新型レクサス「NX」以降、ご契約者様以外でも「説明書」が閲覧できるようになったの大変うれしいことですね。
今回は、 カタログでははっきりと記載されていない、レクサス新型「RX」の機能 についてざっと取り上げてみたいと思います。
新型RXの説明書は以下から閲覧・ダウンロード可能です。
https://manual.lexus.jp/rx/
では、当方がざっと見て「これは!」と思ったものを紹介させていただきます。
大変入手が困難な「RX」ですが、こういったあまりPRされない、目に見えない内容はなかなか興味深いですよね。
■ハブボルトにゴム製の「Oリング」追加
bZ4Xやクラウンクロスオーバーの発売遅延の要因となった「ハブボルト」。
原因解明の上、対策が施され、新型「RX」の説明書ではなんと冒頭に「ゴム製のOリング」が追加されていることが判明しています。
冒頭に記載されているということは重要度が高い、ということかと思います。
(※新型RX説明書[PDF版]より)
なお、bZ4Xやクラウンクロスオーバーのディーラーオプションカタログでは当初記載されていた、 「セキュリティ付きのロックボルト」(マックガード製)がカタログから消失しています 。同様に、新型「RX」においても記載されていません。
おそらく、現時点では「Oリング」対応のホイールロックボルトの開発が間に合わなかったものと推測されます。(流石に後日追加されるでしょう)
単にゴム製の「Oリング」が追加されているだけのようにも思いますが・・・
レクサスのホイールは意匠性も向上していますし、特にディーラーオプションの鍛造ホイールは高価ですからセキュリティ対策のためにも「Oリング対応」のぜひロックボルトは早々にラインナップしてほしいですね。
以下の写真は、レクサス「IS」のものです。(NXやISでは引き続き設定があるようですが・・・これは「Oリング」がついてないんですかね?)
(※ レクサスIS ディーラーオプションカタログ P9より)
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■リヤフォグランプの位置(寒冷地仕様)
RXの駆動方式は大部分が「AWD」ですので寒冷地仕様を選択される方も多いと思います。
リヤフォグランプの位置は画像では「P」です。 (NXとは異なり、テールランプの一番内側)
左右ちゃんと点灯しますが、後続車両には眩しいかもしれませんので、普段の点灯は避けるべきです。
なお、「後退灯(バックランプ)」の位置はリヤフォグの隣の「O」の場所です。
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■ワンタッチウィンカー
新型レクサス「NX」と同様、ワンタッチウィンカーが装備されています(5回)
なお、販売店により回数変更が可能と思われます。(3回への短縮や7回への増加など)
私的には「5回」がちょうどよいと思っています。高速道路などでの車線変更の際は操作が迅速に行えるので、大変便利です。
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■ワイパーの「ダイレクトスプレー」機能
レクサスのLシリーズのみに搭載されている、 ワイパーブレードからウォッシャー液が噴出する「ダイレクトスプレー機能」 がRXに搭載されているようです。
窓ガラスにウォッシャー液が直接飛び散らないので、ワイパー払拭範囲外や、屋根、フロントドアガラスが汚れないので大変便利です。
この点は「NX」と差別化してきましたね。(NXの数少ない不満点はウォッシャー液が屋根やフロントドアガラスに飛び散るんですよね・・・)
(※新型RX説明書[PDF版]より)
ただし、それと引き換えに、ワイパーがボンネット上部に格納されるようになりましたので、 手動でワイパーを立てるには、所定の操作が必要 となりますので、事前に操作方法を説明書でチェックしておきましょう!
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■ヒーター機能付きレーダー専用カバー(寒冷地仕様)
(※新型RX説明書[PDF版]より)
RXからは採用の ヒーター付きエンブレム 。
ミリ波レーダーは積雪で使えなくなることがありますが、「熱線」で雪を溶かす機能が「 寒冷地仕様」に備わりました 。作動は自動とのことですので、降雪地域の方はかなり嬉しい装備ではないでしょうか?
■「測距タイプ」のスマートキーは電池交換方法が異なる
RXから採用の新セキュリティシステムのひとつ「測距タイプ」のスマートキーについては、 電池交換の際のカバーが新しくなっている ことが判明。
なお、電池も 大容量の「CR2450」タイプを使用 しており、従来型の「CR2032」とは大きさも厚みも異なります。「測距タイプ」のスマートキーは電池消耗も激しいのでしょうね。電池交換の際のカバーの取外しが簡単になったのは嬉しいです。
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■顔認証システム
「マイセッティング」で、ドライバーを認識する方法として「Bluetooth」、「デジタルキー」、「スマートキー」など様々な方法がありますが、新型RXでは、「顔認証システム」も導入されています。ドライバーモニター用のカメラを使用し認識するようですね。
「顔認証システム」が最優先されるので、たとえば、スマホを持っていなくても、かつ主に家族が使用するスマートキーでドアを開けたときでも、「顔認証」が行われれば、最後に自分が乗車したときの設定に変更してくれるのはかなり便利と言えます。あとは、精度がどれぐらいなのか、楽しみですね。
(※新型RX説明書[PDF版]より)
■シフト照明の新設定
レクサスNXでは設定されていなかった、 シフトレバーを照らす「シフト照明」 があることが判明。
どうやら、ドアミラー真下にあるようです。これは嬉しいですね!
なお、「ドアトリム照明」ですが、 フロントのみ「ドアポケット内部」にも設定されます (※RX350”F SPORT”には非装備)
(※新型RX説明書[PDF版]より)
他にもあるかもしれませんので、時間あるときに熟読してみると面白いですよね!
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