2013年にフルモデルチェンジし、既に11年が経過し、レクサス車では最も長いモデルライフとなり、直近の大規模マイナーチェンジ(2020年11月)からも既に4年が経過しようとしています。
クルマの大型化に伴うなか、機械式駐車場に格納できる高さ「1550mm」、幅「1850mm」を死守する「IS」はスタイルの良さ、走りの良さだだけでなく、小回りも効きますし、ボディサイズの扱いやすさでも貴重な存在となっています。
いつモデルが収束してもおかしくないタイミングではありますが、「IS500」が2022年に追加設定されたことからも、あと2年程度はモデルライフがあると予想しています。
そこで気になるのは改良内容ですが、現在、販売されているレクサス車では兄弟車の「RC」とならび唯一、「リモートタッチ」と「10.3インチディスプレイ」および旧マルチメディアシステムを採用する車種ということ。
トヨタブランドのクルマも大部分の車種がトヨタ/レクサスで統合された新マルチメディアシステムに移行しています。
使いやすさの面では、「IS」の旧システムでの問題なく、CD/DVD/BDディスクも再生できるなど汎用性も高いですが、問題なのは、物理的な部品の問題と思われ、特にリモートタッチと10.3インチディスプレイは「IS/RC」専用パーツといっても差し支えなく、継続採用して生産し続けるほうがコストが高くなると思いますので、 リモートタッチを廃止して「12.3インチディスプレイ」に換装される可能性はある と思っています。
私的には、現行のレクサス「IS」にはあまり不満はないのですが(インテリアや電子システムの古さは改良しようがないので割愛)2026年ごろまで生産されるのであれば、せめて以下の部分はなんとか対応してほしいと思っています。
・テールランプのLEDウィンカー化
・センターコンソールパネルの工夫
「リモートタッチ」が廃止されるならば、「跡地」は殺風景にならないよう、工夫をしてほしいものです。
(おくだけ充電の設置はスペース的に難しそうなので、「蓋付きの小物入れ」を希望!)
私的には 一発で「地図画面に戻るボタン」が全車種に設置してほしいです・・・
・IS300hの”走りの進化”(HEVモーターの制御のさらなる進化)
第4世代/第5世代のHEVシステムが大きく進化したので、旧世代のIS300hのHEVシステムのモーターのアシスト力は正直物足りなさがあります。特にワインディング・ロード、峠などではパワー不足を感じ、2025年を迎えようとするFRセダンとしては力不足を感じます。
HEVシステム自体のアップデートは非常に難しいと思いますが、新型「NX・RX・UX」などは電動感が強まっていますので、主力の「IS300h」のハイブリッドシステムも進化してほしいところです。
なお、ハイパフォーマンスモデルの「IS500」に関しても、2022年8月のデビュー以降、一度改良が行われていないので、モデル終焉前に何らかの改良をしてほしいところ。高性能モデルの進化は速いですから2年間のアップデートをぜひ敢行してほしいところです。
ユーザーからの要望は数々来ていると思いますが、少なくとも「インテリアカラーの追加」はぜひお願いしたいですね!
「限定版」のファーストエディションも、通常モデルも「ブラック」のみのインテリアカラーなのは少々寂しさがあります。
また、走りの面では「KINTOFACTORY」で設定されたタフフランジボルトをぜひ標準化してほしいと感じます。
・タフフランジタイプボルトの標準化
KINTOFACTORY(Performance Upgrade "Solid" for IS)
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/lexus/IS003/IS003_01/
・インテリアカラーの追加(フレアレッド、ホワイト)
・ホイール意匠変更
ここまで「SUV」モデルばかりとなってしまうと端正なルックスをもつセダンが逆に目新しく感じてしまいます。
なお、「IS」シリーズは「IS300h」と「IS500」のラインナップに絞られてしまうとの観測が高まっていますが、存在感を高めるためにもFRセダンに関してもぜひ「Always on」を敢行してほしいと思います。
また、フロントバンパーは通常モデルとの違いがないため、何らかの差別化があっても良いのではと感じますが・・・
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