レクサス公式ホームページも更新が速く、時差の少ない中国でのお披露目ということもあり、本日お昼すぎには新型ISのマイナーチェンジモデルが公開されました。
特に国内においてここ1年ほど手強いライバル車の台頭で販売台数が激減し、ライバル勢に遅れをとっている感が否めなかったIS。そのマイナーチェンジ内容、いかがだったでしょうか?
ざっとまとめると次の点です。(【】内は私見)
1.Lexus Safety System+ の採用 【想定通り】
2.前後フルLEDヘッドランプの採用 【ややサプライズ】
3.足踏み式パーキングブレーキの継続採用 【想定通り】
4.オーディオパネル、PWスイッチパネルの質感向上 【ややサプライズ】
5.ナビゲーション画面の拡大(10.3インチ) 【サプライズ】
6.リモートタッチ、ドリンクホルダーの改善 【想定通り】
7.ステアリング意匠の変更 【想定通り】
8. シフトノブ、ドアハンドル、アナログクロックの変更、フレームレスミラーの採用【ややサプライズ】
9. ルームランプ継続採用【想定通り】
10.エンジン、トランスミッション変更なし【想定通り】
11.前後バンパー、グリル、リヤディフューザー、マフラーカッター変更【想定通り】
という感じで、トヨタ/レクサスとしては根本的な構造変更を伴う改良ではないものの、ナビゲーションサイズの拡大やフルLEDヘッドランプの採用など、これからISを検討される方にとっては新型を待ったほうがよいと思われる内容になっています。
エクステリアに関しては、前後「フルLEDヘッドランプ」の採用が嬉しいニュースです。
ただし、写真を見てもわかるように、ウィンカーは内側に位置しており、ぷちぷちLEDです。
よって、NXやRCのような別体のL字ランプと一体化した、ライン型のものではないようです。
よって、「流れるウィンカー」ではなく、従来の電球を素直にLED化したというイメージです。
▼画像は インプレス car watchより
http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/beijing2016/20160425_754933.html
エクステリア、F SPORTモデルは先般マイナーチェンジした「GS」に似たアグレッシブなデザインとなりました。グリルがブラック塗装(ジェットブラックメタリックコーティング)となっており、質感を高めています。
真正面からは、かなりアグレッシブなデザイン。グリルがてかてかしてますね!
ヘッドランプ下部がひょうたん型ではなく、素直なデザインになったので自然に見えます。
フォグランプがありませんが、これが中国仕様だからなのか、それともアウディのようにLEDの照射角度を変えてフォグの代わりをするのかはどうかわかりません。
リヤビュー。テールランプは赤色の部分が目立つようになりました。
クリアカラーの部分が細くなっており、ウィンカーやバックランプもLED化されているものと思われます。
(L字の内側がややオレンジっぽく砲弾型のLED跡があるので、ここがLEDウィンカーと思われます)
これでようやく欧州車に追いつくという感じでしょうか。
プレミアムクラスのGSのみならずISクラスでもついにフルLED化されるのは個人的には嬉しいサプライズです。
なお、LEDバックフォグは片側にインストールされている模様。
インテリア編。パッと見た目はあまりかわりませんが、ナビゲーション画面は待望の10.3インチ。
BMWと同じ系統の大型・ワイド型になるとの情報は得ていたのですが、そのサイズは、「10.3インチ」でした。
ワイド型の10.3インチはなかなか見かけないサイズと思われますが、新開発なのでしょうか?
8.4インチのCクラス、8.3インチのA4、8.8インチのBMW3シリーズを超えるサイズとなります。
ただ、ダッシュボードの奥に設置されるためそれほどの大きさは感じないかもしれませんね。
従来にレクサス車でマイナーチェンジでナビ画面が変更されたことはなく、サプライズとなります。
メーターフードとシートポジション・ダッシュボードの形状の関係でこれ以上大きくできなかったものと思われます。
別途高精細写真で検証してみたいですが、足踏み式パーキングブレーキは継続採用。
ライバル車のみならず、国内でもマツダやスバル、ホンダの上級車がのきなみ電動式を採用するなか、やはりトヨタ/レクサス方程式にならい、マイナーチェンジレベルでの改良はされませんでした。
ここは想定通りではありますが、残念ですし、そこまでコストをかけれなかったという事情があるのでしょう。
天井を見ると、ルームランプについては、NXやRC、RXで採用された新型のタッチセンサー式のLEDルームランプではなく、GSFと同様、旧型のルームランプが使用されています。
スポットランプがLEDに換装されている可能性はありますが・・・(GSでも改良されていないので、仕方ないですね。)
ステアリングはオーナーさんから使いづらいとの声も出ていた、丸型のステアリングスイッチがNX・RC系と同様になりました。(プッシュスタートボタンの位置が変更された?)
