新型「NX」バッテリーあがり対策?「充電器」を小型ポータブル電源「RIVER2」で使用してみた!

「バッテリーあがり」 が(納車数の割に)良く見かけることが気になります。

当方のような自分でDIY作業をする方は(バッテリー端子を外すのも面倒なので)ついそのまま作業してうっかり「バッテリーあがり」をやってしまいますが、今までバッテリーあがりの経験がない方でも発生しているようで、これはちょっと不安になりますよね。
「新型NX」のバッテリーあがりは 「比較的短時間で、ほぼ無予告で突然バッテリーがあがる」 ことが多く、「車内から”カチカチ”」とe-ラッチ等の音がした瞬間にバッテリーがあがり、その後ヘッドライトが「チカチカ」としばらく点滅するのが特徴のようです。
当方も今まで「3回」バッテリーあがりを経験していますが、いずれも上記の症状が発生しました。

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とはいえ、通常の使用において、バッテリーあがりが発生することはまずありませんので、その点はご安心ください。
概ね発生するのは 「ドア・ラゲージドアを開けながらDIY作業」、「長時間ラゲージを開けて出し入れや車内清掃」、「車内でエンジンをかけずにオーディオやナビ操作」、「ドラレコの駐車監視機能を使用した場合」、「長期間(2週間など)長期間乗らなかったケース」 かと思います。

経験上、やはり寒い時期(冬季)に起きやすいので、上記のような作業をする場合は、バッテリーあがりを防止するため、地方自治体が定める「アイドリングストップ規制」に則った上で、これからの季節については、 なるべくエンジンをオンにした状態とする ことをおすすめします。


とはいえ、いざというときのために 「バッテリーあがり」が発生した場合はどうするか?  JAFなどのロードサービスも到着まで数時間かかることもありますので、知識として知っておくことをオススメします!(NXでは説明書も電子化されているので、スマホで調べるのも面倒です)

手っ取り早いのは「ジャンプスターター」を使用することですが、そもそもどこに「バッテリー(補機バッテリー)」があるのかを知っておく必要があります。新型NX(最近のレクサスはすべて共通)は、 リヤラゲージボード下に「補機バッテリー」 があります。
ただし、 補機バッテリーがあがると、「電動ラゲージドア」がそもそも開かない ので、ここにアクセスするのは大変となります。


なお、「ラゲージ」に荷物があって、どうしても開けたい場合の開け方は過去の記事にしていますのでぜひご参照下さい。
今後「NX」が納車される方には、ぜひ知っておいていただきたいと思います。 (知っておいて損はありません)

▼新型「NX」全オーナー様に覚えておいてほしいこと&ラゲージドアLED換装
http://www.namaxchang.com/article/485571842.html


ラゲージにアクセスできない場合は、 ボンネット内にある「救援用端子」 を使用します。
ハイブリッド車とガソリン車で微妙に位置が違いますが、ほぼ共通です。もちろん説明書にも記載がありますが、探すのが結構面倒です。


■ボンネット内の救援用端子の位置

1)ボンネット右上のヒューズボックス内部にありますので、ツメを3箇所外します(かんたんです)

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2)赤色の端子カバーを外します。パカッと手前側が外れます(かんたんです)

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3)赤丸印の部分(左側面)に金属の端子がありますので、これが「プラス」端子です。
ここに「ジャンプスターター」や「バッテリー充電器」の「プラス」を接続します。

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4)バッテリー充電器(当方の場合は、メルテック「MP-220 」を使用)の「プラス」→「マイナス」の順に接続します。
悩むのが「マイナス」をどこに接続するかですが、サスペンションタワーの上にある「金属ボルト」で大丈夫です。

▼Amazon メルテック MP-220 (※タイムセールでは安くなっていません)





今回は使用しませんが、「ジャンプスターター」を使用するときも同様です(当方もNXで使用しています)。

▼ DINKALEN ジャンプスターター (25%オフクーポン配布中)




バッテリー充電器、メルテック「MP-220」の端子はしっかりしているので、マイナス端子(黒色)は、ここに接続すれば大丈夫です。

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角度を変えて撮影。

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バッテリー充電器「MP-220」は小型なので、ボンネット内におけます(が、一応落下しないよう注意しましょう)
このあと、バッテリー充電器「MP-220」の ACコンセントをプラグ に刺します。
なお、当方の「NX350h」は自宅外に駐車場があるので、 今回片手で持ち運びできるポータブル電源「エコフロー RIVER2(リバー2)」 をAmazonタイムセールで新たに購入しました。


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▼Amazon EcoFlow ポータブル電源 RIVER 2 
タイムセールで「約25,000円」程度で販売中




