LC500「Structural Blue」欧州では納車開始?日本価格を推測してみる。

Structural Blue Edition」のLC500/LC500hの納車が開始したとの噂が・・・いつの間にか立派なコンフィグレーターのページも出来ていますね。


th_スクリーンショット 2018-01-20 9.18.40.jpg


UKでのLCの価格は付加価値税 VAT (Value Added Tax)等を考慮するとガソリン(LC500)・ハイブリッド(LC500h)どちらも最終的に同価格になっており、わかりやすいです。
https://www.lexus.co.uk/car-models/lc/prices-and-specifications/


LC 500          76,595英ポンド
LC 500 Sport Pack   80,595英ポンド(標準+4,000英ポンド)
LC 500 Sport Plus Pack 85,895英ポンド(標準+9,300英ポンド)
LC 500 Limited Edition(Structural Blue Edition) 91,995英ポンド(標準+15,400英ポンド)

※(訂正)通貨は英ポンドでした。
day-exterior-15_8Y0_LC80.jpg

一番廉価な「標準」グレードは日本でいう「Lpackage」相当ですが、鍛造ホイールではなく、20インチのノイズリダクションホイールにグレードダウンしています。
「Sport pack」は日本でいう標準(ベースグレード)に「21インチ鍛造」ホイールを装備したものですが、カーボンスカッフプレートは非装備となっています。
「Sport Plus Pack」は日本でいう「Sパッケージ」と同装備となっています。
過去のブログでも取り上げたことがある記憶がありますが、日本以外の国では、いわゆる「Lパッケージ」が標準となっています。
th_DSC00899.jpg

日本では「Lパッケージ」と「標準」が同価格になっていることが当初から話題でしたが、海外ではこのような設定ではなく、多くの国では、Lパッケージ相当のグレードがベース車両となっており、次に「カーボンルーフとアルカンターラスポーツシート」を装備した中間グレードを設け、最終的に「アクティブリヤウィング、LDH、LSD、カーボンスカッフプレート、21インチ鍛造ホイール」等を装備した車種が最上級グレードという位置づけになっていることが多いようです。

さて、LEXUS LC500/LC500h 「Structural Blue Edition」はいわゆるベース車両(日本ではLパッケージ)に、ブリージーブルー内装を組み合わせた車種となりますので、Lパッケージをベースに考慮するとわかりやすいです。

日本仕様のLパッケージでは、ノイズリダクションホイールに変更すると「−226,800円」(安くなる)、そして、21インチ鍛造ホイールに変更すると「+162,000円」ですので、ノイズリダクションホイールと21インチ鍛造ホイールの価格差は「388,800円」となります。これを英ポンド(約150円)に換算すると「2,592英ポンド」となりますが、ざっくり「2,600英ポンド」と仮定換算します。
th_DSC00722.jpg

価格的には、「LC 500 Limited Edition」が「91,995英ポンド」ということで、LC500標準より「+15,400英ポンド」となっています。1英ポンド「150円」換算ですと、「約231万円」の価格差です。これが、いわゆる日本で言うところの「Lパッケージ」と「Structural Blue Edition」の価格差となります。

しかし、「LC 500 Limited Edition」には特別装備がありますので、その装備も考慮する必要があります。
さて、それではUKにおける「LC 500 Limited Edition」の特別装備を見てみると次のようです。
(UKでも北米と同じでマクレビが安い!また、メタリックペイントは標準ソリッド以外は全部同価格というのが驚きで、つまり、ラディアントレッドもネープルスイエローも他のパールやマイカメタリックカラーと同じ価格)

■Colour Head Up Display (HUD)     995英ポンド (日本では86,400円)
■Mark Levinson Premium Sound system 1,000英ポンド(日本では219,240円)
■21" forged alloy wheels         推定3,000英ポンド(日本では前述計算のとおり388,800円)
■breezyblue-interior           推定1,000英ポンド←適当(日本では108,000円)


合計 約5,995英ポンド。(日本では合計 802,400円)

ということで、「標準」との価格差「+15,400英ポンド」のうち、約6,000英ポンドは特別装備での追加装備分、残りの「約9,400英ポンド」が「 Structural Blue Edition」の「特別塗装価格」相当である、と推測されます。

日本仕様の「Structural Blue Edition」は装備が変更される模様ですので、単純に計算することはできませんが、塗装代のみで「約9,400英ポンド」(円換算=141万円前後)ということがざっくりとですが、推測できます。

日本でも「マークレビンソンリファレンスサラウンド」(約22万)や「HUD」(約8.6万)「21インチ鍛造アルミホイール」(約16.2万)が標準装備される可能性もありますので、そうなると、通常価格+「200万円」程度の価格が加算されることが予想されます。

つまり、LC500では最低でも「 1500万〜」 LC500hの場合は「 1550万円〜」のスタートになる可能性が高いのではないでしょうか?
しかし、日本での正式発表が待ち遠しいですねぇ〜

※当初、ユーロとしていましたが、英ポンドに変更したため価格補正していますが、あくまで仮定に基づくものです。

th_スクリーンショット 2018-01-20 9.19.47.jpg

2018年01月21日

この記事へのコメント
to 匿名さん

コメントありがとうございます。
LC ストラクチュアルブルーエディションについてはまだ日本での受注は開始していません。
ただ、生産自体は既に田原工場で開始されていますので、日本での受注開始はそれほど遠くないのでは・・・と思います。
あと2ヶ月でLCデビューから1年(3月16日)が経過しますので、その直前ぐらいには解禁されるのではと予想しています。
Posted by なまっくす at 2018年01月22日 21:34
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