LEXUS NX 初のマイナーチェンジ版が発表っ!


NXはレクサスの売れ筋モデルということで、それほど大掛かりな改良ではないとのことで、確かに内外装ともに確かにクルマに詳しくない方ではわからないような細かい部分の改良ですが、詳細に見ていくとなかなか大掛かりなマイナーチェンジとなっています。


09-6.jpg



NX・RX情報も詳しい、「ワンダー速報」さんでも新型NXについてレポートされていますのであわせてどうぞ!
http://drumsyos.blog.fc2.com/blog-entry-1525.html



今回のMCモデルで目立つところでは、ティザー画像でも話題となっていたヘッドランプ。
LCから採用される第3世代レクサスの意匠を受け継いでいるように見えますが、気になるのは内側のハイビーム(?)これを含めると4眼になるっていることでしょうか?
なお、MCした「IS」や「GS」でも不採用、LCでも意匠の問題で不採用だった、「シーケンシャルターンシグナル」(通称:流れるウィンカー)がNXのフロントヘッドライトに採用されています。(リヤへの採用は不明)

その他、自動的にLEDの配光を変更してハイビーム走行を可能とする「AHS」の採用が行われているのが珍しいです。(※一部グレードの採用とアナウンス)
レクサスISではどちらも不採用でしたが、NXでは対応・・・これは一体どういうことなのでしょうか?

IMG_7483.PNG


インテリアではナビゲーションシステムが10.3インチに。
やはり大きいですね〜新型ハリアーでもメーカープション装着車はナビサイズが拡大されるようですが、プリウスPHVを除けば10インチ超は国産車ではレクサスならではでしょうか。
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センタークラスター周りでは、アナログクロックの意匠変更のほか、質感が低いといわれていたスイッチ類が見直されています。特にエアコン等の温度調整がLCのオーディオ調整スイッチで採用された、金属調のダイヤル式に変わっており、大幅に質感が向上しています。
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リモートタッチのタッチパッドはLCと同じく、大きさが拡大して使い勝手が向上しているようです。(確かにLCのは操作しやすい)そのほか「サブファンクションスイッチ」や「戻る」ボタンの新設など利便性が向上しています。
ただし、ナビゲーションシステム自体がLCのように新世代のものに刷新されているかどうかはわかりません。
なお、画像にはありませんが、パームレスト下には大型のスマートフォンも収納できるようになっている模様。

IMG_7487.PNG

そのほか、インテリアパネルに新型GSやISで採用されている、「名栗調の本アルミパネル」の採用、シフトノブに高輝度・高品質塗装の実施、ユーザーから要望の高かったオーディオノブ、ドライブモードセレクトスイッチの質感向上などが施されているようで、細かい点の質感が改善されているのは嬉しいところです。見た感じはMC前のモデルにも移植可能ですが・・・ただ、パワーウィンドウスイッチパネル自体は変更ありませんが、スイッチにはついにメッキの加飾がついています!!(RX,GS等と同じ)

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その他、減衰力可変サスペンション(AVS機能)のアップデートと、ヘッドライトのアダプティブハイビームシステムへのアップデートは地味ながら非常に重要です。
AVSに関して、従来のNXは「30段階制御」で、これも2014年NXの発売当時はレクサス初の細かな制御を実現したものでしたが、今回はLCと同様?に更なる多段化が行われている模様。(詳細は後日公開されると思われます)

また、アダプティブハイビームシステム(AHS)はプレミアムブランドのクルマでは一般的になりつつある先進装備ですが、トヨタ/レクサスの通常のマイナーチェンジレベルでこれらが追加されることはかなり珍しいと思います。
背景には、近々マイナーチェンジが施される人気SUVの「ハリアー」も相当な改良が行われることが影響しているといえそうです。

その他は噂されていた、ジェスチャー機能(バンパー下に脚を入れて開閉する、キックオープン機能付きパワーバックドア)の採用。
RXではリヤエンブレムに手をかざすというものでBMWやメルセデス等の輸入車勢と差別化を図りましたが、やはり実用性の面では劣ったのでしょう、両手が塞がった際にも動作可能な「脚」でコントロールする方式に変更されたようです。

18-2.jpg

そして既報通り、ターボエンジンの命名変更もアナウンス。
NX200tがNX300へ。同様にRX300、IS300、RC300へ変更。
今後はハイブリッドモデルのみ「h」がつくということで、これはちょっと混乱が生じそうですね。

20170419_01_19_s.jpg

内外装はあまりかわらないものの、全般的には確実に商品力が向上し、ハードウェアにも手が入った比較的大きな改良ですが、LSS+の採用などで価格は20万円前後のアップが見込まれます。
当初の情報通りではありますが、ターボエンジンのトランスミッションには手が入らず、このままモデル末期のままあ3〜4年を戦うのは少し心もとない気もしますが・・・。

また、ハリアーとの違いが気になる方も多いと思いますが、今回大幅な改良が施されるハリアーとではコストパフォーマンスの面では厳しいものがあると思われます。
しかし、ライフスタイルを変化させてくれる可能性があるという点や内外装のデザイン・質感等NXには価格差を埋め合わせるだけの強力な魅力があると思います。
NXの日本仕様の発表が待ち遠しいものです。

2017年04月20日

この記事へのコメント
to Brian さん

今回のNXのマイナーチェンジは、内外装ともにあまり変化がないのでその点では前期モデルのリセールが極端に悪くなることもないと思います。ナビゲーションの画面サイズとタッチパッドの操作性UPぐらいですかねぇ。

価格はLSS+標準化により+20万円と見ておけば良いでしょう。

ハリアーがかなり手が入るようなのでNXは影響を受けると思いますが、そこはプレミアム性や内外装のデザイン・カラーバリエーションやディーラーサービス等ででなんとかカバーしてほしいと思いますが、価格を単純に比べてしまうと厳しいかもしれませんね。

足回りに関しては、今回AVS機能が更に進化したようなので、ずいぶん差が出ていると思います。
Posted by なまっくす at 2017年04月22日 00:22
なまっくすさん、おはようございます。

NX記事、お待ちしておりました!ありがとうございます。
やはり・・・の部分が多いマイチェンでしたね。(笑)
これくらいのマイチェンだと、そのまま乗れるので、ちょっと安心かな?
ヘッドライトも四眼?よりも三眼の方が好きだし・・・(笑)
シーケンシャルウインカーも運転してると、あんまり見れないですしね。
価格は、どれくらいアップするのでしょうか?

ハリアーとの(装備面の)差が、かなり詰まってる感じがするので、ハリアーが一段と増えそうな感じもします。

ギアが6速から8速とかになっていたら、マイチェン後のNXになびいていたかも?(笑)

名称変更は確かに混乱しそうな感じですね〜。
Posted by Brian at 2017年04月21日 09:36
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