわかりやすく解説!!
https://wansoku.com/blog-entry-3168.html
「NX350h」のスペックはプロトタイプであり、市販版のものとは若干変更される可能性があると思われますが、「現行NX350h」に比べ、システム出力、エンジン出力が「 約20% 」ほど強化されているのがわかります。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35290897.html
また、同系エンジンを搭載する「新型RAV4/ハリアー」(同スペック)に比べてもシステム出力、エンジン出力ともに「 約10% 」ほど強化されているのがわかります。また、フロントモーターが大幅に強化されているのがわかります。(リヤは同スペック)
なお、「NX350h[AWD]」の北米仕様によると、従来のNX300h[AWD]の0-100m加速タイムが「約9.1秒」に対し、 新型NX350h[AWD]では、なんと1.7秒も短縮し、「 約7.4秒 」をマークする模様。
ただし、この数値は2.4Lターボエンジンモデル「NX350AWD F SPORT」の「約6.8秒」には劣るようですので、車名の数字部分が同じ「350」といっても、純ガソリンエンジン車(3.5L自然吸気エンジン)と同等のパフォーマンスを誇る・・・というわけにはいかないようです。
しかし、現在の「NX300h」に比べると大幅なパフォーマンスが向上していますし、駆動用電池が「リチウムイオン電池」に換装されることや新世代のハイブリッドシステムと効率の良い新型ダイナミックフォースエンジン(A25A-FXS)の採用に伴い、燃費に関しても現行NXより「約15%」(※)程度優れた数値(WLTCモード燃費で20km/L前後、重量の重いF SPORT系では18.5km/L前後)を記録することが予想されます。
また、使用燃料がハイオク(無鉛プレミアムガソリン)化したことにより、ハリアーやRAV4に比べても、エンジンスペックを更に高めることが可能となり、「NX」のパフォーマンスの高さと、トヨタブランド車とのスペック違いがあるという点で、「所有感」にも期待できるのではないでしょうか?
※実燃費が現行NXより例えば「約15%」向上すると仮定すると、使用燃料が「レギュラーガソリン→ハイオクガソリン」(例:1Lあたり150円→160円)となっても実質的には現行モデルより「燃料費」は安くなる・・・と考えることもできそうです。
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