しばらく工事をしていた「首都高速10号 晴海線(豊洲〜晴海)」がいよいよ3月10日開通するとのことです。
http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/harumi/event/skywalk/
開通に先立ち、2月18日(日)10:00〜16:00まで、「開通記念ウォーク」を実施するそうです。
徒歩で立ち入ることができる機会は通常2度とないので貴重な体験です。参加のためには事前にwebから応募をする必要があり、2月16日(金)が〆切とのこと。先着5000名とのことですので、ご興味が在る方は上記リンク先URLの中にある申込みフォームから応募されてはいかがでしょうか?(無料)
先般、メディア向け公開が行われたようで、impress 「トラベルwatch」に詳細な記事が掲載されています。
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1105357.html
富士山や東京タワー、スカイツリーなどが一望できる素晴らしく景色がよい都市型高速。
また、「ゆりかもめ」の頭上を超える構造や、湾岸エリアのタワーマンションや、ららぽーとなどの商業施設、そしてきらめく銀座のネオンが一望でき、都市部に流入するという雰囲気を味わうことができるのがこの路線の特徴と言えます。このまま「銀座・築地」方面へ延伸されればいいのですが、その目処は立っていないようです。(築地と新富町の境目あたりに、建設中のまま放置?されているところがあるのですが・・・)
しかし、今回開通する「晴海〜豊洲」間は距離も短く(約1.2km)銀座・築地エリアに近いとはいえ、絶対的な交通量はそれほど多くなく、時間帯によっては並行する一般道(晴海大橋)を使用しても目的地までの所要時間はさほど変わりません。構造上、巨額な建設費がかかっていると思われますが、開通による費用対効果は低いと思われ、「東京オリンピック」の交通分散のために建設されたといえるものです。なにせ、この区間の開通でパスできるのは、わずか「信号1つ」なのです。
また首都高の「都心流入・湾岸線誘導割引」や「都心流入割引」の適用外路線と推測されますので、一般ユーザーにもどこまで活用されるかは未知数です。(たとえば、すぐ近くの「臨海副都心IC」ならば前者の割引が適用、「銀座IC」なら後者の割引が適用され、首都高料金の割引が適用されるのですが、晴海ICではどちらの割引も適用されないと推測されるため)
それよりは豊洲新市場移転でペンディングとなっている「環状2号線」を早期に開通させる方が遥かに効果は高いでしょうね・・・
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