ルームミラーですが、RC系で採用されている「フレームレス」自動防眩ミラーになり、スポーティ感と視認性が向上しています。これは嬉しいですね。
ナビ画面はこうして見ると結構大きいですね!
シフトノブについては2015年10月に改良された、新型GS同様、金属調塗装に変更されているものと思われます。
ここもプラスチック感が強かったので嬉しい改良です。
また、「アナログクロック」も改良されたそうですが、オーナーさまでないとわからないかも・・・?
また残念ながらGPS連動は見送られたようです。やはり上位車種とは差別化してきますね。
インナードアハンドルはISではここだけメッキが使用されていますが、メッキではなくGS系の金属調塗装のものに変わっているように見えます。(もしくはNX・RC、旧GSで使用されているタイプ)
また、フェイク感が強く、質感が低かったF SPORTのインテリアパネル(ウェッジメタル)は、新型GSでオプション採用された、「なぐり調のアルミパネル」に換装されているようで、一気に質感がアップしました。
一方、ドアトリム下部のスピーカは改良されず。(新型GSの改良の同様だったのでやむを得ません)
当初から不満の強かったナビゲーション・オーディオ周りはなんとヘアライン調仕上げとなりました。
マークレビンソン仕様だと下部だけがヘアライン仕上げでしたが本体もヘアライン仕上げになったことで一気に高級感がアップしましたね。これはうれしいサプライズです!
ただ、マクレビ仕様のように素材が「アルミ」なのかは不明です。樹脂に特殊塗装による「調」仕上げの可能性も高そうです。
なお、中国仕様だからでしょうか、シート&ステアリングヒーターとシートベンチレーションのスイッチがありませんね。(レクサス公式HPによると、これらもヘアライン仕上げとなるそうです)
リモートタッチのアームレストは「L-tex」と思われる合皮+ステッチ入りで一気に質感が向上しました。
またオーナーさんから不満の声が上がっていたドリンクホルダーについて使用感向上が図られているそうです。
見た目ではNXのなどのように2つがつながる形状となりました。しかし、ズレ防止のつめ(リッド)はないようです。
また、助手席側のアームレストは相変わらず小さいですが、微妙にドリンクホルダーの位置も変更されて肘を置きやすくなっているものと思われます。
足元では引き続きのこる足踏み式の電動パーキングブレーキが目立ちます(涙)
また、残念ながらアルミフットレストは採用されず。また、デザインも旧型の滑り止めがマル模様のもの。
ここは改良されると思っていたので意外でした。
ホイールですが、F SPORTのものは変更ないようですが新意匠のホイールが設定されるようです。
18インチ仕様でしょうか?また、リヤディフューザーの形状やマフラーカッターが最近のレクサス仕上げに変更となりましたね。
最後に、安全装備では「LSS+」が採用されることがアナウンスされましたが、残念ながら標準的なものでレーンキーピングアシスト(LKA)や、アダプティブハイビームシステム(AHS)の設定はないようです。
また、レーダークルーズコントロールの全車速追従有無については現時点では不明です。
ようやくこれで2年ほど前の欧州車レベルになったというところなので、フルモデルチェンジの際はまたかなり安全装備で差がついているものと思いますが、ひとまずはスタートラインにたったというところでしょう。
マイナーチェンジのレベルとしては、ビッグマイナーチェンジまでには至らないまでも、前後フルLEDヘッドランプの採用、ナビゲーションモニタの大型化、コストダウンを感じた内装の質感向上など、可能な範囲でユーザーの要望に答えた感じの比較的改良点が多いマイナーチェンジという印象です。
残念なのはパワートレーンの変更や改良、そしてISならではの機能や装備のアナウンスがなかったこと。
既存のオーナーさんがこの「後期仕様」の乗り換えるだけの魅力があるかどうか・・・
ナビゲーションとLSS+はどうにもならないですが、その他は換装もできそうですね。
ただ、日本仕様はまた変更点もあるかと思いますので続報に期待したいところです。
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コメントありがとうございます。
外観デザインは今のところ思ったより評判が良くないような感じがありますね。
20系ISを乗っていらっしゃった方にとって、買い替えが進むようなデザインであればいいのですが。
実車ではかっこよく見えることに期待したいと思います。
ナビゲーションは今回ようやく・・・ということでまずは許してあげてください。
500万を超えるモデルにもかかわらずコストダウンを重視した、汎用の7インチにこだわる必要はなかったですよね。
30系ISのマイナーチェンジ、フロントウィンカーはあまり評判良くないですね〜
なお、ボンネットはマイオナ−チェンジなので変更ないと思います。
インテリアですが、30系ISでは大幅なコストダウンがなされ、従来LEDだった箇所も電球になったり、照明自体が廃止になったりしています。今回のマイナーチェンジでは改善されればと期待します。
LKAは確かに日々クルマを使用される方にとってはとても便利ですよね。マイナーチェンジモデルでは、LDAのようですが、ステアリング振動機能のサポートはあるようですので現行ISのブザー警告よりは一歩進化しているようです。
リヤフォグですが、現在の公開画像を見る限りはリヤフォグは片方のみです。(もう片方はバックランプ)
私もこの仕様が嫌で寒冷地仕様は選びませんでした。それまでは寒冷地を選んでいたのですが、最近はこのような様式が増えている感があります。こちらも次のフルモデルチェンジで改善されればいいのですが。
フロントのフォグランプは現時点ではまだ不明ですので続報を待ちたいですね!
