今回は、今まで所有していたクルマのうち、初めて市場流通が多い車だったので少しでも買取価格を上げるために、Webでの一括見積もり査定の中でも手間が比較的かからないといわれる「MOTA買取」を利用してみました。
▼MOTA車買取
*MOTA車買取
当方のヤリスクロスは、グレードが「GR-SPORT」の「ハイブリッド」モデル。
車両販売価格は「275万円」ですが、以下のメーカーオプションがついて総額は約「2,904,000円」の仕様。
メーカーオプションの内訳は以下の通り。
・ブラインドスポットモニター+パーキングサポートブレーキ
…49,500円
・パノラミックビューモニター
…27,500円(セット割引含む)
・ボディカラー(プラチナホワイトパールマイカ)
…77,000円
仕事用のクルマがすぐ必要であったため、2023年5月頃「オークション」で新古車を購入したため上記に「代行手数料」や「諸費用」が加わるほか、登録に関する諸税が加わったため実際は「310万円」を超える支払いとなっています。
さて、「MOTA」買取の特徴は、Web上で必要なデータや車両の画像をアップロードすると、わずか数日(翌営業日の18:00まで)で、買取業者から入札があり、スマホやPCの画面で結果が確認できるということです。
提示される画面のイメージは次のとおりです。
実車を見る前なので、査定金額には各車結構差があるようです。
*ヤリスクロス GR-SPORT 2023年式 走行個距離2000km以内の一例
*査定額は一例でありお車の状態により査定結果は異なります
各社とも下限と上限の金額に結構差があるなぁ・・・というのが第一印象。
かつ当方の希望金額「260万円」を超えているのは第1位の会社しかなく、まずはちょっとがっかりしました。
しかし、査定結果のページにある、「現車を見て金額がアップすることもある」という文言に期待・・・
当方の場合は以下の通り、最初のアクション(見積もり依頼)から車両売却〜金額振込みまで2週間以内でした(8営業日)
■11月19日(日)午前
「MOTA」で買取査定情報入力
■11月20日(月)118:00
「MOTA」で上位3社から査定金額が出揃ったとのメール(SMS)あり。
同時に、webサイトのマイページから、上位3社の「概算査定金額」が確認できるように。
■11月20日(月)18:30頃
上位3社からそれぞれ電話あり。
■11月20日(月)20:00頃
3社とアポ完了 23日(木)15:00〜17:00での訪問希望を伝える
結果、3社とも一番早い時間の15:00となった。
■11月23日(木)15:00
3社、実車での査定開始
■11月23日(木)16:00頃
3社、金額確定、一括入札
■11月23日(木)16:30頃
一番金額が高い買取店と契約完了(電子申込)
■11月26日(日)10:00頃
車両引き渡し
■11月29日(水)
買取金額の入金
上記のように当方はかなりスムーズに取引完了ができました。
セカンドカー所有の場合は、新車納車にあわせた売却時期を考慮しなくても良いのもありますが・・・(車が1台だと、「代車の有無」や「引き渡し時期」など、結構交渉や検討事項がありますので・・・)
一方、車購入のディーラーでの売却の場合はこのようなことを検討しなくて良いのはメリットですが、買取金額は低めであることが一般的のようです。
【「NOTA車買取」にデメリットはないのか】
今回、初めて「MOTA買取」を実施してみましたが、以下の点は注意を要する部分と感じました。
・買取店の数
見積もり依頼から入札〆切までの期間が短いので(翌営業日の18:00)、住んでいる地域や車種によっては3社に満たないこともあるようです。
最終的に何社から入札があったのかはわかりません。
・金額について
当方の場合、当初示された金額と実際の買取金額はかなり「違い」がありました。
また、上記画像のとおり、各社「上限〜下限」の差が結構大きいので、あまりあてになりません。
上記画像の金額では、中間をとると、良くて「240万円程度か」と思っていて結構落胆していたのですが、結果的には3社ともなかなか良い金額の提示がありました。よって、当初提示された金額を上回る可能性はあります。(実際そうでした)
・やり取りは基本的に電話
対応は基本的に電話となりますので、「電話対応が嫌」という方には向きません。
メールやチャット等でのやりとりは基本的にありません。
当方の場合は、大手買取店2社と、地場の買取店1社でしたが、いずれも電話応対は丁寧で不快感はありませんでした。
以前のWeb一括査定業ですと、ひっきりなしに次々と電話がかかってくる、夜9時以降や早朝にも電話がある、という時代がありましたが、今はコンプライアンスや世間常識から、そのような買取店はほぼないのではと思います。
【実際の訪問査定の流れ】
さて、査定依頼時期を「15:00〜」から指定したこともあり、結果的に3社が同時刻に揃うこととなりましたので、ワンダー速報「ドラヨス」さんでおなじみの「ワン速方式」を実施してもらいました。
3社とも、特に「他社は同時刻に来ますか?」ということも聞かれず、スムーズにアポイントは終了。
なお、「MOTA買取」経由での依頼なので、3社との競合になることは、各社とも当然知っています。
▼ワン速方式
https://wansoku.com/blog-entry-3184.html
・最初に
注意点としては3社とも同時に集まるため、駐車できるスペースを確保しておいたり、近隣のコインパーキングを事前に調べて、聞かれた場合は適切に案内しておくと良いでしょう。
マンションの場合は要注意ですね!特に近隣で駐車スペースがない場合は同時刻に設定しても駐車場探しに時間がかかり、「ワン速方式」が成り立たない可能性もあります。本来は査定担当社がしっかりチェックすべきなのでしょうが、必ずしも事前準備ができている方ばかりではありませんので。
・査定方式の確認
さて、当日各社の査定員の方が次々と訪問してきますが、各社、顔なじみ同士の方もいらっしゃるようで、かつ同時間帯に複数の業者が来るということで、「入札方式ですよね?」「金額は一斉に名刺の裏への記載で良いですよね?」との事前確認があり、そのとおりおまかせしました。
特にお願いすることもなく、自動的に「ワン速方式」となりました!
