ESはFR系のスポーツセダンとは異なり「居住性」も重視していますので後席のチェックは欠かせません。
▼ Autoweek 動画
成人男性による後席着座やエンジンルームを公開。
一般的な成人男性が着座してもかなり余裕がありますね!
特に膝前のスペースは相当広く、従来のレクサスIS,GSなどのFR系セダンとは大きな違いがあります。
頭上のスペースはそれほど高いとは言えなそうですが。
エンジンルームはV6系、V8系と異なりエンジンカバーが最小限になっていますね。
動画ではシステム出力が「218ps」(海外仕様)と紹介されていました。日本国内の新型カムリのシステム出力が「211ps」なので、単純比較できませんが、新型ESの方が最高出力が高く設定され差別化をを図る可能性は高そうです。
▼Autoplus動画
成人女性による後席居住性が確認できます。
LEXUS車が全般的に苦手としている「つま先入れ」も問題なさそう。
一般的な成人女性だとかなり広々感がありますねぇ。
次は嬉しいポイント!レポータの女性が一瞬手を大きく広げた際に、ドアトリム下に「アンビエントライト」と思われる間接照明が確認できました。
これは、レクサスLSで採用された日本の京都など観光地の路地にある「行灯」をイメージしたもののようですが、LSに続きESにも採用されているようです。
このような実用性に乏しいムーディな装備はレクサスが苦手としていた分野ですが、ESではLS同様、後席にも取り入れていることが確認できました。コストを削減する目的なら真っ先に見送られる装備なので、後席の「おもてなし」として取り入れているのでしょう。
アウディやメルセデスでは以前から「ライン状」のものが採用されていますが、これはレクサスならではの点灯の仕方と言えます。
こういった細かい部分はカムリにはない部分ですね。
後席エアコン吹き出し口下にある、アクセサリーソケットが確認できます。
ほかにも2.1A供給のUSB端子が2つ備わっています。快適装備が充実した"・・・"version.L"系だけでなく、"F SPORT"グレードでもこのような快適装備が備わっていることが確認できました。新型カムリにも装備されていましたが、今の時代、後席USB端子はかなり要望が高いのでしょう。
▼Autovouhotus 動画
後席のコントロールパネル、リヤドア開閉に注目。
本革シートを備えた"version.L"仕様と思いますが、後席中央にはコントロールパネルが備わります。
動画からは、次の装備を備えていると思われます。
・電動リヤウインドゥサンシェード
・左右分割可倒式リクライニング(3段階調整)
・オーディオ操作(ボリューム、選曲、電源on-off)
・<追記>シートヒーター
残念なのはレクサス「GS」に備わる「シートヒーター」、「後席用エアコン調整機能」(3-zone)が無いことでしょうか。
全体的にかなり上級装備が目立つだけに、残念なところです。”VIP”を乗せることは想定していないのかな。
<追記>
いただいたコメントを元にあらためて画像を拡大して確認して見ると、なんと、リクライニングスイッチの隣のインジケーター部分にうっすらとシートヒーターのような薄い刻印が・・・
なぜこんなにも薄いのでしょうか?(ということでmこれはシートヒーターのスイッチの可能性大です!)
ちゃんと本革のアームレスト下にも小物入れ、そして前方には展開式のドリンクホルダーが備わるようです。
リヤのドアトリムの仕上がりも前席同様、ちゃんと仕上がっていますね。
”version L"ベースと思いますが・・・当方が注目したポイントは以下の部分。
・後席にも本木目(または本アルミ)のインテリアパネルを装備
・リヤドアサンシェード(手動)あり ※”version.L"のみと思われる
・ドアカーテシランプ(LED)あり。
・スカッププレート&ステンレスパネルあり (※LEXUSロゴはなし?)
・後席としては実用的なサイズのリヤドアポケット
・マークレビンソンオーディオ用リヤドアスピーカーグリルあり
これらの装備からも「HS250h」よりも上質な空間になっていることが確認できます。(つまり、レクサス「HS250h version.L」以下の価格設定はありえない、ということになります)
特に、後席にもマークレビンソンオーディオ用のスピーカーグリルが備わるのは非常に見栄え向上に貢献しています。
日本では22〜24万前後の高価なオプション価格が想定されますが、これは、「マクレビ」あり!ですねぇ。
特に後席に関しては、レクサス暗黒期(2009年〜2013年頃)であれば真っ先にオミットされ、コストダウン対象となっていた部分がほとんど見られないのは嬉しい限り。価格差は当然ありますが、新型カムリでは少し質感がや装備が物足りないな、と思っていた方は、新型ES、一考の価値があるといえるでしょう。
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