10月12日(金)まで東京・日比谷の「LEXUS MEETS…」に展示されているので、ご覧になった方も多いかもしれません。
展示されているのは、レクサスRC/RCFで2014年に登場した特別塗装色「ラディアントレッドコントラストレイヤリング<3T5>」を施した2Lターボエンジンモデル「IS300 ”Black Sequence”」
ラディアンレッドは非常に塗装のきれいな特別仕様車で、レクサスの特別塗装色でももっとも標準塗装との違いがわかると言っても過言ではないと思います。
今回のIS 特別仕様車は、”F SPORT”グレードの一律「 +10 万円」に設定されています。
IS350 “Black Sequence” 6,438,000円
IS300h “Black Sequence” 5,794,000円
IS300h AWD “Black Sequence” 6,249,000円
IS300 “Black Sequence” 5,318,000円
標準仕様の”F SPORT”の違いをチェックしてみたいと思います。
“Black Sequence”では、”F SPORT”と同様のバンパー/グリルを採用していますので、漆黒メッキを採用。
とてもスポーティです。ピカピカのレッドとの相性が抜群に思いました。
基本設計が古いので、クリアランスランプが一昔前のつぶつぶLEDなのはやむなしか・・・。
ドアミラーも特別塗装のブラックです。なお、内側のパーツ(視界に入る側)は樹脂パーツなのは残念。
ここはレクサスGS用のクリアブラック素材を使用してほしかったところ。
ホイールはTRD製品などによく見られる、「ブラックスパッタリング塗装」で、非常にかっこいいです。
ガリ傷には注意ですが、質感はとても良いです。これはたまりませんねぇ。
サイドビュー。ラディアントレッドと漆黒メッキ/スパッタリング塗装の組み合わせは実にマッチしますね!
これはかっこいいですよ!
ドアを開けると、”F SPORT”専用スカッフプレートが。そして、特別専用車専用のフロアマット。レッドの縁取りが純正では珍しいですよね。
しかし、フットレストがアルミ仕上げではないのはスポーツセダンにもかかわらず実に不思議でなりません。
ドアトリムは見慣れたISそのもの。
パワーウィンドゥスイッチにメッキ等の加飾がない、スピーカーグリルが質素、ドアカーテシランプが未だに電球、など、531.8万円〜643.8万という価格帯の車としては残念な部分が見受けられますが、あらためて見るとレクサス車としては標準的な質感を確保していることがわかります。
特別仕様として、「本木目インテリアパネル」は墨本杢調のものですが、これは、2018年7月まで販売していたレクサスRC特別仕様車 “F SPORT Prime Black” で設定されていたものと同一素材のもので、質感も高く、独特なインテリアパネルです。
RC特別仕様車“F SPORT Prime Black”についてはこちらでレポートさせていただいております。
■レクサスRC特別仕様車〜その他車種にも50万台記念特別仕様車?(2018/6/19)
http://www.namaxchang.com/article/460082056.html?1539257051
なお、リヤドアは次の通り。面積は狭いながらも、黒墨本木目ならではの手触りは室内の質感を高めてくれます。
ただ、手指の「油脂汚れ」には注意です。
専用ステアリング。上部が「墨本木目」で、大変渋いデザインになっています。
シートも特別仕様専用デザイン。
素材は合成皮革の「L-tex」ですが、生地の厚みが十分とられているので本革ライクな仕上がりで特段の不満はありません。
よくできていると思います。フレアレッドのアクセントが効いていて、万人受けするデザインと思います。
助手席グローブボックス上部のインテリアパネルも黒墨本杢調になっています。
ただし、天井のルームランプは残念ながら今どきALL電球、ドアミラーもフレームレスではないタイプ、など設計が古くなっているのは残念なところ。そろそろ改良してほしいものです。(他モデルと共有部品なのでいつでも変更できるはずですが・・・)
後席からの室内全景。
ブラックとアクセントとなるフレアレッド、そして漆黒の本木目パネルがマッチしています。
オーディオパネルサイドのニーパッドのアクセントレッドも実にいい感じですね。
後期ISはまだ街なかでもそれほど多く見かけませんが、特別仕様車で「ラディアントレッド」を選択した場合は、ほんと素敵なカラーで目を惹いてしまいますね。
さて、この特別仕様車は”F SPORT”の「+10万円」という設定ですが、「IS」自体を気に入ったとすれば非常にお買い得な設定となっています。
通常の標準仕様の”F SPORT”からの追加装備は以下の通り。
・黒墨本杢目/黒墨本杢目調パネル (推定約93,960円+税相当)
・パワーイージーアクセスシステム
・シートベンチレーション
・運転席&ドアミラーポジションメモリー
・L-texシート
・後席サイドエアバック
冒頭の「黒墨本木目ステアリング/黒墨本木目調パネル」で、今回の特別装備の「+10万円」をカバーできる計算です。
そして、その他の装備は、メーカーオプションの本革シートセット(275,000円+税)をセットしないと付帯されない装備となりますので、外観に対する特別装備(ドアミラー、ホイール)および、シート周りの追加装備が実質「無償」の計算となります。
UXを見た後にあらためてISをじっくりチェックすると、レクサスとしての中心となる車はやはりISではないか・・・としみじみと感じました。
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■11/25開催予定のTGRF レクサスLCオーナーズミーティングに関してはこちら
【募集開始】11/25 TGRF LCオーナーズオフラインミーティング
http://www.namaxchang.com/article/462096330.html?1539261331
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ISの特別仕様車は想像よりずっと良かったです。
電動パーキングブレーキは本当に悩ましいところです・・・
これは次モデルまで待つしかないのがトヨタ/レクサスの残念なところです。
いまのところでは2019年中のIS発表はなさそうですから、2020年という可能性は高そうです。
ライバル車はぞくぞく改良しているなか、だいぶ出遅れてしまいますね。
ブログもそうですが、人生やはり死ぬまで勉強することがたくさんあるなぁとしみじみ思います。
ISの特別仕様車 実物はよさそうですね。
デビューから5年。電動パーキングブレーキが全グレードに あとLDH(後輪操舵システム)がハイブリッド 2.0ターボ車に装備されていると買いなんですがね。
ISはずっと気になっている車なので、大切に育ててほしいグレードですね。
2020年に発表、2021年発売でしょうか?
ところで、資格取得に向け勉強中とのことですが、風邪などに気を付けて頑張ってください。応援しています。
僕も宅建士合格から数年、土地家屋調査士を目指して勉強中(テキスト買って読んでるだけ)
頑張るぞ!!