ナビは最初からそうすべき話だし、本当にISを売る気があるのだろうか。
元IS乗りとしては、残念です。
気になるのはフロントウィンカーですね。なぜあそこにしたのか・・・
ボンネットのプレス変更がないようですので、変に波打って見えますし、
現行車はポジションランプの跳ね上がりからボンネットにかけてきれいなラインだったのですが、
ウインカーが三角に割り込んでしまってとても残念です。
ライン状ウィンカーがこれからのレクサスの主流だと思っていたのですが・・・
インテリアはナビをはじめ、よくなったと思います。
室内等は電球なのですか?500万円を超える車なのにびっくりです。
装備面では、足踏み式パーキングブレーキの継続はある程度やむを得ないですが、LKAは採用してほしかったと思います。
「ISにLKAは邪道だ」という人もいるとは思いますが、毎日高速通勤している小生にはとては重宝な装備なんです。
フロントフォグはどうなっちゃっているんですかね?
個人的にはハイビームとフォグを切り替えて使用するのもありだとは思っているのですが。
リアも賛否はあると思いますが悪くはないと思います。
リアフォグは片方なんですかね?
片リアフォグ=片バックランプになるのがとても嫌なのです。
現在乗っている車もそのパターンで、なくなく寒冷地仕様をやめた経緯があります。
寒冷地仕様にしてレンズ交換してしまう手もありますが・・・(リアフォグレス)
あとは日本仕様に何が変わってくるかですね。
情報提供をよろしくお願いいたします。
ナビ画面については漏れ伝わってくる話では、当初は大型モニタでしたが、異型サイズなので調達コストの問題で汎用的な7インチになったとの話があるようです。
あの左右の隙間はホント意味不明ですよね。せめて何らかのインジケーターがあればいいのですが、たんなる真っ黒な空間ですもんね。
その後各社ともナビ画面サイズが8インチ以上が当たり前になったことからやむを得ず大型異型モニタを採用する等決断にいたったのではと推測します。でもマイナーチェンジでナビ画面サイズが拡大するのはトヨタ/レクサス系では異例なので素直に喜びたいところです。
細かい改良が多かったですね。RC系のマイナーチェンジも予想できそうな改良でしたね。
ナビ周りの改良は素直に嬉しいです。
今まではIS系オーナーがRCパーツを移植する流れでしたが、来年初あたりは逆になりそうですね。
動力性能系についてはほとんど言及されていないことから基本的にはかわらないんでしょうね〜
LDHの設定拡大や200tの出力/ターボの特性変更などがあれば面白いのですが・・・
ヘッドランプのLEDウィンカー部分、やはり気になりますよね。
NXの以降のライン状のウィンカーではないことに違和感がありますし・・・
GSとも違うので正統派セダン系は似すぎないようすこしずつ違いを出しているのかもしれません。
内装に関してはマイナーチェンジでは異例のナビサイズ拡大してようやく本来の姿に!
