中古市場でも流通が多いのはこのあたりの年式で、2024年モデルとの外観はほぼ変わっていませんが、機能面では結構な違いがあります。
今回は、主な変更点をおさらいしてみたいと思います。
■リモートエアコンの採用
ちょうど真夏ということもあり、20224年モデルでは「リモートエアコン」が使用できるようになったのは大変便利です!
ただし、新型「NX・RX」のような最新世代モデルとは異なり、シートヒーター/シートベンチレーションのオン/オフや、任意の温度への変更はできないようで、オートエアコンのオン/オフという簡易な機能のみのようです。(それだけでもずいぶん違いますが・・・)
■セキュリティ(マイカー始動ロック)
2024年モデルではスマートフォンで操作し、任意のタイミングでロックできる「マイカー始動ロック」が備わったのはセキュリティ上大きいですね。
万一ドアを開放できてもエンジン始動が出来ません(イグニッションはオンになりますが、エンジンがかからない)
■Lexus Safety System+2.5の採用
2017年の発売から6年ぶりに進化して2024年モデルで採用された予防安全パッケージ「Lexus Safety System+(2.5)」。
交通標識(RSA)の表示や、先行車発信告知機能も備わるなど、利便性が高まりましたが、ハイビームシステムには、可変ライティング機能(アダプティブ方式)は不採用なので注意が必要です。
また、レーダークルーズ走行中のレーントレース機能はかなり向上しましたが、「Lexus Safety System+3.0」のものとは精度が違いますので、あくまで補助的なものと考えて方が良いです。
■パノラミックビューモニター(PVM)の採用
2024年モデルでは、高解像度の「パノラミックビューモニター」が採用されたのは嬉しいですね。
従来の10.3インチのものに比べ、解像度が大幅に高まり、視認性が高まりました。そのため、タイヤの向きや道路の状況もよくわかるので、駐車時のみならず、駐車場から道路に出る際の縁石や路面の確認の際にも活躍します。
スイッチも押しやすい場所にあるので大変良いです。
■新ナビゲーションシステムの採用
まだまだ賛否両論の新ナビゲーションシステムは、12.3インチに拡大された「ワイドディスプレイ」を生かした2画面機能がないなど利便性という面では今ひとつですが、きれいな描写の地図、正確なルート案内、到着予想時刻など、ナビの本性能は高いと思います。「OTA」での機能改善をぜひ楽しみにしています!(そういえば、安全支援アップデートはその後どうなったんでしょうか・・・)
■新意匠ホイール&タイヤ&ハブボルト締結方式の採用
2024年モデルではレクサス「F」モデルを彷彿とさせる新デザインの鍛造ホイールが新設定。
よりスポーティな感じがしてとてもかっこいいホイールと思います。
また乗り心地重視の方のために、ランフラットタイヤはオプション化、ノーマルタイヤが標準仕様となりました。
■オレンジブレーキキャリパーの採用
前期モデルでは選択できませんでしたが、2021年の改良で「オレンジキャリパー」が全グレードでメーカーオプション採用されています。
しかし、カタログでは今だにイメージ画像も含め表示されていないのが不思議です。
LCの特別仕様車では「ブラック」のみとなっていますが、様々なカラーが選択できると嬉しいですよね。
■ナノイーXの採用
2023年モデルから、「ナノイーX」が採用されています。
もともと「ナノイー」は採用されていたので、実質的にはあまり変わらないと言えますが・・・
■USB Type-Cの採用
充電用USBは15W相当で高速充電できるType-Cを2024年モデルで採用(マルチメディア再生用は従来どおりType-Aを採用)
ただし、端子の数自体には変更ありません。
■パワーイージーアクセスシステムの採用
エンジンのオン/オフにあわせ、運転席のシートのやステアリングが自動的に降車しやすい位置に移動する「パワーイージーアクセスシステム」は2020年初夏の改良で実装されましたが、大変便利な機能です。
2017年デビュー当時のLCに備わっていないのが意外ですよね。
■ワンタッチウィンカーの採用
高速道路での車線変更などに有用な「ワンタッチウィンカー」が2024年モデルで採用されました。
「ちょん」とレバーを入れるだけで自動的に5回点灯する仕組みです。これで社外キットは不要になりますね。
■カードキーの採用
信じられませんが、2017年発売当時はカードキーの設定がなく、2018年夏の初めての年次改良で採用されました。
ただし、カードキー自体は他のレクサス車と同じです。(スマートキーは、LSとLCのみ専用の素材を使用)
LCには、デジタルキーは採用されていませんので、持ち運びには便利ですね。
なお、モデルとしては成熟の域にある新型レクサス「LC」ですが、残す進化は基本性能のチューニング程度でしょうか?
あとは快適性を高める仕様についてはこれ以上の進化はなさそうな感じがします。
ナビ/オーディオ関係では、レクサスオーナーおなじみの ブルーバナナ製「TV/NAVIキャンセラー」に関して、LC500 2024年モデルにて、現在適合確認をしてもらっています。
適合確認ができましたら、レポートさせていただきます。
LCの2024年モデルは、ディスプレイが別体になったことにより、より分解手順が複雑になっているようです。(メーターフードを取り外さないと、ディスプレイにアクセスができない)
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LCに関しては、BEV時代も後継車があると思っております。
ただ、コンバーチブルのみでは?という噂もありますが・・・ぜひクーペも残してほしいものです。
おっしゃるととおり、モデルチェンジを繰り返し歴史を作っていかねばブランドは育ちませんし、最近のレクサス車は1世代目のみで終わる車種が目立っておりますので、ぜひ熟成して行ってほしいですね!
ブルー×ホワイト内装、満足度高いですよ!(ルーフやピラーがアルカンターラではないのは不満ですが・・・)
ホイールの件ご教示頂きまして、ありがとうございます。
私は間違いなく内装はブルーホワイトの一択なのですが、購入した場合かなり長く乗る予定なので、汚れとその対策を講じねばと考えております。
また、なまっくす様はLCは一代限りになるとお考えでしょうか?
二代、三代と世代をつないでいかないと自動車として進化、熟成が難しくなるのでは、と考えております。実家にZ20ソアラがありますが、Z20はZ10の試行錯誤があったからこそ完璧な造形が出来たのではないでしょうか。
LCをやめて全く新しいラグジュアリークーペを作るとなるとまた一からとなり、全く成長しないとは申しませんが、成長のスピードは遅いと思うのですよね…。
コメントありがとうございます。
ブルー×ホワイト内装、とても素敵なので少しでも多くの方に響けば嬉しいです!
ホイールの件ですが、ホイールの締結方式が「ナット」から「ボルト」締結に偏光されていますので、ホイールの形状がことなっているようです。
よって、初期型ホイールを取り寄せしてもダメのようです。
選択肢としては、?BはNG、?Cは販売店では無理なので、ホイール修理店などであれば可能かと思います。
ホイールに関してリペアや再塗装が得意な店舗はネット上でも見つかりますので、お近くのエリアで探されるのが良いかと思います。
納車おめでとうございます。
私もブル—ホワイト内装に惹かれてLC500hを注文しようかと考えております。
しかし21インチホイールの塗色が初期型と真逆になっているのが不満点です。
仮にLCをオーダーしたとして対応策は
?@初期型ホイールをスペアパーツとして注文する。
?A21インチホイールを初期型と同じに再塗装する。
このいずれかになろうかと存じます。
そこで質問させて頂きたいのですが、
?B初期型ホイールが現行型に装着できるでしょうか?
?C販売店で再塗装して頂くことは出来ないでしょうか?
お手数かと存じますが、アドバイス頂けますと幸甚です。