エコフロー RIVER2(リバー2)です。
なんと、わずか 「3.5kgの超軽量」 で片手で持ち運びでき、安全性が高いと言われる 「リン酸鉄リチウムイオン電池」 を採用、電池容量は「 256Wh」 、充電回数 「3000回」 、「充電時間がわずか 1時間 」、「 300W までの機器を使用可能(X-Boostで450Wまで対応)」「スマホで動作状況が確認できる」というスグレモノです。
当方はマンション住まいで、電源確保が難しいことからポータブル電源を使用することを考えましたが、大型のものは重いので、持ち運びができ、小型のものを別途チョイスしました。別途10kg級のものも所持していますが、大型のものは持ち運びに台車がないとキツイです。

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「RIVER2」(ポータブル電源)と「MP-220」(バッテリー充電器)の大きさ比較です。
どちらもとても小型です。ちなみに、「MP-220」は、NX350hのラゲージボード下の手前部分に収納可能な大きさです。

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なお、このエコフロー「RIVER2」は スマホで動作状況が確認できる のも便利です。
ちなみに、「MP-220」ですが、 消費電力はだいたい「90W」 前後で(ピークタイムでも120W、最初は30W程度)、256Whの容量をもつ「RIVER2」の場合は、 おおむね3時間弱程度 使用できます。バッテリーの容量が減っている場合は満充電にできませんが、当方は持ちはこび重視で今回購入したので、これで良いと判断しました。

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5)「MP-220」のコンセントプラグを、「RIVER2」(ポータブル電源)に接続し、ACオンボタンを押下します。

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6)これで完了、あとは数時間(といっても「RIVER2」のバッテリー容量から3時間が限度ですが)充電すればOKです。
ネックとしては、ボンネットを閉じるのが困難なので、セキュリティ的に課題がありますね。


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■ラゲージ内の「バッテリー」に充電する場合


ラゲージドアを無事に開けることができた場合は、ラゲージボード下のバッテリー端子に直接接続します。
バッテリーの位置はレクサス「NX」全車種共通です(新型「RX」も同じ位置にあります)

1)バッテリーカバーを取ります。手前の取っ手を真上にもちあげるだけです(かんたんです)。

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2)バッテリーの上側にある、赤色のカバーを外します。つまむように上にひっぱります(かんたんです)

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3)バッテリー充電器(またはジャンプスターター)の「プラス端子」(赤色)をバッテリー端子に接続します。
このとき、バッテリーを外す必要はありません。

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4)バッテリー充電器(またはジャンプスターター)の「マイナス端子」(黒色)をバッテリー端子に接続します。
このとき、バッテリーを外す必要はありません。

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5)バッテリー充電器のコンセントプラグを電源(今回は「RIVER2」のコンセントプラグ)に挿入し、「ACオン」ボタンを押下し完了です!

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6)ラゲージのバッテリーに接続した場合は、ラゲージドアを締めてロックすることも可能なのでセキュリティも問題ありません。
ただし、充電中は「MP-220」および「RIVER2」いずれもファンが回りますのでいつでも状態を確認できるようにしておいたほうがいいですね。

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ちなみに、自宅(一軒家)の場合、コンセントプラグの配線をどこを通して車外に出すか、という問題がありますが、ラゲージドアは、電動クローザーで思い切り力を入れて閉じますので、あまり隙間がありません。しかし、 手動で閉じる「リヤドア」は配線が通るぐらいのクリアランス があります。

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このとおり、特に配線を痛めることなく、プラグを外に出せるので、この状態でドアロックも可能です。
よって、一軒家で充電する場合はこのような方法もとれますね。(あくまで自己責任でお願いします)

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なお、ジャンプスターターやJAFのレスキューなどを利用した後、車両にエラー表示がでる場合もあります。
この場合は、ほとんどの場合、「バッテリーのマイナス端子」を外して 10分程度放置することで、リセットされますので、その後再度マイナス端子を接続することでおおむね復帰できると思います。
いくつかの設定は初期設定に戻りますので、その後異常がないか念の為ディーラーで見てもらうのもよいでしょう。


新型レクサス「NX」はたしかにバッテリーあがりの報告が(新車なのに)多いという実感ですが、普通に使っていればバッテリーあがりが生じることはほとんどないと思います。
しかし、電装品が増えている昨今ですので、 クルマを降りてから荷物の出し入れをする時間が長い方や多くの電装品を装着されていらっしゃ方 は、「バッテリー充電器」や「ジャンプスターター」、「ポータブル電源」などがあれば安心できるかと思います。

補機バッテリーの「残容量」がわかったり、危なくなったら警告(スマホに通知が来るとか)があると良いのですが・・・
(NX標準でも事前にインフォメーションディスプレイに「警告」が出る場合もあるのですが、おおむね警告がでたその後すぐにバッテリーがあがっていることが多くて、あまり役に立ちません)


2023年01月25日

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