聞かれない場合は、各社一斉に買取希望金額を名刺の裏に記載して提示する方式としてもらうよう依頼が必要です。
・車両チェック
名刺をいただいたあと、3社が一斉に車両のチェックを開始します。
あらかじめ洗車や車内に不要な荷物や不要なパーツは外しておいたほうがのちのちスムーズです。
当方は、「ドラレコ」だけ残していましたので、これは車両引渡し時までに取り外しておくことを先にお伝えしておきました。
状態が良いことはわかっているので、各社とも車両のチェックは短時間で終了、各社とも15分〜20分程度で車両チェックは終了していました。
各社とも、本社(査定部門)とのやりとりは「スマホ」で完結しているようで、以前のような紙やノートPCではないことに時代の流れを感じます・・・
・希望金額を聞かれる
「ワン速方式」の場合は、各社がいっせいに名刺の裏に「買取金額」を提示する一発完結方式となります。
しかし、希望金額に届かない場合はやり取りが無駄となりますので、希望する金額を聞かれました。
あまりに金額に隔たりがある場合は入札を辞退するケースもあるようですので、現実的な金額提示にしたほうが良いでしょう。
「ヤリスクロス」(GRーS ハイブリッド)の車両本体価格「275万円で、すでに2024年モデルの情報が出始めてきている段階であり、各ディーラーでも2024年春には大掛かりな小変更(マイナーチェンジ相当)が行われるという情報が出回っていますので、半導体等の部材供給不足の時期とは異なり、車両本体価格を上回ることはなく、とはいえ、「最低260万円程度」は絶対に超えてほしい!と考えていました。
また、過去のweb見積もり査定で最高「270万円」の提示があったことから、 今回は「270万円」とう金額を提示 しました。
・入札金額の提示
各車査定部門からの金額提示があり、名刺の裏に金額記載を行います。
3社がいっせいに名刺を渡してくれますので、一斉に名刺の裏をチェックします。
結果、当初「MOTA買取」での 第一回目の入札では「2位」の会社がもっとも高い金額 かつ、当方の希望金額を満たしました!
なお、 次点の会社との買取金額はわずか「12,000円」 でしたので、結構各社ギリギリで金額を設定してきているんだな・・・という印象です。
特に、当初は「第3位」の会社(結果的には1位にはなれませんでしたが)が金額を一気に「約50万円」もアップしてきたのには驚きました。
これは「ワン速方式」の強みではないかと思います。
・入札結果後の撤収が早い
一発入札が終了後、残りの2社は挨拶後、すぐに帰社されました。あっという間です(笑)
すこし申し訳ないような気持ちもしましたが、そこは「入札方式」ということで、各社様も慣れているようでした。
見事最高金額となった買取店とは早速スマホ上での「電子契約」を実施。
運転免許証や振込先の確証(キャッシュカード等)を提示して、スマホweb上で手続きが完了です。
なお、この時点で「買取金額は原則「減額しない」」ことを伝えられるので安心です。
ただし、引取時までに、「雹(ひょう)」や「津波・火災」等で車両が破損した場合は減額となることも伝えられます。契約書でしっかりチェックが必要です。
・車両引取日時の確認
車両引取はなるべく早くを希望されますが、当方はいつでもよかったのですが、「レーダー探知機」、「ドライブレコーダー」等の配線外しが必要であるため、休みの日を指定しました。
・必要書類の整備
契約自体は電子手続きで完了しましたが、車両の譲渡は書面でのやり取りが必要です。
買取業者指定の書面と必要書類(印鑑証明書)を整備するだけでよく、非常に簡単でありました。
以上のように、今回は「MOTA車買取」を経由して、同時間に業者さまに集まっていただく「ワン速方式」を取り入れたことで、時間もかからず、比較的高額な価格で売却できたことは良かったと思います。
やりとりをするのが最大「3社」ということですので、事前に車両金額の相場をチェックしておけば、結構高額で買取してくれる可能性は高そうですので、比較的時間がない方にはおすすめできると思います。
(とくにセカンドカー所有の方)
一番は、新車購入のディーラーが高値買取してくれるのが一番なんですけどね・・・
▼MOTA車買取
*MOTA車買取
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