前回と違い、比較的知っているコースだったのでかなり楽しめました。
ヒートブルーのボディにホワイト×ブラックのシートで、まさに「ISF」デビュー時を彷彿とさせます。
印象が大きく変わるわけではないですが、前回気付かなかった点として・・・
・乗・降車時の「パワーイージーアクセスシステム」が便利。(カタログには記載ないが装備されてます)
・エアコンの「ナノイー機能」は非搭載(カタログにも記載なし)
・セダンらしく、着座位置が高い。
・TVD切り替えスイッチの場所が良い。
前回と同様良いなと感じた点
・低回転域のレスポンスがRCF比、向上している
・一般道での乗り心地がかなり良い
・電動パーキングブレーキペダルがなく、足元もすっきり!
・クライメイトコンシェルジュ機能&シートヒーター&ベンチレーションのAUTOモードの快適さ
・適度な厚みのあるドアトリム&センターアームレストのアルカンターラ素材
・トランクのイージークローザー
残念に感じる点
・走行時に暗すぎるドアトリムアンビエントライト
・旧型の前後席ルームランプの丸型スイッチ
・ドアトリム下部の質感、運転席右下のスイッチスペースの質感(従来GSから変わらず)
・減衰力固定式の足回り
・流れるLEDウィンカー非採用
・RCFとシートがほぼ同一でもう少しGSFならではの機能が欲しい(クッション長可変やヘッドレスト前後調整機能など)
コックピットからの風景や操作系がほとんどRCFと同じなので、2回めの試乗もやはり「RCFのセダン版」という印象でしたが、乗り慣れたコースのせいか、RCFと比べると乗り心地はずいぶん良く感じました。
また、特別な運転技能を有していなくても快適にそして速く移動するにはとても優れているクルマと感じました。
ただ、1100万円という価格にもかかわらず足回りの減衰力が固定式というのは、私的には残念です。
GSFクラスになると可変式でも良かったのではないかと。
開発陣のこだわりは理解できなくもないですが・・・
そのほか、今回はLSS+のレーダークルーズも試しました。
GSFは全車速追従型ではないため、時速40km/h以下でキャンセルになるのは残念ですし、全車速追従タイプとは制御が違うのか、ある程度前に信号待ちのクルマが停止しているにもかかわらず、通常、アクセルオンはしないシチュエーションでも、猛然とアクセルオンして指定速度まで加速して車間を維持しようとするのはとてもヒヤッとしました。
LSSも+になってもこのへんの制御は変わらず、残念です。
また、ブレーキホールド機能がないのも車格を考えると早急に解決して欲しい点であります。
ベースとなる車両の開発時期が少し古いということもあり、最新型のRXや同クラスの欧州車などと比べると2015−2016年式のクルマとしては先進装備・内外装の質感ともにそれほどの優位性もなく、また3年後にはフルモデルチェンジされるであろうことを考えると、その乗りやすさ・扱いやすさの反面、なかなか手が出しづらいクルマではないかと率直に感じました。
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ISF,ぜひ次モデルで復帰して欲しいですね。
開発陣のコメントを見る限りは現時点では発売の可能性は低そうですが、GSFの初期受注台数を見る限り、より小さいサイズのISFクラスのニーズはあると思うので、新パワートレーンでぜひ復活を期待したいです!
知っている道で乗るとなかなか楽しくドライブすることができ、特に乗り心地が良かったのが印象深いです。
乗りやすさの反面、刺激は薄くなってしまいますね。
さて、特に新型Eクラスは注目ですね!
先進装備と実燃費などの環境性能ではレクサスを凌ぐことは間違いないでしょうから、値引きが使えないレクサス陣営は商品の耐久性、ディーラーサービス等で凌ぐしかないかもしれません。
ブランド的にはレクサスも随分良くなってきたとは思いますが、ライバルの進化具合は凄いですよね。
悔いのない車選びをなさってください〜
フルモデルチェンジすると車体も肥大化しそうですし、使い勝手を考えると現行GSFもありかなとも思いました。でも、ISFオーナーとしては、本音ではISFの復活を期待したいです。まぁ、無いでしょうけれど…