こまかいところですがコストダウンされた内装がよくなっているのは素直に評価したいですね。
シートについてはまだ不明ですが、ファブリック仕様は廃止されてL-texになるのでは?と予想します。
本革シートは割高な設定ですので価格を是正してほしいですね。
ボディカラーについては、ディープブルーマイカ〈8X5〉の追加が確定しているようですがISマイナーに合わせての新色はない模様です。
また、内装色ではGSで登場した「シャトー」がグレー系の新色として登場のみ込みです。
また情報入り次第取り上げたいと思います。
うっ、手厳しいですね(笑)
ニュースリリースでも新型ISは半数が新たな顧客とのことでしたが、販売台数が伸びていないということもあり、裏返せば既存のISオーナーから支持されていないともいえますね。
デザイン面ではあまり評判がよくない印象ですが、実車をぜひ拝見したいものですね。
ナビ画面やオーディオパネル、メーターフード、シフトノブなどはRCへの採用は確実ですよね。
ただ、来年のMCだと遅すぎるかもしれませんね。
今後RC系を検討されるオーナーはやきもきしそうです。
ヘッドライトのつり上がった目元は、私もなぜあの形状?と疑問に思いました。
価格上昇次第では「Mode+」の方が良いかもしれませんが、ナビ画面の拡大とセンターコンソール周りの質感改善、前後LEDヘッドランプ採用は魅力的ですので待てるなら待たれたほうが良いのではと思います。
日本仕様はほぼかわらないと思います。シートヒーター/シートベンチレーションのスイッチとヘッドランプの構造やフォグランプの有無などぐらいではないでしょうか?
予想どおりの改良でしたか!
さすがにLSやLXのようなビッグマイナーチェンジとはいかなかったですね。
とりあえずナビ画面やリモートタッチ周りがずいぶん良くなったのでその辺は評価して良いと思います。
これでライバル車とようやくスタートラインが揃ったという感じですので、
価格上昇を最小限に抑えて相対的な魅力を増して欲しいと思います。
LCもはやく追加情報が欲しいですよね!
ISが発売された当初から...見え透いたやり方ががっかりです。
ISのMCは、思ったよりも変更箇所が多かったなぁという印象です。
ただ、どれも小規模な変更なので、販売面への影響はそれほど期待できないような気がします。
個人的に羨ましいと思ったのは、あの粗悪なナビがようやく改善されたことですね。
その他、車の本質的なメカニズムにおける改善はどうなのか?期待したいところですね。
ヘッドライトのデザイン、現行はHIDの方が似合いますが新型は明らかにLED前提のデザインですね。4眼LEDは写真と動画で印象が違いますね。実物は結構立体感があるのかもしれません。
涙目がなくなったのは良いですが中央の目頭はちょっと蛇足かな。RCみたいに下がり気味の目頭の方が似合うと思うのですが、差別化したかったのでしょうか?
相変わらずFスポの方がカッコいいですが、非Fスポのバンパーもぐっと良くなりましたね。個人的に現行の非Fスポは好きではありませんでしたがこれならノーマルでもいいかと思えます。
またリアと内装は明らかに良くなりました。テールランプのラインが繋がって美しいですしテールフィニッシャーがビルトインになってしっくりきます。HEV仕様は今まで通り隠すのでしょうか?
内装もエアコン部のヘアライン等色々質感向上しています。ナビは驚きましたね、今まではサイズそのものより、画面と周囲のスペースが多くデザイン的に違和感があったので純粋に進化してますね。
それだけに足踏みパーキングのままだったのは本当に残念です。NX系とサプライヤーが違うので予想通りではありましたがもしやという期待もあったのでやっぱりガッカリしてしまいます。
それと気になるのはシート。画像を見るとFスポなのに今までの一部L-texとファブリックのままで変わっていないようです。RC等と同様革シートが標準になると思っていたのに、本革シート化は今まで同様のオプションと金額なんでしょうか?
個人的にはGSやNX等であるI packageグレードが追加され、4眼LEDとモード+にあるような質感の良いL-texシートが付いてお買い得な仕様があれば嬉しいのですが。
新色は無いのでしょうかね?ノーマルに青系の色がないのでディープブルーマイカあたり設定されるんじゃないかと思っていますが。
とにかくまだまだ気になる点が山ほどあります。今後も楽しみです。
個人的な好みですが、よくGOサインが出たなと思います
GSの変更が良かっただけに残念です
前期からの乗り換えを考えていた人はCクラスやA4に行くか、17年モデルのSSDナビが付いたIncontrol搭載(多分)のXEに取られてしまうのではないでしょうか
ナビはサプライズですね!メーターフードの形を変えたのか、画面を前に持ってきたのか分かりませんが、これで恐らくRCも同様のマイナーチェンジになりそうです
実車を見ればまた変わるのでしょうが…
うーん、モード+も捨てがたくなってきました(笑)
日本仕様での変更となると、行われるとしても小規模になるでしょうか?